今さら聞けない…　∣　幼児食って？

こんにちは❢
現保育士&上級幼児食インストラクターのcanamiです☺️💗

自己紹介の投稿のあとはどんな内容にしようか…悩みましたが、せっかく資格があるので、幼児食について語っていきたいと思います✨️
そもそも「幼児食って？どんな？」と思われる方もいるかと思うので、ざっくりと幼児食についてお伝えしたいと思います🙋

幼児食の重要性

子どもの頃の栄養と食生活は、その後の人生における健康と生活の基盤となります❢
そもそも幼児食とは、離乳食が完了して大人の食事に移行する過程の食事のことです🍡

幼児期(発育・発達の区分)　＝　１〜６歳
幼児食(栄養・食事方法の区分)　＝　１歳６ヶ月〜６歳

さらに幼児食の区分を細かく分けていくと、
幼児食移行期　＝　１歳〜１歳６ヶ月未満
幼児食前期　＝　１歳６ヶ月〜３歳未満
幼児食後期　＝　３歳〜６歳未満

同じ幼児期でも１歳と５歳では、歯の生えそろい方や味覚、消化器官の発達が異なります🤔
同じ食事を食べさせるわけにはいかないので、体と心が大きく発育・発達する時期に合わせた食事が大切✨️

誤った食習慣によって、大切なお子さんが糖尿病や高血圧など生活習慣病になってしまう恐れも…
またこの時期は体の発育が盛んですが、発育の個人差が大きいので、
子どもの発育に合わせた適量を探る必要があります！

幼児食の役割

幼児食は離乳食から大人の食事並行するための大切なステップ❢
離乳食のように軟らかくしすぎたり、大人と同じ硬さの食事にしてしまうと、食べにくさを感じてしまい食事そのものへの意欲を失ってしまうことも…

あくまで大人の食事に近づいていくまでの段階としての『幼児食』があるんです❣️
そんな幼児食には７つの役割があります😋

1.しっかりとした自我を育てる

自我が育っていく時期なので、自分の意志で食べたがるように✨️
遊び食べや好き嫌いなどの食事の悩みも出てきますが、これは成長の証でもあります❢

２.生活リズムが整う

１日３回の食事と、１〜２回のおやつが決まった時間に食べることで、自然と起床、睡眠、遊びの時間が整い、規則正しい生活リズムが身につきます😘

３.味覚の発達を促す

食体験を積み重ねることにより、味覚が発達します😋
離乳食ではうま味、甘味、塩味が中心でしたが、幼児食では酸っぱい味、ほろ苦い味なども少しずつ体験していきましょう😍

４.かむ力の発達に役立つ

子どもはいきなり大人と同じものはまだ食べられません🙅‍♀️
歯の生え具合と食べるスキルに合わせて、食品の大きさや加熱時間を工夫することで、かむ力をつけることができます✨️

５.未来のからだをつくる

元気に動くために必要な炭水化物、脂質、体をつくるタンパク質、体の調子を整えるビタミンやミネラルを摂取します❢
バランスよく摂取することで、未来のからだの土台がつくれます👏

６.食べることの楽しさを学ぶ

食べること＝楽しいこと、とお子さんが感じられると、食べることへの意欲が湧いてきます🥺
なるべく家族全員が一緒の食卓につき、楽しみながら食事をします🍴

７.社会性やマナーが身につく

食事を通して人と関わることで、食事のマナーや社会性を身につけることができます✨
まずは、「いただきます」「ごちそうさま」の挨拶から始めます🙇‍♀️

離乳食と幼児食の違い

まず離乳食とは乳児期の食事のこと🍼
乳児期は子どもの成長・発達に伴って、摂食・咀嚼・嚥下の機能が発達する時期になります❢

離乳食の進め方の目安(調理形態)　
※あくまでも目安であり、子どもの食欲や成長・発達の状況に応じて、食事の量を調整してください❢

生後５〜６ヶ月頃　：　なめらかにすりつぶした状態　　　　　　　　　　　７〜８ヶ月頃　：　舌でつぶせるかたさ
９〜１１ヶ月頃　：　歯ぐきでつぶせるかたさ
１２ヶ月〜１８ヶ月頃　：　歯ぐきでかめるかたさ

続いて幼児食は幼児期の食事のこと👧
幼児期は、歯・手指・心の発達が食事と深く関係しているため、乳児期に比べて食事についての個人差が大きくなります🤔

そのため、幼児期は複合的な視点で子どもの食事をサポートする必要があります❢
幼児食移行期　：　上手に食べることができないので大人のサポートが全面的に必要
幼児食前期　：　遊びた食べや好き嫌いなどの食事の悩みが出てくる
幼児食後期　：　食事のマナーなど理解し、大人との会話も楽しめるようになる

今回はざっくりと幼児食についてお話させていただきました☺️❤️
次の投稿では幼児食での多い悩みをもとに、解決策をお伝えできればと思います✨️

最後まで読んでいただきありがとうございます🥰
次の投稿も楽しみにしていてください💕

🌼canami🌼