WCW2022 AYA グラレコ公開
グラレコ 山内 健
【CancerX AYA】〜命をつなぐ選択肢・妊孕性温存について知る・考える〜
Cancer Agenda
3 がんに関するアンメットニーズ*を可視化する
4 がん領域におけるマイノリティ*への公平なサポートを拡充する
11 誰もが必要な時に適切ながん情報を得られるようにする
12 患者⼒*が育つ環境をつくる についてセッションが行われました。
*アンメットニーズ
世の中に認知されていない潜在的なニーズ(欲求・要求・需要)のこと。それを求める⼈数が少ない ことや声を上げにくい環境が原因となり満たされていないニーズを指す。
*患者⼒
⾃分の病気を医療者任せにせず、⾃分事として受け⽌め、いろいろな知識を習得したり、医療者と⼗ 分なコミュニケーションを通じて信頼関係を築き、⼈⽣を前向きに⽣きようとする患者の姿勢 (引⽤元:PEP(Patient Empowerment Program)。
<登壇者>
●鈴木 直氏(聖マリアンナ医科大学産婦人科学講座教授)
●御舩 美絵氏 (若年性乳がんサポートコミュニティ Pink Ring 代表)
●宮原 由紀氏(家庭でできる性教育サイト「命育」代表 / Siblings合同会社 CEO)
●モデレーター 岸田 徹氏(NPO法人がんノート 代表理事)
【CancerX AYA】は、ライフスタイルが大きく変化するAYA世代(思春期から30代)にがんを経験した人の様々な課題から、妊孕性温存に焦点を当て議論しました。
「妊孕性温存医療は大切な命を守る医療。がん生殖医療を推進する(鈴木氏)」
「言いにくい性の話もネガティブなイメージを持たないように、ごまかさずに伝えることが大切(鈴木氏)」
「患者一人ひとりに人生のストーリーがある。がんサバイバーの選択肢が尊重され、安心して妊娠・出産・育児ができる社会になることを願う(御松氏)」
モデレーター岸田氏の「様々な選択肢を尊重があり、それを尊重し支える」言葉のとおり、CancerXは課題解決に向けて取り組みます。
Cancer Agenda v.1
https://link.cancerx.jp/wcw2022-canceragenda
社会意識調査
https://link.cancerx.jp/wcw2022-research-2nd
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