細い手で雲を蹴飛ばせ水馬
「水馬(みずすまし)」や「あめんぼう」は6月の季語。でも7月に使ってもおかしくないそうです。
国弘賢治さんの句が好きです。
あめんぼをはじくばかりの水の張り 国弘賢治
つくづく、私が憧れるのは写実なんだなぁと思います。
さて、タイトルの句は『4拍子3小節で綴る いのち』という五七五集を編んだ時に作ったもの。久しぶりに読み返し、「蹴るのは手じゃなくて脚だよね~」と自分にダメ出しをしております。
発表した当時の記事はコチラ。
ところで『4拍子3小節で綴る いのち』の「今」ですが、本業のお客様が障害年金を受給できるようになった時にプレゼントしています。欲しくない人もいるでしょうに、困った社労士です。
障害のある方は外に出られないことが多く、季節を感じにくいと思うので、そういう方にも季節を感じてもらえたら嬉しいな、なーんて思ったりして。まったく、歳をとるほど、お節介になっていきます。これも老害ですかね。