今の私たちにできること。
2011年の震災直後、芸能を始めて4年ほど経った頃、決して多くはないれど少しはあったオーディションや現場もぱたっとなくなり、大学も春休みだったため、私は時間を持て余していた。生死に関わる問題が起きた時、芸術、芸能、エンタメに関わる一切は「不必要」なものとなる。もちろん深刻な状況下ではしょうがないことだと思うし、そういうものだと覚悟していたつもりだったけれど、ここまで自分は無力なのか、自分が志してきたものは何の役にも立たないのか、と虚しくなった。モデルだか役者だか何だか分からな