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意識の共有 ドルメンからみえてくるもの

ガラスで制作したドルメン

ちょっとコアな話題でなんですが、これが私の本質でもあるので、
よかったらお読みください。

ガラスで各パーツを製作し組み上げてみて始めて、自分なりにこの形態が示す本来の?目的が分かった気がしました。

組み立ては簡単そうですが、さにあらん。それぞれの傾きや他との協調なくしては、すぐにバランスを崩してしまいます。
そういうものが何百年、何千年と形を留めていることの不思議。
もちろん後世の人が修復しているとは思いますけど。

イギリスを旅していた折に、郊外のいろんな所でこのオブジェを見かけました。日本でも鹿児島の田んぼの畦道とかに「田の神さあ」 という石像の守り神が置かれていますが、昔の人の祈りや豊穣を願うものだったのでしょう。

さておき、ドルメンは三体の支柱石に支えられ一枚の岩が天井岩としてその上に載せられたもの。
小さいものでは高さが50センチ位のものから大きいものでは2〜3メートルになるものも在ります。

ドルメンとはフランスのブルターニュ地方の言葉で「石の机」を意味するらしいです。
ドルメンという未だに製作目的の解らないオブジェは世界各地に、とりわけイギリス、アイルランド、フランス北部に集中して点在しており、日本でも見られます。

一つの目的のために相互の考え・意識を尊重し共有しあうとき、そこには単体ではなしえない拡大された「意識の共有」が生まれます。

それぞれが他と協力し意識を通い合わせたときだけ、それぞれが接する他との一点によって、上部に一つの存在、共有された意識の総体が視えてくる。

世界に点在するドルメンが「意識の共有」を顕すシンボルに見えてきます。

この地球上において、次元を超えていくために必要不可欠な通過儀礼であるようにも思います。

世界が平和であるためにも、私たちそれぞれが高い意識を持って「意識の共有」の連鎖をしてゆくことが望まれるばかりです。

ああ、まだ言い足りないことが沢山ありますが、機会を見てまたいつか。

以前旅したベトナムの記憶はこちらから。

インスタグラムもやってます。しばらく休んでますけど。


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