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幸福すら求めなくていい。モンテーニュ・ド・ミシェルのガチンコテキトー道

どうも主に姫路にいるhideです。
毎日好き勝手な事書いて、友達の仕事を手伝って、あんまり働かずにチンタラ頑張って生きてます。漫画とゲームと音楽好きです♬
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それでは本編へGO



影響を受けるというかたどり着いてた哲学シリーズの3人目

1人目は「世の中はクソ!だからただ生きてりゃいい」というアルベール・カミュ

2人目は「いざとなったら死んじゃえばいい」というエミール・シオラン

今回は最後の3人目!!
「幸福すら求める必要はない」という
ミシェル・ド・モンテーニュの紹介です。

(時間ある人は動画を見てね)

この動画シリーズの偉人の決まり文句と言い方と声が好きすぎるw
「お前らさー、なーんか勘違いしてねーか?」

ガチンコテキトー道!スタート!

偉人に対抗する凡人の常識反論もおもろくて好きw



モンテーニュの人格形成


モンテーニュは貴族でありながら2年間里子として外に出されたそう。貧乏人の僻みと言われてしまうかもですが、僕も裕福な暮らししか知らない人ってのはめちゃくちゃヤベェと思ってる。

その本人の人生がどうなるかは、どちらもあると思うけど、どちらにしても決定的に庶民や弱者への想像力が悪気なく欠けている。(だからできることもあるのだが)

なんやらかんやらで裁判官という上級職に就くも、当時の裁判官というのは倫理も正義もあったものではなく、情熱を注げませんでした。そんなクソ職場も仲良しな同僚と愚痴りあいがら頑張ってたのですがその同僚が疫病で死んでしまい意気消沈して退職。

哲学者とにかく疲れがち。

37歳で父も亡くなり、、必死に頑張ることに疲れ、思想を書き溜めて隠居生活のような生活に。その本が評価されて48歳でボルドー市長に抜擢される。

クソみたいな時期ww

なんやこんやで4年の任期を終えるも街はまだまだ荒れ果ててる。
そんな様子を見て、、

もともと書いていた本を完全版として仕上げる。


人生はブランコである。エセーという代表作

ちょ、ちょっと読む気にはなれないですが、、w

超一言で言うとこうらしい

これはまさに光と闇、絶望と希望の関係に酷似しており、あらゆるものは裏表のバランスで保たれていて両輪が必要。
なので良きものは良きものとも限らず、悪きものが悪きものとも限らないという自分の積み上げてきた思想とも重なっていきます。

ブランコとはまさに「揺り戻し現象」を具現化するツールで、傾きすぎたチカラには揺り戻しが強く作用する。
だから偏った考えでパワープレイに頼る時こそ揺り戻しに備えなければならない。

生まれただけで偏差値80レベルの勝ち組である日本の幸福を実感できない多くの日本人。それは不幸を知らないからだという考え。

幸福の追求とは同時に不幸の追求となる。
幸せになろうとする人間は不幸にもなる。

僕もほどほどに長くなってきた人生で、まずは資本主義に疑問を持ち、お金というチカラに疲れ、その他様々な「チカラ」に疲れ、、結局「幸せ」になれば良いよな。何が幸せかなんて人それぞれだ。と、いったんありきたりな着地をしてたのですが去年ごろから「幸せの追求」や「幸せこそが目的」みたいな考えですら疲れてきました。

ん?なんだろ、、幸福にすら別になる必要ないんじゃね?

と思ってたところ幸福への疑問や否定の思想もあることを知りウッヒョー!ってなってます。
このウッヒョー!!も幸福が答えだと思ったけど、なんかこれもダルくね?というネガティヴのおかげで味わえてます。


人は幸福になどなれないが理想の在り方に近づくことはできる

最高に豊かだからこそ幸福にはなれず自殺率も高い?

「暇」最高なんだよな。
暇は奥が深い。
まだまだ暇という概念は掘り甲斐がある。

良いと言われてる事をしたところで、総合的には特に幸せにもならない。
もちろん他人を幸せにしたくてたまらない!という人や他人に認められ評価されることがたまらなく好きだ!という人はそういう生き方をすれば良い。

結論はやはりテキトー!に辿り着く。

多くの偉人のみならず、現代の著名人も多くの人が終盤にたどり着くのはテキトーだ。

よくそれは「成し遂げた先にあるものだ!」
なんて訳知り顔で言われるけど、成し遂げた先にそれがあるのがわかってんなら最初からテキトーでもええやんw
と僕は思う。もちろんそれすらも自由だ。
テキトーで構わない。

誰がなんと言おうと極めた先にテキトーではないものがある!真理の幸福がある!と信じるなら突き進めば良い。
その様は僕のようなテキトー人間からすると不幸そのものだけど、本人がどう感じるか?ですから。

結局、僕のような生き方が幸福だと仮定したとしても、違う誰かから見れば常に希死念慮に支配され、死ぬために生きてるような堕落した人間は不幸そのものに見えるでしょう。

僕の今の幸福も不幸を得て成り立っているのです。

ブランコを漕ぐのは自分だよね。

というわけで、、アンニュイな哲学三部作が終わりましたw

僕にとってはこうしたアンニュイの奥にこそ実に晴れ晴れとした感覚が存在しています。そんな人に届けば幸いですし、そうじゃない人にも一つの考え方として認識してもらえれば嬉しいです。


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