自作DJMAXコントローラ製作への手びき その2 ~材料編~
第2回目となる今回は、自作コン製作に使った材料の紹介をします。
・メイホウ アタッシェケース DX
「アタッシュ」を「アタッシェ」と間違えているのかは不明です。
これはA4サイズの書類が入るサイズですが、これより大きいサイズで似たやつがありますので間違えないようにしましょう。
これに穴を開けてボタンをつけ、内部に配線を施して本体にします。
だいたい1000円くらいで買えます。
・三和電子 φ30ゲームSW(ネジ式) OBSN-30
ゲームプレイ時にメインで使うボタンです。
はめ込み式のボタンもありますが、それはホールソーなどで本当に正確な穴を開けられる場合にしか使えません。
今回の穴開けはどうしても多少の歪みが出てしまうでしょうから、このネジ式のボタンを使います。色はお好みで。全部白とかでもいいでしょう。
今回はせんごくネット通販さんで1個226円でした。
送料がもったいないので、なるべく後述のプッシュスイッチや抵抗、ユニバーサル基板などと一緒にまとめて買いましょう。
実店舗に買いにいける人はそこで入手してください。うらやましい。
計12個使いますが、念の為予備に3~4個欲しいところです。
・HORI ワイヤードコントローラライト
PS4用のコントローラです。
比較的安価かつ多くの販売店で手に入ります。
乗っ取りもしやすくて今回のような場合にピッタリです。
タッチパッドボタンもあるのがウレシイですね。
遅延に関する情報は見つかりませんでしたが、アケコンの乗っ取りにも使えるでしょう。8分認証に引っかからないのは大きなアドバンテージと言えます。
自分はずいぶん前に1000円で手に入れたものを使いましたがそれは稀な例で、おそらく2500円ほどの出費をすることになると思います。
中古やジャンクで安く見つけたら迷わず確保!しましょう。
他のコントローラを乗っ取りに使ってもいいんですが、アナログスティック付きのものを選んでください。そうしないとゲーム中にアナログスティックのノートが出てきても手出しできなくなってしまいます。
・MS-350M
小さいプッシュスイッチです。
今回はOPTION・SHERE・L2・R2・PS・タッチパッドボタン・タッチパッドモードボタン・L3・R3ボタンに使っています。
色はお好みで構いませんが、全部同じ色にするとあとでどれがどれだかわかりづらくなります。ある程度機能を想定させる色にした方がいいでしょう。
これは「押すとON」のスイッチですが、「押すとOFF」のスイッチもあります。間違えないようにしましょう。
今回9個使っていますが、これも何個か予備を買いましょう。そんな高くないので。
通販で三和ボタンと一緒に買えます。一度にまとめて買いましょう。
・抵抗(金属皮膜抵抗)
100Ω、10kΩ、1MΩを各10個ずつ。
正直こいつに関してはよくわからないので、ネットで得た情報そのままの値の抵抗を用意しました。
「金属皮膜抵抗」というのは値の誤差が少ないもののようですのでこれを使います。
大して高くない(1個11円くらい)なので、予備として十分な数を買っておきましょう。
抵抗の値は色がついている線の組み合わせで知ることができます。
ネットで調べればすぐ出てきます。でも少しややこしいです。
・ユニバーサル基板
抵抗やスイッチを組み込んだ回路を作るのに使います。
なくてもできますが、これを使うとわかりやすく回路を組めます。
1個180円くらいです。今回は「UP-204」というのを2つ買いました。
・ファストン端子(平型メス、110型)
ボタンの端子に直接導線をハンダづけしても出来ますが、オススメしません。
せっかく使えるのでファストン端子を使いましょう。
ボタンが壊れた時のメンテナンスも楽ちんです。
そんなに高くないので100個ぐらい買いましょう。
型番で大きさが違ってくるのでそこは注意!!
・ギボシ端子
これを使わなくても出来るといえば出来ますが、配線を間違えた時のやり直しが悲惨です。おとなしく使いましょう。
基板側がメス、ボタン側がオス、という使い方をするものだったと思います。どっちでも導通するからいいんですが、統一しましょう。要確認です。
かしめの失敗や、絶縁チューブを先に通すのを忘れたりと、数回は必ず失敗するので、ギリギリの数だけ用意するのはやめましょう。余裕を持って、最低でも使う数の2倍は欲しいところです。
オス・メス各100個あれば安心。今回の工作の他にも使えるし安いのでそれぐらい買っておいたほうがお得です。
・導線
導線は適当なものを使ったのでちょっとよくわかりません。
細いものを使いましょう(適当で申し訳ない)。
今回製作途中で導線が足りなくなったので、ジャンクで買ったセガサターンのコントローラのコードだけをニッパーで切り離し、被覆を剥いて中で束になっている導線を使いました。
家に要らないコードがあればそのようにして用意するのもいいと思います。
VGAケーブルとか被覆を剥くと適当な導線が中に入ってたりするかも。
・A4サイズのプラ板
アタッシュケースの天板が薄くてたわんで少し頼りないので、ある程度厚みのあるプラ版を重ねて強度をつけます。
今回は100均で買った「ねんど板」をA4サイズに切って使いました。
最初からA4サイズの下敷きもあったりするので、適宜用意してください。
やたらめったらブ厚いのはやめましょう。ボタンのネジが締まりません。
・木の棒
先述の通り天板がたわむ(凹む)ので、それを防止するために使います。
上の写真のような感じです。
直径2cmぐらいの円柱の棒が良いでしょう。
長さは30cmぐらいあればいいと思います。
100均で手に入る場合もありますし、ホームセンターでも買えるでしょう。
・ネジ、ナット、ワッシャー
プラ板と木の棒を天板に固定するために使います。
サイズがちょっとわからない(申し訳ない)です。
これぐらいの大きさ…です。5mmくらいでしょうか。木の棒の項の写真も参考にしてください。
あまり大きいのを使うと実際使う時に手に干渉するので気をつけて。
とまぁこのような素材を用意することになります。
意外とお金と手間がかかります。
わからなかったりまったく同じものが手に入らない時は調査・工夫して乗り切りましょう。
それと初めてだったり慣れていなかったりする人は失敗もあるでしょう。
自分もそこまで専門的知識があるわけではありません。
それでもやる!という気概を持ってください。
次回は消耗品編です。