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書けない予感、ひしひし

あぁ、昨日に続き今日も書けそうにない予感。
ネイルのために伸ばしていた爪を切った。爪を切るためにネイルを外した。

つけ爪をしていたわけではない。ジェルネイルのシールをしていた。
爪にジェルが含まれたシールを貼り、専用のライトで硬化させ、外れないようにするという不器用でもなんとかなるセルフネイルだ。

爪が綺麗だと指先を見るたびに「可愛いじゃない」とうっとりするが、窮屈でもある。
薄いシールを貼り、その上から補強のためのトップコートを少し塗っているだけなのに爪が分厚い。外した時の開放感たるや。

わたしはネクタイを身につけたことがないのでネクタイがどれほど息苦しいかわからないが、おそらくネクタイを外した時の開放感はネイルを外した時の感覚に近いと思う。

もともと深爪が落ち着く身としては、爪を意図的に伸ばしてさらに装飾を施すのはなかなかにしんどい。タイピングしにくかったし、指の隙間にゴミが入るのが苦痛だった。
でも、人のネイルは見ていて楽しい。とても素敵だと思う。

祝日の今日、本当ならペーパーを作るなど何かしらをしなければいけないと思いつつ、気持ち的にどうにもならない気がしたので外出をした。
外出は楽しかったが、何の成果もない状況に気が沈んでいるのも事実だ。心がふたつある。

今週の土曜は大腸カメラをやるので一日が潰れる。日曜になにか形にしよう。1ミリでもいい、なにかしなければ。
コンビニで印刷をしたものを文学フリマで出すのだが、すでに2回試し刷りの段階で店員さんに紙の補充をしてもらっている。これが心苦しい。

このままでは「B5コピー女」とあだ名をつけられてしまう。
少し離れたセブンに行こう。

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大森薫
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