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経過報告&フェス動画から思い出した記事

当初予定していたアルバム完成予定の6月になりました。が、
作業的にまだ半分しか出来ていません。
なので、予定を延長します。
一人でも半年で完成を期待して下さった方いたらすみません。

いやー、自分を鼓舞するためにnote作成したのにあまり更新出来ず、
予定も狂ったけど、まあまあ、ここから頑張っていこうと。
あたたかく見守っていただけたら幸いです。


経過報告

と書いて「タイトル詐欺のお詫び」と読む。その心は…

言い訳を聞いていただけますか?
見通しが甘かったです。初めてのことなので全部手探り、
スムーズにいかないことだらけです。

ですが、止まってたわけではありません。
このところアルバム曲の制作に集中しておりました。

2曲目のボーカルレコーデングを終えてあとはミックスマスタリング。
テイクを何度も録音しながら、心底楽しんでいる自分がいました。
閉店後、ダンボールを囲んで小スペースを作り、小さな柵のようなやつ
(購入したのですが名称を忘れました)とマイクをセットし、歌う。
DAW画面はこんな感じです。

テイク10近く録音

初心者丸出しの波形の小ささ、でしょうか。適切な波形がわからない、
そんなレベルですが、少しづつスキルアップしていきたいです。

トラックを聴き直しながら良いパートを選んでいく作業もまた楽しい。
それに思い切り歌唱した後はお腹がすいてご飯が美味しいし、
翌日の体調も良いんですよ。
まさに楽曲自主制作は身体に良い を体感しております。

現在、3曲目に取り掛かってます。
制作は曲先、詞先、など人によって違いますが、私は今のところ同時。
キーボードと戯れながら、メロディを口ずさみながら、
一緒に進行していくのが合ってるみたいです。
曲は出来ました。あとは演奏部分。

苦労したのがギターフレーズの表現。
ギターのテクがないので、難しい。
参考動画を見たり、参考書を読んだりしながらなんとか
演奏部分を仕上げ、近日ボーカル録音予定です。

3曲のメドは立ったので、あと2曲!
イメージは出来ているので夏中、秋になるまでには完成したいと
考えています。少なくとも今年中には絶対完成、発売したい。
ここに決意表明を書いておきます。
現時点でタイトル詐欺になっているんだけど前を向いていこう。

フェスの季節到来

音楽好きには嬉しい季節ですね。
コーチェラ、POPYOURS、メトロック、
無料で観られるフェス動画は本当に有難い。
ビバラロックは購入して楽しみました。

制作するようになってから昔とは聴きどころが違うので、
色んな楽器の音を聴くことが出来てとても勉強になってます。
PA側を意識することなんて、昔はなかったです。
もちろん、純粋に音楽を堪能しましたよ。

現場に行ったのは2年前のソニックマニア。深夜にでかいフロアで
爆音が鳴っていて、自由に身体を揺らすということの気持ちよさに
「あかん、これはハマってしまう…」と思いましたね。
その体験についてはまた別の機会で書きますね。

話戻って。公開されてるabemaのメトロックの動画、
既に何度も視聴しているのですが、あと10日間
無料で観られるようです。本当に有難い。
メトロック2024 無料独占生中継! (音楽) | 無料動画・見逃し配信を見るなら | ABEMA

次々とアーティスト動画を観ていくと、betcover!!のステージがあって
何気に貴重?と喜び勇んで観ました。
結果、これは現場にいたかった!となりました。

つい先日、「EIGHT-JAM」にbetcover!!のヤナセジロウさんが
出演し、話題をかっさらってました。
(その回に出演していた離婚伝説の動画もあって、
番組では人の良いお兄さん達という印象だったのに、
ステージ映え&演奏力半端ないなと感じました。
歌詞に合わせてか蛍光色の肩パット入スーツ姿が素敵でした)

ヤナセさんがお好きだという早川義夫さんの紹介で、
店主だった早川書店の画像も映り、早川さんの本は
大好きで愛読しているので嬉しかったです。

ちなみにヤナセさんはDTMはトライしてみたけど音が鳴らないそうで、
私も最初何をどうしてもまず音が鳴らない時期が長かったので、
親近感しかなかったです。
愛用されているという「BOSS BR-600デジタルレコーダー」は
6代目だそうで、興味を持ちました。

そんなことがあったので、アルバムを聴き返しました。

告白 betcover!! 

タワレコ吉祥寺店で購入したのですが、現在お店は閉店してしまったんですよ。購入する前に立ち寄って店員さんに
「betcover!!のアルバムありますか?」と問い合わせたら
在庫はなかったんですけど、丁寧に応対して下さったんです。
その後数ヶ月後に店に行ったら入荷していたので、嬉しかったんです。
もしかして私の問い合わせが功を奏した?と自惚れるくらいに。

その後ずっと利用していたTSUTAYAも閉店してしまい、長くレジで
お見かけしていた店員さんや前述の店員さんたち、
今頃どうしてらっしゃるんだろう、と店の辺りを通る度に思います。
だって、その方たちの手を通して届けられたCDや本が
まだ私のそばで息をしているのですから。

そんなことを思いながらアルバムを聴いていると、
昔読んで心に残った記事を思い出し、再読しました。

自分にとっての「やれたな」という実感。

これは町田康さんとbetcover!!対談での町田さんの言葉。

2019年の記事なのですが、メモ保存しておいて良かった。
今の自分にぶっささる記事でした。
ヤナセさんの曲を直感的にキャッチされた町田さん。
歌詞を書くときに一番重要なことは「言葉に嘘がない」こと。
語彙を自分のものにするには本を読むこと。などなど、
金言がザクザクあるのですが、特に響いた言葉を引用しておきます。

歌詞の構造について表現の当事者としての意識の向き合い方の質問に対して

町田:それは、表現をしている者にしかわからないメカニズムだと思うんですけど、「これを描こう」とか「こういう表現をしよう」っていうことではないです。「それは南南西からやってくる」んです、勝手に(笑)。で、
それはなにかをやっていないと、やってこないんですよ。やっているから、やってくるんです。だから、やっていないとダメなんです。
なにかを見て「これをやろう」と思うのではダメで、やっているから、
「なにかをやろう」と思う。少なくとも僕はそうです。


上記リンクより引用

それに、大事なのは結局「自分」なんですよ。世の中がどうあろうと、自分が自分のやっていることに対してどれだけ真面目になれるかっていうことが、なにより大事だと思います。
(中略)
自分が妥協せず、ちゃんとしたことをやっているかどうか。それだけがものを表現する人間のポイントですね。結果はすぐには出ないですよ。結果というのは「売れる / 売れない」ということではなく、自分にとっての「やれたな」という実感。これはある種、人生を賭けた博打なので。

上記リンクより引用

5年前にこのリンクと行をメモしてた自分から現在の自分へのエールみたいに思えました。過去の自分グッドジョブ!

って町田さんとヤナセさんがすごいんですけどね。
素晴らしい記事に心から感謝します。

何がきっかけで掘り起こせるかわからないから、
普段から心に残ることはメモするクセは継続しようと思いました。

5年前はアルバム出したい曲作りたいって願望だけがあって、
行動してなかったのです。その後、難しいとヒイヒイ言いながらも、
やりながら、進行しながらでないと掴めないものが
沢山あるとわかりました。

何かと人と較べて落ち込んでしまうこの悪循環。
ここは5年前より歳食ってラクになってきたのはありますけどね。
人の成功を良かったね、って心から思えるようになってきましたもん。
世の中にとって良いことが増えていくのが一番、って今は思えます。

でも動き出すと落ち込むことも増えます。
でも、結局「自分」なんですね。再確認出来ました。

自分にとって「やれたな」と実感できるアルバムが、
2024年中に生まれること、その日まで進んでいきます!
(しれっと今年中にしている。笑
出来れば夏、秋までには完成したいです)

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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