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夜更しすると第二次性徴が早くなる?!【メラトニンと第二次性徴】

こんにちは

でかめの課題から開放されたので久しぶりになりましたが更新していきたいと思います。

コーヒーを飲みながら本を読む優雅な午後を過ごしていたら新しい知識と遭遇してしました。

それは「夜ふかしすると第二次性徴が早くやってきてしまう。」というもの。

それについて自分なりに少し調べてみたのでnoteにまとめたいと思います。それでは参りましょう。


目次


1)第二次性徴とは

第二次性徴(だいにじせいちょう、英: Secondary sex characteristic)は、体全体での生物学的性差である。性的に成熟する過程で雌雄の形態の差を生じる現象は性的二形といわれ、多くの生物に見られる。(wikiより)  

男性は精通、女性では初潮を迎え、生殖能力を持つようになる。子供から大人へと変化する段階のことということができますね。


2)第二次性徴を司るホルモン「メラトニン」

(wikiより:メラトニンの構造式)

BCAAの記事でも少し言及したメラトニンですが、これはトリプトファンというアミノ酸からセロトニンを経て得られるホルモンの1種です。

(BCAAについての記事はこちらから↓)

メラトニンは脈拍・体温・血圧を低下させ睡眠導入をする作用を持ちます。メラトニンが増加すると性腺刺激ホルモンが抑制され、生殖腺の発達を抑制する働きもあります。他にも抗酸化作用などの体に嬉しい作用もあります。

メラトニンは脳の松果体(しょうかたい)という内分泌器から分泌され、日中はその分泌は少なく、夕方から夜にかけて分泌量が増加して行きます。通常は1~5歳の幼少期に多く分泌され、年齢とともに松果体が退化していき、メラトニンの分泌量も減少していくので、大人は子供のときより夜更しができるようになって行きます。

また、セロトニンは強い照明などの光でも減少します。これらの性質が子供の第二次性徴の早期化に関与している。という説が現在有力なようです。

次は第二次性徴の早期年齢化をデータをもとに見ていきましょう。


3)第二次性徴早期化の推移

(画像:https://www.ecochil-osaka.jp/sickness/page-1297/ より)

上のグラフを御覧ください。初潮年齢がここ100年だけでもだいぶ早くなってしまっていることがおわかりいただけるでしょうか。

グラフにはありませんが、江戸時代(17世紀頃)では初潮年齢はおよそ17歳程度であったと言われています。現在の平均初潮年齢は12歳と2ヶ月とも言われており、ここ400年で人類の平均初潮年齢が5歳若返ったということですね。皆さんはこの数値の推移をどう捉えますか?

先程メラトニンは光によって減少することは示しました。ここ最近の第二次性徴の早期化は照明機器の普及もありますがなんと言っても無視できないのはスマホやPCの普及でしょう。夜遅くにスマホを触っていると、睡眠不足や成績低下の他にもこのような弊害が生まれているのです。

今では小学生でもスマホやタブレットなどの電子機器を持っている時代、保護者にも子供に電子機器を与えてもよいのだろうか、と今一度考えてほしいですね。


第二次性徴が早くなりすぎるとどうなるの?

・最終身長が低くなる

第二次性徴が来ると特に女性は成長が止まってしまう傾向にあります。そのため身長が伸びづらくなってしまい、最終的な身長が小さくなってしまう恐れがあります。

・閉経が早くなる

男の僕が言うのもなんですが、女性は障害に排卵できる卵の数が決まっているそう。そのため初潮が早いということはすなわち閉経も早まるということ。更年期障害にも早く苦しむことになるそうです。


まとめ

今回は夜更しや光によるメラトニンの減少によって第二次性徴が早まっているということについて書きました。

現在第二次性徴早期化は収束傾向にありますが、これはあくまでも平均の数値、皆さんの子供ができたとき、この情報時代をいきていく子供にはやく電子機器を与えるべきでしょうか、それとも…

将来親になるであろう私達の年代こそ一度は考えておきたいですね。

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