眞子様 純真の結実
眞子様の執着
先日、友人と話していて、今話題の眞子様と小室圭さんの結婚の話題となった。
圭さんのお母様の借金や、家族の自殺のあまりの多さ。皇室ならずも、ごく普通の家庭でも、二の足を踏むであろう相手にも関わらず、眞子さまは結婚を強行されようとしている。
友人はこう言った。
「あの執着は、天皇陛下と似てるよね。」
考えてみれば、そうだ。
天皇陛下は皇太子時代から、穏やかで、執着心が強いようには、お見受け出来ないが、雅子様への思いは「執着」と呼べるものだったかもしれない。
天皇陛下と雅子様
雅子様がお妃様候補に挙がった時、こんな素晴らしい女性が日本にいたのかと驚いた。
それとともに、
「私はお妃問題には一切関係ございません。外務省の研修生として研修しております。外務省の省員としてずっと仕事をしていくつもりでおりますので、そういうことでご理解いただきたいと思います。」
テレビの取材に対し、そうはっきり、それもかなりキツイ口調で言われたことも、印象に残っている。
この方は、お妃様になる気は全くないのだろうな。そりゃ、そうだ。折角、難関の外交官への道を歩み始めたばかりなのだから。
そう、思っていた。
にも拘らず、当時皇太子であらせられた天皇陛下の雅子様への思いは強く、最終的には雅子様は陛下と結婚に踏み切り、皇后様となられたのだ。
自分の好きな人と、是が非でも結婚したい。
ある意味、純真な恋である。
下々の私達なら、当たり前の感情であるが、上つ方は、なかなかそうはいかない筈だ。
その証左に、他の宮家の女王様たちは、出雲大社宮司や、やたら家柄の良い方ばかりが勤務する日本郵船にお勤めの好青年、裏千家家元など、宮家に相応しい家柄の人と結婚している。
多分
「恋愛と結婚は別」
と、お考えなのだろう。
美智子様の恋
そんなことを考えていた時に、目にしたのが美智子様が瀬戸内寂聴さんに語られた上皇様への「恋」についての文章だった。
そして皇太子だった上皇陛下が、一般女性だった美智子さまと軽井沢でテニスをして、好きになられて電話をかけてきてくれた。それが男性に告白された初めての経験だったそうです。 「初めてだったから、ほんとに嬉しかったのよ」(AERAdot)
皇室に入ることについては、美智子様のご家族は大変な苦労をするからと大反対だったそうです。
それも、その筈で今も皇室に嫁いだらもちろん大変ですが、当時は民間から初めて皇室に嫁いだのですから。
それでも、初めて好きになった人だからと、美智子さまは自分の意志を貫かれたのです。
美智子様は、皇太子さまからのプロポーズなので、断れなかったわけではなく、上皇様に「恋」をしたので、結婚を決意されたのです。
美智子様の強い純真さ、天皇陛下、眞子様は、美智子さまの純真さを受け継いだのではないのでしょうか?
そのため、皇族だから、皇室に釣り合うような人を選んで結婚するような、ある意味、打算的なことができないのでしょう。
美智子さまがお持ちの純真さ。
それが、雅子様への思いを貫かれた天皇陛下、恋愛結婚を成就された秋篠宮さまへ受け継がれ、眞子様に結実したのでしょう。
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