緑の灯が、ここにあります

アイドルたちは自分の色のペンライトにどれだけ気付いてくれるんだろう。
昨日、千秋楽だったAdoのモナ・リザの横顔を観てきた。オープニングアクトはAdoプロデュースのファントムシータ。

会場はファントムシータのホームというわけではないので、ペンライトの色は箱推しの赤が多かった。Adoは好きだけどそのプロデュースまでは追いかけないという人もいるだろう。とりあえず赤にしておく派が多かったと予想している。

しっかりと予習をしたため、スタンバイ位置で一曲目がキミと××××したいだけとわかる。
わたしのペンライトは緑を灯している。端っこの席、ステージから見えるかはわからないが灯翠ちゃんの最高のパート部分(では大きくペンライトを振ってアピールした。君が！一番！！素敵だよ！！！と。

自己紹介でわかる声援の量。ファントムシータで一番人気はたぶん、あの子だろう。
しかし、ファントムシータは曲ごとにセンターが定められているから、〇〇は優遇されてる！！みたいな不公平感はない。そもそも、ファントムシータはみんな歌が上手い。みんながセンターの才能と器を持っている。このセンター交代制はファンとしてありがたい。だって、推しが運営に推されていないと思いながら応援するのは悲しくなるから。

ほとんどが赤で染まる会場で、どうかここにいる緑に気付いてくれ。わたしはあなたのその、美しさと恐ろしさが同居した大きな瞳に魅せられて、もっともっと白目の部分が見たいと思っているんだ！という気持ちでペンライトを握っていた。

見えてたかな。どうだろう。
見えてくれてたなら嬉しいな。