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あっちゃんの闘病記②『支えてくれた家族』

~家族にがんを告げる時~

乳がんの告知を受けた帰り、まず夫に電話をして乳がんだったことを伝えました。

電話の向こうで動揺する夫に看護師さんに聞いた話を伝え、私は大丈夫ということを伝えました。

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私に落ち込んでる様子がないことにびっくりしたみたいです。

帰って晩ご飯の後、その当時中学2年生の娘と小学5年生の息子にもママが乳がんになったこと、入院で2週間位いないけど、家のことを皆で協力してやってほしいことなどを伝えました。

子供達も「わかった」と言う感じで深刻にならなかったのですが、夜、寝ている時に私にバレないように布団を頭からかぶり声を殺してシクシク泣く息子がいました。
この息子の姿を見た時が、一番泣けました。

~まず起こした行動~

この病気は私一人の闘いではなく、家族みんなの闘いなんだと思いました。

まず私がしなければならないことは、病院探しや、手術方法を調べることより、息子を安心させることでした。
がん=死ではなく、ちゃんと治療すれば治る病気ということ、ママには病気を治せる力があることを話ました。

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そして、息子の担任の先生と近所のママ友達にも話をして、私の入院中のフォローをお願いし、たくさんの人に協力してもらいました。

告知から入院まで20日ほどあったので、入院する時はみんな笑顔で見送ってくれました。


~入院前に家族からもらったもの~

入院前に家族からもらった娘作のメッセージつき折り紙の花束です。

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ママへ
手術がんばってね!
おうえんしてるよ!
大好き〜♡
いつもの元気でファイト! 娘

(OK!頑張るね。ママも大好き〜♡)


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ママへ
しゅずつがんばってね。ファイト!
持ってるぜ☆ 息子

(あちゃちゃちゃー。こんな時に言うのも何やけど、『しゅずつ』→『しゅじゅつ』。手術の漢字も習ってたね。『持ってるぜ!』→『待ってるぜ!』やね!)


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ママへ
元気になって帰って来て下さい!
みんな待ってるからね‼︎
シリコンは両方Eカップでお願いします! パパ

(どさくさに紛れて何願望言うてんねん(# ゚Д゚))


でも、この花束のおかげで、笑いながら『行ってきます』と言えました。

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