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自分なりに見つけた《新・PDCA》
今日、2023年の手帳を手に入れた。
購入時点で気づいていなかったが、11月始まりだった。今日明日から使える。最高だ、いまのやる気をそのまま記録できる。
日々の記録という点では、ここ数年は5年日記帳を緩く運用している。
子供が日に日に成長する姿と、その時々の感動を記録するためだ。見開きで4日×5年分の20枠に分かれていて、1日あたり100字程度だろうか。
情報量は少ないものの、これはこれで、後々読み返して楽しむという機能を十分に果たしてくれるだろうと思う。
しかしこの使用方法は、過去志向に他ならないことに気がついてしまった。ビジョンに向けた具体的な行動計画に落とし込めない。これを可能にするのは日記ではなく手帳だと、今更ながら気づいたので、今回のテーマに選んだ。
計画とは何か
育休前、勤務中の自身の手帳の使い方を振り返ると、せいぜい月次、週次、日次で予定やタスクを書き込み、それらをこなすだけの使い方しかできていなかった。率直に言って、恥ずかしい。
そうなった背景を考えてみた。自分で目標を立てられていないというのが絶対的・根本的に悪いが、もう1つ気付いたことがある。
私の職場では、とかく計画と実績を管理する。
組織としてはそれが当然なのかもしれないが、「計画を達成したか、していないか」の側面だけの評価がされがちだ。そして私の場合、「計画」が「物事の進捗の基準=物差し」として使われることに慣れ、「計画は期中に変えないもの」という固定観念が根付いてしまっていたように思う。
だが、計画通りであればそれでいいのか?
答えはもちろん否である。PDCAというフレームワークに表されるように、計画自体をアップデートしていかなければ、目まぐるしい環境変化には適応できない。
しかし肝心のP(plan)が固定されている・・・
仮説思考とPDCA
ここに仮説という概念を持ち込んでみると、上手く回りそうな気がしている。計画は仮説に基づいて立案する、だから仮説が変われば計画も変えざるを得ない、というものだ。
つまり ①ビジョンを明確にし、②その実現に向けて必要な事柄の仮説を立て、その仮説をもとに ③実行計画を立て、④実施、⑤検証と修正を行う、これを私の新しいPDCAサイクルとしようと思う。
直近の試験勉強において、仮説と意識せずに、これを実践していた。①ビジョン=合格のために ②足りないもの(例えば知識や考え方やプロセスなど)の仮説を立て、③それを補うためのスケジュールを組み、④実行しながら、⑤他に不足している事はないか仮説と計画を修正するということを繰り返すことができていた。この成功体験を転用すればよい、それだけの話である。
新しい手帳の最初の1ページはいつも緊張するが、今回はこの《新PDCA》について書くことから始めよう。楽しみだ。