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NYUSHI HIGH

今日はわざわざ東京へ出向いて、私大を受けてきたよーー
親戚がコロナになっちゃって、泊まるあてがなく急遽1人でホテル泊。イレギュラーなことが起こっても全く動じない心は留学で身につけてある。受付で"予約"という単語が出てこなくて"登録"と言ったのは少し可笑しかったかもしれない。

その日の夜は全く勉強できなかったけれど、この一年間ずっと頑張ってきたという確固たる自負の前では、その程度の事実は屁でもない。

試験前日、どうも私の感情はワクワクが勝つようだ。共テの前日も、お祭り前夜のような、半年前から企画してた旅行前夜のような、文化祭前日のような、えもいえぬ高揚感があった。そんな気持ちと共に、ぐっすり眠った。睡眠は実力発揮の必要条件ですからね。(十分でもあって欲しい)

翌朝、初めて1人きりでの朝食ビュッフェをいただいて(食べすぎて試験中にお腹痛くなることだけは避けないとならないのであまりたくさん食べれず残念)、会場へ向かう。同志社大学の東京会場での受験なので、あんまり人はいないのかなーと思ってたけど案外いた。受けるのが理工学部なので女子ほとんどいないのかなーと思ってたけど、これも案外いた。

私はオールウェイズポジティブ人間ではないけれど、土壇場ポジティブ人間ではあると思う。試験会場に着いた瞬間にまず、「この人たち全員私より頭悪そ〜❗️」と思いました。ほんとうに。もし同じ会場にいた人が読んでたらごめん。そう思うことで自己防衛してるだけだから実際そんなわけないのは百も承知ですよ。
でも事実この会場の人たち全員が私よりも努力してるとは思えない。私この一年ちょー頑張ったからさ。そう思わせてね。

化学はちょうど覚えきれてない無機が多くてうざかったけど、数学が思ったより悲惨じゃなかったので私の中では満足。やり切った気持ち。これで落ちてても後悔はないよ。

落ちた時に惨めだからなんとなくどこの大学目指してるか名言は避けてたんだけど、私、京都大学を第一志望に出願してます。受かっても落ちても私の愛すべき人生であるという、運命愛です。この一年京都大学という果てしなく大きなものを追いかけ続けて、幸せな時間だった。どんな結果であれ、あと数週間でこの時間に終止符が打たれる。人生の無慈悲さと、そして自由さを感じた一年だった。あとはこの世の摂理に身を任せるだけ、そんな気持ち。努力はどこまでも美しくて、そんな努力を支えてくれる人間全てに感謝をしています。ただこれはどこまでも私の人生なので、あとは私が最善を尽くすのみ。

「結果を恐れずに」
私が大好きな友達からお手紙で書いてもらったこと。この言葉を唱えると気持ちが軽くなる。結果を、未来を恐れずに、なるべく光る方を掴んでくるからね。

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