真・女神転生〜共感できなかったifルサンチマン〜
どうも主に姫路にいるhideです。
毎日好き勝手な事書いて、友達の仕事を手伝って、あんまり働かずにチンタラ頑張って生きてます。漫画とゲームと音楽好きです♬
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それでは本編へGO
ノリノリメガテンライフ
立て続けに真・女神転生についてnoteを書いてます。
人生哲学をブラッシュアップできるぐらい影響を受けまくってます！
僕の人生でのメガテンライフは
1994年 真神転生(断念)
1996年 女神異聞録ペルソナ(クリア)
1999年 ペルソナ2罪(あまり覚えてない 多分未クリア)
2005年 真・女神転生3(クリア)
2006年 デジタルデビルサーガアバタールチューナー(クリア)
2024年 真・女神転生1、2、ifクリア
発売日ではなくやった時期です。
真・女神転生シリーズ自体は3Dダンジョンが苦手すぎて手をつけられずでした。
ただダークな世界観は好みだったので、SLGとして発売された真神転生ならやれるかも、、とやってみたけどこれもバランスがキツすぎて途中でやめましたw
ペルソナはそこそこおもろかったなーって印象でしたが、現在人気シリーズのペルソナは3以降、雰囲気が明るくてなんか好みじゃなくてやってません。
当時友達が真・女神転生3に爆ハマりしてて、その影響でチャレンジしてみたのが大ハマり！！ゲーム自体は難易度高いままでしたが3Dダンジョンが三人称視点となり、かなり攻略しやすくなってて個人的にはやりやすくなってました。
その勢いで派生作品のアバタールチューナーもやって面白かったのを覚えてます。
僕の中でとにかく真・女神転生3の面白さは革命的かつ衝撃的で、女神転生シリーズはいつか掘りたいなぁと思ってたんですよね。
そして、暇士となりswitchを手に入れ、、なんと！SFCの真・女神転生シリーズがswitchオンラインで全部遊べるじゃないですか！！
でもな、、さすがにSFCのころのやつそのままはキツいかなぁ、、とやりだしたところ、、ズブズブとハマり、一周ずつとはいえなんと連続で1、2、ifとクリアしました。こりゃすごい。
そして2020年にリマスター発売されてる真・女神転生3をゲット！！
東京出張から帰ってきたらコイツに15年ぶりにどっぷりハマってやろうと思います。
とにかく1と2がクソミソにおもろかったすね。メガテン哲学を装備しての真・女神転生3再プレイが果たしてどう心と脳に響くのか、、今からワクワクが止まりません。
ただ、残念ながらifは正直自分はハマれなかったなというのが正直な感想で、なぜハマれなかったか？というのをちょっと分析したいなと思います。
ifはスケールが小せぇ！
人間とは？人生とは？社会とは？
真・女神転生は、44歳にもなってこんなどうでもいいことを毎日考えてる厨2病✖️ほぼ無職の僕からすると、30年も前にこんなクリティカルにシンプルに現代に通じる人と社会への疑問を投げかけたヒットゲームがあったことに驚きでした。
確かにゲーム感は結構キツかったのですが、switchのおかげでどこでもセーブができ、巻き戻し機能のチートさのおかげでかなりストレスなく遊ぶことができたのも大きいです。
真・女神転生1と2は物語が一応続いており、秩序社会(ロウ)も混沌社会(カオス)も中庸社会(ニュートラル)もどのエンディングを迎えても人は引き続き悩み苦しみ生きていくんだろうなという虚無感がありました。
全体に漂うリアルでダークで壮大で普遍的な世界観はとても僕にとって心地が良いものでした。
そして真シリーズの3作目。
スーパーファミコン最後の真・女神転生となるif。このゲームの世界は真・女神転生1と同じころ。
本編の舞台が世界全体に対してifのストーリーは「軽子坂高等学校」という一つの学園が舞台です。学校の外に出ることはありません。
ついさっきまで、人類とは、、みたいなテンションでパキってたので「うわ！学校からでられねぇぜ！」みたいな物語にあまりハマることができず、、それに輪をかけて今となってはif独自のガーディアンシステムなども微妙に感じてしまい、さらにダンジョンが超絶クソい！(難しい！)という事も重なり「え？正直おもんなくね？」とまで感じてしまいました。
7つの大罪をモチーフにしたダンジョンを一つずつクリアしていくのですが、諸悪の根源と思われる男が毎回ブツクサ言ってきます。
何ゆうてんねんコイツ、、こちとらメシアやぞ！(違う。ゲームとしても違う)と、1と2のテンションから離れられず、それでもノリに任せてクリア。ボリュームとしても周回クリア前提のボリュームで、1人のキャラをクリアするだけではストーリーの全体像も非常にボヤけてます。
というわけで僕は2024年という歴史に頼り、動画で他ストーリーを補完しました。
案の定、ラスボスハザマ君のルサンチマンストーリーで、本来僕はこういうルサンチマンストーリーは嫌いじゃないのですが、1と2の後にこれを連続で見せられると「なにやってんねん、、」でしかなかったです。
ただ、そのミクロな世界の「何やってんねん、、」も、今改めて考えると非常にリアルで、ifもまたメガテンワールドをしっかりと彩ってるなと思いました。
ハザマのルサンチマン
ザ！テンプレ通りの陰キャ人生を歩むハザマくん。
親の愛に恵まれず、、
イジメにあい、、
女にもモテずばかにされ、、
頼みの綱の先生にも受け入れてもらえない、、
「もうこんな世界いるもんか！！」
という無敵の人モードになり、悪魔召喚プログラムを手にして魔神皇になりましたとさ。
なんていうか、、学校ってこんなもんじゃないすか。ハザマくんってめちゃ頭良いんすよ。そういう明確な長所があるなら学校という一つの居場所に固執するべきではなかったですよね。
もっと外に飛び出せば真・女神転生の世界なら1の主人公たちと協力できる世界線もあったはずです。
愛に飢えた状態で女にこっぴどく振られたってところもかなり人格形成に歪みを与えてるとは思いますが、これ女の子からしてもそんな悪気ないんすよ。ノリなんすよ。イジメもノリ、ラブレターやぶくのもノリ。能力がない人間の多くはノリでしか生きられないんす。
ハザマくんはそんなノリを憎むのではなく馬鹿にして相手にしなけりゃよかった。
ラブレターを破り捨てたアキコという女の子は魔神皇になったハザマにさらわれ石にされ殺されます。助けに来た彼氏もろとも。
この彼氏がシンプルにええやつなんすよね。こんなええヤツが惚れるってことはそれなりにはアキコちゃんもええやつでもあると思うんすね。
人なんて、誰かにとってええ人で、誰かにとってはヤなヤツだったりしますやん。ええ人にとってのええ人であろうとするし、アキコちゃんにとってハザマくんはどうでもいい陰キャなんで文字通り眼中にないだけ。
世界が一つだと思ってしまってるとハザマくんのように逃げ場も行き場もなくなってしまう。
全てのストーリーを見た後も、僕はそこまでハザマくんには共感できませんでした。
それはきっとオッさんになりすぎてるからでしょう。思春期に近い頃なら思い通りにならない世界なんてめちゃくちゃになってしまえ！！っていう拗らせにはもう少し共感できたように思います。
44歳にもなってしまうと、もっとどうしようもない、どうにもならないものに付き纏われてます。
１0代の頃の人間関係、僕今一つも機能してないし誰も連絡先知らないです。
そんなもんだったりするので、マジで１０代の頃の悩みってチュートリアルみたいなもんすよ。
どうしてもしんどかったらずっとダラダラ寝てたら良いと思います。
働けるようになったら外でましょ。
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「絶望と共にenjoy」を理念とし、日々を生きやすくする発信を毎日しています。
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