(副作用対策)吐き気で食べられない①
こんばんは、むーちゃん先生です。今日も治療お疲れ様でした!
今回のテーマは「吐き気で食べられない」です。
がん治療中には、抗がん剤や放射線治療の副作用による吐き気が起こることがあります。
この吐き気のタイミングは、治療後24時間から48時間以内に起こり、2日〜5日間続くことが一般的です。
また、抗がん剤を受けていない時でも、思い出して吐いてしまうこともあります。
このような状況では、無理に食べても吐いてしまい、食べることが怖くなり、結果的に食事を摂らなくなるという悪循環に陥りがちです。
そこで、まずはお薬を上手に使って吐き気をコントロールすることが重要です。
医師や薬剤師と相談しながら、内服のタイミングなどを調整することで、食事が取れるようになる場合もあります。
また、入院患者の場合は、内服が難しい場合でも、点滴による吐き気止めの投与も可能です。
抗がん剤や放射線治療を受けている方には、まずはお薬を使って吐き気の症状を軽減し、食事が摂れるようにすることをおすすめしています。
なお、大腸や胃などの手術後に吐き気がある場合は、どこかで詰まっている可能性も考えられますので、食事を進めずに様子を見ることもあります。
次回は、ご自身でできる吐き気の時に合った食事の取り方についてお話していきます。
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読んで頂きありがとうございます!少しでも皆さんのお役に立てると幸いです!