岸和田の女性
僕は静岡生まれ、静岡育ちで、大阪に来てからまだ15年ほどです。
大阪弁は喋れませんし、無理に「せやろ〜」といって何度も発音が違うと言われて無理に大阪弁をしゃべろうともしません。
耳慣れはしたので、河内の方でなければ、まあ聞き取れます。
今の施設に来る前に1年ほどですが、岸和田の病院で勤務していました。
喀血に対するカテーテル治療を日本で一番実施している病院で、
それも院長先生自らが執刀されていました。
その先生と最初にお会いした時に、その人柄、そして実際にカテを見させていただきその技術力や疾患に対する考え方、なにより院長としての他の職員への振る舞いなど尊敬することが多く、最初にお会いした時に確か、勤務させてくださいとお願いした記憶があります。
縁あって、先日も和歌山の学会でお会いし、色々とお話をすることができましたが、やはり尊敬できる先生でした。
ちなみに、医者で管理職される方は、B型が多いと思っています。
たぶん、少しフラッとしているところがないとやってられないのかなと勝手に思っています。
さて、岸和田で働いた1年は、楽しかったです。
途中、両手首を怪我して病院にご迷惑をおかけし申し訳無かったのですが、
職員の皆さんも非常にフレンドリーで、
岸和田という土地柄の印象は僕は良かったです。
ただ、だんじりにかける思いが半端なくて、半年以上前から週末にランニングなどのトレーニングしたり、だんじりのときには有給取ったりと、全てがだんじりで始まりだんじりで終わる感じで、まあ、すごい情熱ですね。
あと、岸和田の女性は、はっきりと物事を言われる方が多かった。
自分より遥かに年下のコメディカルに怒られたことも何度かありました(笑)
正しいことを言われるわけで、言い訳もできませんし、できる雰囲気もないくらい
岸和田の女性は強いですわ。
そして、あと、優しいですね。
気がきく方が多かったですし、飲み会も楽しかった。
もう、岸和田で働く機会はないでしょうが、
春木の駅は、やばい男性が多くて、あそこの駅は正直日常で使いたくなかったな。
大阪は結構広くて、結構地域性あって、いまの病院周辺の北摂のような、どちらかというと大阪でいえばしゃんしゃんとおとなしい感じより、
ミナミや岸和田といった、ザ大阪的な雰囲気が自分には合ってるし、好きですね。
隠れてこそこそいう感じが大嫌いなので、物事をちゃんとはっきり言うミナミや岸和田が好きです。
岸和田の1年は、自分にとって楽しかったし、その当時の院長先生にいろいろと刺激も頂きましたし、振り返れば良かったと思っています。
来週の治療、しっかりとさせてもらいますよ。
本日は診察、おつかれさまでした。