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花の都へ

イースター休みが1週間ほどあったので、ホストファミリーがパリへ連れていってくれた。いやーーーめちゃくちゃ楽しかったー!!旅行ってやっぱり最高に楽しい。
物心着いてからの海外旅行はコロナ前に家族でタイへ行ったのが1度きり。むかーしにアメリカに1年ほど住んでたことがあるらしいけど、私が3歳の頃なので何も覚えてない、のでこれはノーカン。数年前の私は何故か海外がめちゃくちゃ怖くて、人と英語を話すなんてできるわけもなく、トイレの場所を英語で聞くくらいが精一杯だった。そんな私もなんやかんやありイタリアへ留学し、世界に揉まれ、英語を話すことなど怖くなくなった状態でのパリ旅行。めちゃくちゃ楽しかった。
イタリアに来て英語力が伸びたかと言われたら正直そこまで伸びてはいないと思うけど、英語を話すことへの恐怖心は無くなったかなって感じ。

まず感動したのは、ヨーロッパ内での旅行ってめっちゃ簡単。国境超えるのにパスポート要らないし、通貨は統一してユーロだし、近いし。イタリアからフランスまで飛行機で1時間だった。近すぎ。日本と比べると他国との行き来が圧倒的にしやすくてびっくりした。どちらがいいとかじゃなく、ヨーロッパと比べると日本ってかなり文化的に独立した国だよなとつくづく思う。


パリの話に戻って、まず飛行機から降りてホテルに荷物を預け、真っ先に向かったのはルーブル美術館。

一番外側の門的なやつ
門をくぐると出てくるバカでかい美術館本体。綺麗すぎ。
かわいー!

まさか高校生のうちに実際にルーブル美術館に行けるなんて思ってもいなかった。

モナリザちゃんガチでこの世に存在した
意外とちっちゃかった
良〜〜
これ白いライトで照らされてたの良かった

美術史で習った絵がかなりあったおかげで、想像以上に楽しめた。美術史やらされててよかった〜!彫像系は全部どうぶつの森で見たことあって割と名前わかったりした。ありがとう任天堂。
ルーブル美術館に行ったという事実が誇らしすぎて、多分孫にもこの日の話するんだろうな星野ばあちゃん。

夜はエッフェル塔へ

東京タワーぽいよね
カメラのレンズが望遠すぎて全体像取れてないのよ
夜景はめちゃくちゃ綺麗
夜のセレーヌ川

後々フランス人のお友達にパリ行ってきたことを報告したら、パリは夜の方が綺麗だって言ってたので夜にエッフェル塔登ったのは正解だったかもしれない。色んな国のお友達がいるのめちゃくちゃ便利やな。留学してよかった〜♪


翌朝、オルセー美術館へ

この彫像謎に好きすぎるんだよな
この子のポストカード買った
美人だよ〜
ゴッホの有名な絵もありますよと
落ち穂拾い!
この絵のスマホリング買っちゃった可愛すぎて

印象派?の絵が多いとか何とかちょっとあんまりよく分からないけど、個人的にはこの美術館がパリでいちばん楽しかった。特に、モネの絵が全部可愛すぎて。私の圧倒的絵画に対する知識と語彙がないので何が凄かったとか全然分からないんだけど、モネの絵はナンバーワンでした。
ルーブル美術館の絵達は本当に歴史的な背景というか、協会のために描いたとかそういうのが多いからなのか宗教画っぽいのがおおかったのに対して、こっちの美術館は風景画とかが多めで、派生が違う感はあった。
絵画に対してこんなに純粋に感動したのは初めてだったので、モネは私の初恋の画家ということで。今の古いゴミ画質スマホを買い換えて新しいスマホにする時まで、モネのスマホリングは使わずに大事にしておくと心に決めた。

そしてベルサイユ宮殿にも行きました。

存在感も観光客の数もやばすぎ
噴水めっちゃきれい
庭が広すぎる。こんな広くする意味あんの?
天井の絵、描いてから天井にしたのか
天井に逆さになって描いたのかどっちなんだい
ギラギラすぎる寝室
目覚めた瞬間目の前にシャンデリア
鏡の間!

ヨーロッパのお城ってどこもかしこも装飾装飾絵画絵画ピカピカギラギラ‼️‼️‼️って感じでとても健康に良い。装飾はなんぼあっても良いですからねえの気概が感じられる。
日本の枯山水とか見ても何がすごいのかいまいちわからんかったし何なら地元の小学校の前庭こんな感じだったべと屁こいてましたが、こういうゴテゴテギラギラのヨーロッパ文化を見た後だと、素朴の中に美を見出した日本人異質すぎだろと思わざるを得ない。ヨーロッパは綺麗なものをどんどん派手に足し算していくけど、日本人は引き算してるみたいな。

国や文化は違えど私たちは同じ人間なんだと感じることはよくあったものの、こういう歴史的建造物を見るとやっぱり圧倒的な文化の違いを感じられるのでとても楽しい。冷静に日本人がせっせと金閣銀閣作ってる時代、ヨーロッパではこんなどデカい宮殿が作られてたのめちゃオモロイだろ。場所が違うってだけでこんなにも生まれる文化が違うの本当に不思議。
昔の時代にインターネット的交流手段がなくて本当に良かった。ベルサイユ宮殿の投稿見た当時の日本人は絶対金閣銀閣作るのやめてヨーロッパ風宮殿作り出しちゃうから。今はインターネットなりでグローバル化だのなんだの、みんな英語喋るし新しくできるビルは全部おんなじような見た目だしで面白みは無くなってきちゃってる。しょうがないことなんだろうけどね。


ルイヴィトンの展示的なのも見てきた。人類には少し早すぎた感が否めなかった。

何もわからなかった〜と投げ出すのは簡単なので、自分で色々考えてはみた。考えてるうちにわからなすぎて腹立ってきた。一ミリも理解できない説明的文章の読解をさせられてる時の気持ちになった。向いてないのかな。
こういうアートを描く人って、自分の伝えたいことを絵にしてそこからメッセージを読み取ってほしくて描いてるのか、理解してほしいなんて思っていないのでただ自分の思考を絵にしたいだけなのか、テーマなんてそもそもなくてただ見栄えの良いように色やオブジェを配置しているだけなのか、どういう意図で描いてるのかがそもそも理解できない。これはアートであって説明的文章でないのだから私が読み解く必要はないんだけど、じゃあ誰にも理解されないアートってなんの意味があるんだ?と思ってしまう。きっと私には刺さらなかっただけで私ではない誰かからは理解されていて、その人へ宛てたアートだったってことかな。矢印は私に向いていなかったみたい。


こっからはパリの街並み写真たち。
写真を載せたいがためだけにこのnote書いてるよもはや。

ヨーロッパの街並み相変わらず可愛い〜〜
シックな写真が好きなのですーぐ暗くしちゃう。セレーヌ川
屋上からのエッフェル塔
これ外国っぽくて好きなんだよな
木が四角に狩られてるのはパリ特有らしい
その辺にタワー・オブ・テラーあるの羨ましすぎる
街中にメリーゴーランドあるのなに?
奥〜の方に凱旋門見えるのめちゃ可愛くね?

基本街並みのベースはイタリアもフランスも似てるんだけど、細かいテイストが違う感じだった。個人的な感想としてはフランスは建物とか教会とか一つ一つがデカめで空間が有り余ってるのに対して、イタリアの方街並みがごちゃっとしている気がする。あとイタリア人って街中で喋る声がバカでかいんだけどフランス人は全くそんなことなくて、フランスの方が雰囲気日本ぽいのかなとか思ったり。
街中をゆくフランス人はみんなもれなくおしゃれで、少なくとも洋服のセンスは日本人好みなのかもしれない。イタリア人パジャマでも外歩いてるぞ。
観光客も多くて、特にアジア人が多いように見えた。韓国人とかだったのかな〜〜言語聴いた限り中国語ではなかったんだけど、じゃあ何語かって言われたらなんも分からんかった。旅行に来てるアジア人がみんなめちゃくちゃ可愛くて、私のオシャレ意欲が爆上がりした。やっぱりアジア系のオシャレって可愛いな。

お店で普通にアジア人とか黒人が働いていたりして、イタリアよりも色々な人種に行きやすい街なんだろうなと思った。何も知らないので本当にただの推測だけれど。

そんな感じでパリに行ってきました!海外旅行めっちゃ楽し〜!!こないだナポリ行った時も最高に楽しかったしパリも超楽しくて、今海外旅行への意欲がすごい。
来年の大学受験終わったらバイトしてお金貯めて、まずはアジア圏から旅行したいな。

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