カンナビノイド研究所 専門家 中川智裕(株式会社GREEUS)

CBD事業7年目でMM411カンナビノイド医学基礎コースを勉強中。「安心安全で高品質な…

カンナビノイド研究所 専門家 中川智裕(株式会社GREEUS)

CBD事業7年目でMM411カンナビノイド医学基礎コースを勉強中。「安心安全で高品質なカンナビノイドセルフメディケーション製品とカンナビノイド医療が自由に選択できる社会に」というミッションのもとカンナビノイドのメリットデメリットを研究しエビデンスに基づきわかりやすく解説します

最近の記事

大麻取締法改正|THC残留基準の厳格化とカンナビノイド医療に与える影響|微量THCを必要とする患者に選択肢は残るのか?

こんにちは、カンナビノイド研究所の中川智裕です。2024年9月11日、大麻取締法の改正により、THC残留基準値が大幅に厳格化されました。新しい規制は、製品の安全性を向上させる意図がありますが、一方で、カンナビノイド医療に依存する患者にとっては深刻な影響をもたらす可能性があります。特に、微量のTHCを必要とする患者にとって、治療の選択肢が失われるという懸念が広がっています。 新たなTHC残留基準値今回の改正により、カンナビノイド製品に含まれるTHC残留基準値は以下の通りに設定

    • カンナビノイド欠乏症とは? 〜エンドカンナビノイドシステムと健康の関係〜

      近年、カンナビノイドに関する研究や議論が世界中で進んでいます。カンナビノイドと聞くと、大麻やその成分に関係するものだと考える人が多いかもしれませんが、それ以上に重要なのが、私たちの体内にも存在する「エンドカンナビノイドシステム」です。このシステムは、体内のホメオスタシス(内部環境の安定)を維持するために不可欠であり、健康に大きな影響を与えます。 体調不良の原因が単なる生活習慣の乱れやストレスだけでなく、実はカンナビノイドの不足によるものかもしれない、という考え方が広がりつつ

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