TALK TO MEネタバレあり感想
TALK TO MEを観てきました。
公開翌日にネタバレを含む感想ってどうなの、と思ったけれど書きたいので書くことにします。
この先ネタバレあり、これから観ようかなという人はごめんなさい。
ここまでです。
ミアとライリーが車の中で大声で歌うシーン、マティアス&マキシムを思い出した。
でも、ホラー映画と知っているからちゃんと前見て!危ないから!とヒヤヒヤする。映画の中であろうと脇見運転が怖いのはセッションのせい。
手に関してほとんど言及がないのがいい。
あのゲームも劇中ではあれ、もしくは降霊術としか呼ばれていない。あらすじで出てくる90秒憑依チャレンジ、はあくまで観客に対する説明のための言葉。
あらすじではSNSで話題の、となっているけれど正確にはある高校で流行っている危険な遊び、程度な気がする。
まだ行為そのものに名前をつける段階にきていないし、あの手がないと成立しないから爆発的に全米で大ヒット!は無理だし。
そこまで監督は考えてないよ、かもしれないけれど、リアルに手を繋いで「私に話してみて」(TALK TO ME)と言い合える友人関係を作ろうよ的なメッセージがあるのではないだろうか。
あと、みんながやってるからってドラッグはやんなよ。
やってるのは降霊術なんだけど、たぶんあれはドラッグのメタファー。
瞳孔が開くのとか、全能感とか、何度もやりたくなるとか。
よくない雰囲気のパーティーに同席する下の子、薄暗さ、うまくいってない家族関係がへレディタリー/継承ぽいなと思った。
ヘレディタリーがかなり好きなので、TALK TO MEのどうにもならない息苦しさも良いなと思った。
後半のミアとパパのシーン、もう少し分かりやすくならないか?と思ったけど、ミアにうつの傾向があり、幻覚と幻聴が起きていたとしたらなるほど、となる。
ミアが見ていたのは悪霊なのか、それとも。
ラストは予想できたけど、それでいい。それがいい。と言いたくなる。
ラストシーンを観るための映画かもしれない。
各国でリメイクされそうなくらいプロットがいい。
2を作るなら手について掘り下げることもできそうだし、今後にも期待。
アリ・アスター作品が好きな人は雰囲気込みで好きだと思う。
この話で一番可哀想なのはジェイド、ライリー、スーだと思う。
絶対に南の方に引っ越したほうがいい。
予告でやっていた枯葉が面白そうだった。
恋愛ものは苦手だけど、あれは観ないといけない気がする。
来年はカラオケ行こ!、枯葉、ボーはおそれているを観る予定。
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