[実験メモ02]門司港のレトロ
こちらの記事の続きです。
◆関門海峡を越える!
下関から関門海峡を越えた向こう側に、門司港があります。
海峡を渡る手段について、友人からは「やっぱ関門橋を歩いて渡らなきゃ!」と言われました。
・・・が、今回は時間がないので(理由はそれだけではないw)、関門連絡船に乗って移動しました。
海上からの景色は想像以上に迫力があって楽しく、大満足でした。
5分ほどで到着してしまうので、もうちょっと長く乗っていたかったくらいです。
(船内は冷房バッチリで超快適♡)
船はさほど大きくないのですが、オープンデッキ的な座席もあって、季節・天候によってはとっても楽しいだろうなぁと思いました。
◆門司港はそもそもレトロがウリ
「門司港レトロ」という言葉はもちろん前々から知っていましたし、一度訪れたいと思っていくつものレトロスポットをGoogleマップのリストに登録していました。
その中で今回の訪問先を選んだ基準は…お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが…連絡船乗り場からの近さです。(許して)
その中でも好きだった3つのスポットを振り返ります。
▶︎旧大阪商船
個人的には「レトロの王道!」という印象のビジュアル。(ベタですが赤煉瓦に弱い。)
威風堂々と佇んでいてくれるので、想像の世界に簡単に誘ってくれます。
内部は無料見学できるエリアが限られていて、1階にあるカフェも閉まっているタイミングだったので少し残念でしたが、展示されていた古い金庫の鍵が好きでした。
(旧三菱合資会社門司支店の金庫で明治29年に製作されたものとの説明がありました。)
▶︎JR門司港駅
門司港レトロのシンボルといえばここだ!と、絶対に外せない場所だと思っていました。
上記の説明のとおり2019年に改修(復原)完了なので、まだ随所にピカピカ感がありましたが、かっこよかったです。
念願の訪問だったのですが、暑さのあまり頭がぼーっとしてきて、内部の写真は何をどう撮りたかったのか自分でもわからない感じでした。
しっかりディテールを見ていたらきっと色んなときめきがあっただろうと思うと無念です。
しかも2階に見学エリアがあったのに、それもすっかり忘れ、涼しいランチスポットを探し求めてそそくさと駅を去ったのでした…。
▶︎九州鉄道記念館
こちらの本館は明治時代建築の赤煉瓦造りの建物とのこと。
屋外には機関車に電車にとたくさんの車両が展示してあり、車内に入れるものもあります。
そんな中、個人的には入り口の手前にあった「じも」の駅名標に一番グッときました。
「も」が特に良き…
そして、アルファベット表記がMOJIではなくMOZIというところも。
余談ですが右→左の横書きをみるといつも、知人から「1行1文字の縦書きとして読むべし」と教わった時のこと(自分が「!!!」となったこと)を思い出します。
この写真の場合は2~3文字ですが、長い場合は読みやすさが全く違います。これを教わって以来、右→左の横書きを見つけると妙に嬉しいくらいです。
夏っぽい例だと、お祭り屋台を向かって左から見ると
「ナナバコョチ」「プッロシ氷」
といった感じになっていることが多いので、よければお試しください。
◆門司港レトロウォッチングまとめ
門司港は「生まれる前の時代に心惹かれて想いを馳せる気持ち」のレトロがいっぱいでした。
ただ、未訪問のスポットはまだまだたくさんありますので、下関同様にまたちゃんと来たいと思いました。夜のライトアップも綺麗なのかしら。
ちなみに九州鉄道記念館を出る時、目の前にあったこちらの建物。
赤煉瓦(風?)なのだけど、そこはかとない平成のかほり…目を奪われてしまいました。
◆レトロな「ちょい旅」感想
下関も門司港も、レトロ好きなわたしの心をくすぐってくれて、ワクワクできました。
海や山といった自然の景色が一緒に楽しめたところも良かったです。
心が躍ると同時に、落ち着く街でした。
ただそれだけに、あそこも行きたかった…あのグルメを食べておきたかった…など思い残すことが結構あります。
門司港駅舎をリベンジしたいこともあり、今度は小倉からJR線で門司港に入って下関に渡る…という逆ルートで訪れたいです!
もちろん、たくさん歩ける季節に…。
以上、読んでくださりありがとうございました☺️