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【朗読】義経千本桜

義経千本桜

河連法眼館かわつらほうげんやかたの段 より

静御前の持つ初音の鼓に使われた皮を、親と慕い人間の姿に化けて寄り添ってきた忠信。しかし本物の忠信と鉢合わせて詮議になり、正体を明かす。

あらすじ

ここは吉野山の僧たちの頭、川連法眼(かわつらほうげん)の館。法眼はひそかに義経をかくまっている。そこへ佐藤忠信が訪ねてくるが、またそのあとに静御前が忠信を供に到着したとの知らせ。怪しむ義経は二人の忠信のどちらが本物か、静に命じて確かめさせる。静が初音の鼓を打つと、現れた忠信が鼓に聞き惚れる怪しい様子に、静が問い質すと、忠信は鼓の皮にされた夫婦狐の子で、親恋しさから人間に化けて静に付き従ってきたのだと白状するのだった。

歌舞伎演目案内サイトより


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