大学に関する英単語①
元海外の大学職員による、日本の大学職員のための英単語集・その1です!お役に立てれば幸いです。
Bachelor of Arts degree:文学士号
Bachelor(学士)+ Arts(文)+ degree(号)
理学士は、Bachelor of Science です。Program:(専攻)プログラム
University:総合大学
【和訳】ブリティッシュ・コロンビア大学(UBC)の認知システム・プログラムで学士号を取得しました。
First year:一年生
Second year, third year, fourth year は二年生、三年生、四年生
また、一~四年生のことを freshman year, sophomore year, junior year, senior year と呼ぶこともあります。Major:専攻
Biology major は、生物学専攻。College:学部(アメリカ)。この他にも「単科大学」「中学校卒業後の継続教育機関(イギリス)」「専門学校(イギリス)」という意味もあります。
【和訳】大学一年生だった時に、私はボストン大学の文理学部で生物学を専攻していました。
Department:学科
Faculty:学部(イギリス連邦諸国)
Minor:副専攻
Double Major:二重専攻、複数専攻
例)She graduated with a double major in Psychology and Computer Science.
【和訳】ブリティッシュコロンビア大学の認知システム専攻プログラムは、四つの学科(コンピュータサイエンス、言語学、哲学、心理学)と二つの学部(文学部と理学部)にまたがって提供されています。認知システム専攻に加え、副専攻またはダブルメジャーで卒業することは至難の業です。
Graduation:卒業
delayed graduation:卒業の遅延Required course:必修科目
Required(必修、必須)+ course(科目)Fulfill / satisfy / meet:(要件を)満たす、達成する
Year promotion:学年進級
Year(学年)+ promotion(進級、昇進)Requirement(s):要件
Leave of absence:休学
Extenuating circumstances:酌量すべき事情
【和訳】卒業が遅れる理由としては、必修科目の落第、学年進級の要件を満たしていない、酌量すべき事情による休学などがあります。
Unfortunately:残念なことに、残念ながら
Credit(s):単位
Short:足りない
Transfer credit(s):編入単位
Approve:認定、承認、許可する
I'm sorry for not writing with better news:「良いご報告ができず、心苦しく思っております」「芳しくないお知らせで申し訳ございません」
【和訳】残念ながら、卒業まであと2単位足りません。あなたは現在、上級科学30単位のうち28単位を取得しています。編入単位は、理科の上位レベルの必要単位に算入することが承認されませんでした。良いご報告ができず、心苦しく思っております。
Take / complete:履修する
Required course(s):必修科目
Required / mandatory:必須、必要
Course load:一定の期間(一年や一学期など)で履修できる科目の数。Full(満タン)course load の時は、履修できる科目の数が上限に達しています。「上限まで単位を取る」ことと同等に受け取れます。
(Academic) term:学期
Elective course(s) / elective(s):選択科目
Workload:勉強量、仕事量
【和訳】大学一年目と二年目は、専攻に必要な科目を優先的に履修しました。両学期とも、上限まで単位を取るようにしました。また、学業のバランスを取るために、各学期に1つの選択科目も履修するように心がけました。
I'm afraid ~~:「恐れ入りますが…」相手にとって都合の良くないことを丁寧に伝える言い回しです。
Enroll / enrol:登録
Enroll はアメリカ英語の綴りで、enrol はイギリス英語の綴りです。Section:しっくりくる和訳が見つからなかったので、例えで説明してみます:COGS 300 という授業科目があるとします。一学期目と二学期目に開講され、section(セクション)が二つあります:一学期目に開講される「COGS 300 001」と、二学期目に開講される「COGS 300 002」です。両方同じ科目なのですが、開講される学期が違ったり教える教授が違ったりするので、学生がセクションを変えたがって私に連絡してくるケースがよくありました。
Register:登録
Register と enroll の違い:「register」より「enroll」の方が公式・正式なニュアンスを持っていると私は思います。「register」は学生が自分で登録できるのに対して、「enroll」は学生が履修登録して且つ授業料・手数料が支払い済みだということを大学側が確認して、正式に登録が完了した時に使う印象があります。Waitlist / waiting list:キャンセル待ちリスト
Prerequisites:前もって必要なもの、前提条件
【和訳】恐れ入りますが、すでに定員に達している科目のセクションに強制的に登録することはできません。空席のあるセクション、またはキャンセル待ちリストに登録してください。キャンセル待ちリストに登録するには、科目のすべての前提条件を満たしている必要があります。
Self-declare:自己申告する
Submit:提出する
Application:申請書、申込書
Admission:入試
GPA (grade point average):グレード・ポイント・アベレージとは、修得単位 1 単位あたりの、獲得したグレードポイント(GP)の平均値を指します。
【和訳】認知システム専攻プログラムは、自己申告できる専攻ではありません。申請書を提出する必要があります。プログラムには毎年限られた数の席しかありません。そのため、申請のための最低限の前提条件を満たしていても、プログラムへの入学が保証されるわけではありません。適格な学生は、限られた席が埋まるまでプログラムに入学でき、GPAによって優先順位が決まります。
「この単語は英語で何て言うの?」「どういう風に文章で使えばいいの?」など、ご質問がございましたらコメントでお気軽にお尋ねください!