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大学院への思い

大学院に進学したい。

大学生の頃、大学院に進学したいと思っていた。親から理解が得られないだろうと考え、親には相談しなかった。大学在学中に大学院進学に必要な学費と生活費を貯め、大学卒業後は、実家に頼らず生きていこうと思っていた。しかし、バイトが決まらず、目標額を貯めることができなかった。当時は、奨学金という発想がなかった。就職し、お金を貯めてから、大学院に行こうと考えた。

大学を卒業し、就職し、数年が経った。大学院に行くためのお金の目処が立った。大学院に行きたい。

ここで、問題が2つある。
仕事を辞めるかどうか。
研究テーマをどうするか。

仕事は、もともと希望していたものではなく、周りの勧めで選んだものだ。しかし、やり始めると、自分に合ってるなと感じるし、もっとこうしたい、と思うことも沢山ある。楽しいとは思わないが、続けていれば、仕事を通して、自分の目指す社会を実現できるかもしれない、と思う。休職制度は適用できない。仕事を辞めて、昼間のコースに行くか、仕事を続けながら、通信か、夜間か、社会人向けのコースに行くか。

学部の時の専攻をもっと深掘りしたい気持ちがある。これと関連する分野で、趣味でずっと続けてきたことについて、しっかり理論をやりたい気持ちもある。学部の専攻とは全く別分野だが、仕事の関連で、独学で勉強したことについて、体系的にやりたい気持ちもある。

そもそも、なぜ大学院に行きたいのか。Dr.の称号が欲しい。もっと勉強したい。考えたい。考えたことを、成果として目に見える形で残したい。

自分が何をしたいのかによって、何を選ぶべきかが決まると思うが、あれもこれもと、定まらない。進学を先送りにしたことで、自分がどうしたいのかを考えることも、先送りにしてきたように思う。しっかりと自分の気持ちと向き合わなければならない。