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骨幹理論とあなたにあった生活スタイル

こんにちは

オンラインでの授業やリモートワークなどが増えている今日の生活ですが、肩こりや腰痛などに悩まされてはいないでしょうか。ご存じの方も多いと思いますが、腰痛や肩こりの原因は反り腰で長時間座っていたり、猫背でずっとパソコンを眺めていたりすることで起こる。体の歪みが原因であることが多いです。本来は極度の歪みは健康上良くないので直したいところですが、人間多少の歪みはそれぞれ固有のものを持っているそうで、完全には治すことは難しいそうです。

今回紹介する骨幹理論はそうした歪みを大きく2つに分類し、自分の歪みの特性を知り、向き合うことで、生活を豊かなものにするのと同時に競技のパフォーマンス向上にもつなげよう!というお話です。ソフトバンクホークスで育成選手から急成長を遂げた千賀滉大投手らもこの理論を取り入れたことが飛躍につながったそうです!(長くなってしまう反省を生かして骨格理論を応用したパフォーマンス改善は後日書きます。笑)

※今回の参考文献は主に鴻江寿夫氏の著書「あなたは、うで体?あし体?3秒で体がわかる、人生がかわる」です。より深く学びたい方はそちらを御覧ください。(定価1400円+税)

目次

1) 骨幹理論とは

  1-1 骨幹理論とは

  1-2 鴻江理論とうで体あし体の特徴

2) あなたはうで体?あし体?

  2-1 うで体あし体の見極め方

  2-2 骨幹理論的自分にあった生活方法


1)骨幹理論とは

1-1 骨幹理論のとは

「骨幹」とは、本来骨の中間にある細長い部分のことを指しますが、体のおおもととしての骨という意味から転じて「物事の根幹」を指す言葉としても使われています。

ここで言う骨幹理論は、アスリート・コンサルタントの鴻江寿夫氏が考案した鴻江理論を元にした骨幹理論のことを「骨幹理論」と呼ぶことにしましょう。

1-2 鴻江理論とうで体あし体の特徴

・鴻江理論

鴻江氏が数多くのアスリートを見てきた中で、人間は「うで体(猫背型)」と「あし体(反り腰型)」に分類できるということに気づいたそうです。(たまに100%均整の取れた人もいるそうですが)以降、セミナー等ではうで体とあし体に分類して指導を始めたそうです。

(僕の乱雑なメモですが、こんな感じです😅)

・うで体の特徴

うで体の特徴は猫背型というだけあって本人の自覚なしに猫背になっているのが特徴です。そのため重心はつま先側になりやすく、右側の腹斜筋が縮んでおり、その結果右腰が前に出た状態になり、均整をとるために右肩が数mm単位で下がるようです。このような特徴を持つ人はなにか動作をするとき手でタイミングを取ると能力を発揮しやすくなるため、「うで体」と名付けられました。

・うで体によく見られる症状

猫背のため肩がこりやすく、胃もたれをしやすいらしいです(この理由はわかりませんでした。うで体の人教えてください)。また右腰が前に出ているため左足を引きずりやすく、左足の捻挫が起こりやすいなど、何かと体の左半身が怪我しやすくなります。

・あし体の特徴(筆者はあし体です)

簡単に言うとあし体はうで体の逆です。反り腰タイプと言うだけあって上半身は反り返っています。そのため重心はかかとにあり、座るときの上半身の重さがお尻にダイレクトに加わり、坐骨神経痛になりやすいそうです(母があし体なのですが、まさに坐骨神経痛経験者でした)。うで体とは逆に左の腹斜筋が縮んでいて左腰が前に出ていて左肩が下がっています。動作をするときは脚から動き始めると能力を発揮しやすいため「あし体」と名付けられました。

・あし体によく見られる症状

あし体はうで体と逆なので、前述した坐骨神経痛のほかに左腰が出ているとこで右足首を捻挫しやすく、そのほか諸々右側を怪我しやすいです(僕も右足首を捻挫しすぎてとうとう平地をジョギングするだけで右足を捻挫するようになりました)。

・生まれたときはみんなうで体?

人間は生まれる前は母体の中に猫背の状態でいて、生まれたあとも一番重い臓器である肝臓が右側に位置していることから生まれたときはうで体であると考えられています。その後生活習慣や遺伝などによってうで体のままかあし体に変化するかで分かれるそうです。では、皆さんはどちらでしょうか、少し見分け方を紹介します。今寝転がりながらこの記事を読んでいる方はお手数ですがご起立ください(笑)


2)あなたはうで体?あし体?

2-1 うで体あし体の見極め方(やってみよう)

・脚の上げやすい方向…腰が前に出でいる側の体側にに脚をあげようとすると引っかかって上げづらく感じます。そのため、左側が上げやすく、右側は上げづらい人は右腰が前に出ている「うで体」、反対に右側が上げやすく左側が上げづらい人は左腰が出ている「あし体」であるということができます。

(画像参照https://store.descente.co.jp/column/column_descente_kounoeseries.htmlより)


・「やすめ」の姿勢でどっち足前が楽か…ほとんど「体側に脚を上げたときどちらの脚が上げやすいか」で判別できますが一応もう一つ紹介します。「やすめ」の姿勢をとってだらっと力を抜いたとき、どちらの足が前のほうが楽でしょうか。右足が前の方が楽という人は、左腰が前に出ている「あし体」で、左足が前のほうが楽というは、右腰が前に出ている「うで体」の特徴があるということができますね。

2-2 骨幹理論的に自分にあった生活

・あなたにあった靴選び編(ヒールの高さ)

うで体のあなたは重心が前にあるのでヒールが少し高めでかかとの滑りが良い靴がよいですね。歩く特は甲を持ち上げるようにして歩くので甲は硬めで幅は狭めが○

あし体のあなたはかかと重心なのでヒールは低めで脱げにくい靴を選ぶと良いですね。甲は柔らかめで、幅は広めが○。またあし体の人は外反母趾になりやすいので靴選びは慎重に(特に女性)

・あなたにあった寝具選び

人間は人生の1/3は寝てるという話はよく聞きますね。健康のためにも、質の良い睡眠は欠かすことができません。

うで体のあなたは猫背で、関節が緩んでいる特性を持っているので、枕は高めでマットレスは硬めで姿勢を緩みすぎないようにするのが○

あし体のあなたは体詰まっているので、枕は低めで低めでマットレスは柔らかめが○

・【必見】あなたにあったプレゼンで成功する方法!

実は緊張を和らげながらプレゼンをする方法もうで体あし体が関係しているんだとか。

うで体のあなたは腕を動かすと能力が発揮しやすいので、プレゼンの際は身振り手振りを交えながら発表すると過度の緊張も和らぎ、スムーズなプレゼンができるかも。

あし体のあなたは脚から動かすと能力を発揮しやすいのでプレゼンの際は歩きながらが○。そういえばジョブズとかそんなイメージあるね。

まとめ

骨幹理論で生活の見え方もぐっと変わるかも?!本にはもっとたくさん書いてあるので、ぜひ見てみてね。※あくまで理論は理論です。すべてが当てはまることはないと思いますが、この鴻江理論に基づいた骨格理論は個人的に該当する部分が多かったので今回紹介させていただきました。よろしければ、感想、フィードバックよろしくおねがいします。

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