松井隆良
この物語は、あるダメ人間の肥満に戦いを挑んだ、 ダメダメ人間本人の記録である。 全く無名の意志薄弱人間が心身の荒廃の中から ちょっとは健全な身体を養いたいと考え、 僅か数年でかっちょいいBODYを手に入れる奇跡の 妄想を通じて、その七転八倒の行動を 余す所なくブログ化したものである。
ダイエット・そもそもムズイ説今から2年ほど前、とある介護をテーマにしたオンラインコミュニティ。 そのコミュニティのなかで、私はこんな発表を行ったことがある。 『健康や介護予防に望ましい行動がなかなか始められない・長続きしないのは何故か?』 その理由を分析したうえで、私はこんなタイトルをつけてみた 『“ダイエットは明日から”理論』 2年したのち、この理論は思いっきりブーメランとなり私に帰ってくることになるのだが、それは今回問わないこととする。 タイトルだけ見ると非常にアホ
なんでこんなことになったのだろう… ぢっと腹を見る(石川啄木風に) 今を去ること約3年前、私は半年で35㎏ほどのダイエットに成功した。 まあ、35㎏も痩せる余地があったこの自体が問題であると言えば その通りなのではあるが、今は問わないこととしよう。 しかしその後3年ほど経過した現在私は20㎏少々リバウンドし、 再び肥満児…もとい肥満爺(現在47歳)への道を逆走している。 この道は いつか来た道 ああ そうだよ 私の腹が膨れてる♪ …などと歌っている場合ではない。 (そ