英語嫌いから短期留学へ⑥「英会話教室に通う」=「英語が上手くなる」わけではない。
英会話教室に通い始め、英語が上達したのか?と言われると、以前よりは聞けるようになったし、ネイティブの人と話すことにも多少は慣れた。
ただ、やはり「英会話教室に通っている」=「英語が話せるようになる」というわけではなく、英語を話したり、聞いたりする事が増えただけであって、週に1度のレッスンで急激に上達するわけではない。
たとえばピアノのレッスンと同じように、日々自分でコツコツと練習し、レッスンで先生の前で弾いてみて間違えている所を修正してもらったり、アドバイスをしてもらうのと同じ。
「英会話を習う」という事は、結局は自分なりに勉強し、週1回のレッスンはその成果を発表する場所という位置づけでしかない。
英語教室はアウトプットを重視し、教材を持ち歩いて、通勤時間や仕事の休憩時間など、自分なりにインプットの時間を作った。
もともと英語嫌いで学生時代は「英語なんて話せなくても生きていけるわ!」と思っていたのもあり、文法も中学英語からもう一度やり直しだった。また後々詳しく書くとして、これは本当に学生時代にちゃんとやっておけばよかった・・・と思う事の一つ。
英語力に関しては、やはり自分でどうにかしないといけないというのは身に染みてわかったけれど、言語を学ぶということはただ言葉を学ぶだけではなく、他国の文化とも隣接しているという事を学んだのも英会話教室だった。
正直、英語教室に行くまでアメリカとイギリスの違いもあまりわかっていなかった。それまで「英語は受験の為の教科」という認識だったから、英語を話す国だしそんなに違いはないだろう・・・と勝手に思っていた。
今まで朝起きて、仕事に行き、帰宅してダラダラ・・・という狭い範囲での生活をしていたので「こんなに世の中には聞いてみないとわからない事がたくさんあるのか!」と語学を学ぶ事で、知らなかった海外の事を知るきっかけになって行くのはすごく面白かった。