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【カルチャー】キャンサースキャンのMVV浸透の施策とは?

キャンサースキャンのnoteに目を通してくださっている皆様、こんにちは。
採用担当の八幡と申します。

キャンサースキャンは「人と社会を健康に」という大きなミッションを掲げ、予防医療事業を推進しています。予防医療というフィールドでインフラのような存在を目指す当社は、MVV(ミッション・ビジョン・バリュー)への共感を大切にしており、MVV浸透に関する取り組みを定期的に行っています。
キャンサースキャンのカルチャーの一部を是非知っていただきたく、今回はそれらの取り組みを、人事本部の仲間とともにいくつかご紹介いたします。

入社後の代表福吉とのセッション

当社では、新入社員向けに代表の福吉が創業経緯やMVVなどの話をする時間を設けています。最初に新入社員の自己紹介からスタート。自身の所属先や経歴などを話し、一通り自己紹介が終わったら、福吉の創業経緯とMVVの話に入ります。
P&Gでマーケターとしてのキャリアを経て、ハーバード・ビジネス・スクールに留学し、なぜ今予防医療の会社を作っているのか、なぜ自治体がクライアントになっているのか、目指していきたいことなど、福吉は熱く新入社員に語りかけていました。

※創業経緯の詳細についてはぜひ下記noteをご覧ください。

私も2年前、入社してすぐに福吉のセッションに参加しました。正直、当時は福吉と直接話すのは緊張しましたが、キャンサースキャンの創業経緯やミッションを聞き、身が引き締まりました。福吉の話が終わった後に一人ひとり感想や質問を聞いていくのですが、「福吉さんの思いを聞いて入社してよかったと本当に思った。これから頑張りたい」といったポジティブな声が多く上がりました。入社してすぐにこういったセッションを行うことが新しいメンバーのモチベーションアップに繋がると嬉しいです。

さて、ここからは、人事本部のHRBP(組織・人材開発や人事企画)を担っているチームの山口さん、島田さんにMVV浸透のその他の取り組みついて紹介していただきます。

MVVワークセッション

八幡:まずはMVVワークセッションを始めた経緯を教えてください。

山口:当社は、6月と12月の年2回、表彰を行っています。元々は社員の皆さんから日々の業務や行動においてMVVを体現している方を、その事例を添えて投票していただいていました。ありがたいことにたくさんの仲間が増え、組織規模が拡大したことから、よりお互いの日々のアクションがわかる単位での取り組みとしたく、 全社ではなく部門ごとにMVV浸透やお互いの成果・実績を讃えるための取り組みをはじめました。

八幡:人事本部でのMVVワークセッションは、身近なメンバーでMVVに向き合う良い機会になりましたね。

山口:そう思ってもらえていたら嬉しいです。人事本部では、まず各チーム独自にキャンサースキャンのMVVの解釈を言語化する「MVVワークセッション」を行いました。

・チームの役割をふまえ、MVVの解釈を言語化する
・ミッション・ビジョンをチームとして解釈し、どう定義するかを言語化する
・バリュー・行動指針を解釈し、チームとしてのDoとDon't を言語化する

各チームで考えた内容をアウトプットし、そこで出た質問や他チームからの意見を基に内容をブラッシュアップ、再度アウトプットをして会が終了となりました。

八幡:他の部門でも人事本部と同じように取り組んでいるのでしょうか?

山口:部門によって職務内容や働き方、メンバーのバックグラウンドはさまざまなので、人事本部で行ったようなやり方をベースとしながらも部門ごとに工夫をしています。たとえば、OKR※の振り返りをしながらその場で各メンバーがMVVに落とし込みをし、あとでリーダー陣が集約する、というような取り組みを行った部門もあります。
※当社では目標設定にOKRの仕組みを活用しています。

八幡:部門ごとに工夫して取り組んでいるのですね。私は、このMVVワークセッションを通して、MVVをチーム単位で解釈して落とし込み、共通して持つべきマインドセット・価値観・軸の認識を合わせることで個々の事象の判断軸が明確になり、パフォーマンスが出しやすくなると感じました。また、お互いのMVVに対する解釈を聞くことができ、相互理解の場となって良かったなと感じています。

山口:会社を取り巻く環境も日々変わって行くと思うので、定期的にセッションをやりたいですね。

Winセッション・表彰

八幡:人事本部ではMVVワークセッション終了後にWinセッションを行いましたが、こちらも実施の背景を教えてください。

山口:MVVワークセッションを行った後にMVVを浸透させていくための取り組みとして、表彰やWinセッションを実施しています。Winセッションはお互いの取り組んだことや成果を称讃するものですが、人事本部のような少人数かつ複数機能を持っている部門に適している施策なのではと思います。
人事本部ではNotionに各メンバーの成果を記入し、それに対して他のメンバーからコメントと、体現していると感じたMVVを選ぶという準備を行い、当日はそれを発表し合いました。当日はお菓子を用意し、和気あいあいとした雰囲気の中実施されました。

八幡:Winセッションでは、自分のやってきたことを知ってもらうことができ、メンバーの取り組んだことも改めて知ることができるのでチームの業務理解の場ともなります。皆から嬉しいコメントをもらうことができ、個人的にはかなりモチベーションアップにつながりました。
「自身が意識してやっていなかったことが役立っていて嬉しかった」「改めて皆の取り組んでいたことが知れてよかった」といった声もあがりました。メンバー理解の促進を行いながら、自身がMVVを体現できたかの振り返りをすることができる取り組みだと感じました。

山口:こちらは人事本部では四半期に一度取り組みを行っています。上記のような形式以外に、ワークショップ形式ではなく、表彰を行っている部署もあります。部署内で「最もMVVを体現できた人」のアンケートを実施し、投票数が多かった人が受賞する仕組みです。島田さんがHRBPとして担当している部門では、MVVワークセッション後に表彰を行った部門がいくつかありましたね。その時の様子を教えてください!

島田:私がHRBPとして担当しているデータサイエンス本部やエンジニアリング本部は早い段階でMVVワークセッションを実施し、その後表彰を定期的に行っています。両部門とも、メンバーから投票をもらってMVVを体現したと思われる方を表彰していました。エンジニアリング本部は表彰後にレクリエーションを実施して部門全体の相互理解を促進する取り組みも行いました。毎回表彰は盛り上がり、MVV浸透、カルチャー醸成の良い機会になっているなと感じます。
こういった取り組みにお互いをリスペクトする気持ちを持って真摯に向き合っているのはキャンサースキャンならではの特長だと思います!

八幡:山口さん、島田さん、ありがとうございます!

キャンサースキャンに少しでも興味をもってくださった方、考え方に共感してくださった方はぜひ新たな仲間として、採用エントリーをお待ちしております!


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