「褒める」ことの落とし穴
皆さんは「褒める」という言葉に対してどのようなイメージを持っていますか?
自分を褒める行為は好きです。
ただ、誰かを褒めることは好きではないです。
どうしてかと言うと自分の価値観を押し付けてしまうことになるから。
褒めるという行為は事実に対し、評価した結果に過ぎない
誰かにじぶんを評価されるのってとても息苦しいです。
これは誰かにとって良いと思われるか、悪いと思われるかと考えるよりも
自分が正しいと思う、没頭できることをやっていきたい。
よくある上司が部下を褒める場面
Aさんが行なったことに対してBさんが「よくやった、素晴らしい」と褒めたとしましょう。
それはAさんが行なったこと=素晴らしいではなく、
Aさんが行なったことをBさんが良いか悪いかは評価した結果良いと映っただけなのです。
「BさんがAさんの利益になることを行なった」にすぎない場合だってある
褒めることそのものを否定している訳ではなく、
誰かから褒められることを指標としていると
その誰かの判断軸に自分の価値を決められてしまうよってこと。
私が心がけていること
一緒に働くメンバーには「Aさん、〜ができるようになっていて、すごいですね」と褒めることはしない。
「Aさん、前苦手と言っていた〜ができるようになっていますね。(事実)
これで〜と言う別の案件にも応用が聞くので、グッと仕事の幅が広がりますね。 (予測される成果、その人にとってメリットがありそうなこと)
Aさんが懸命に取り組んでいるところを見ていたから、私はとても嬉しい気持ちになります。(自分自身の感情)
いつもありがとう(感謝)」
目指していること
私が「良い」と言うことを実践するのではなく
Aさんは、
Aさん自身が幸せになることを考え、
Aさんが選択し、
自走していけること
最後に
大好きなことに没頭する大人が増えますように
密かにたくらんでいます