電力量と発熱量

電気のエネルギーは熱のエネルギーに変わりやすい
シャーペンの芯に電源装置から電気を流すと赤熱するのが見た目がわかる。
さらに、これを続けると燃え尽きる(これは無機物に炭素蒸着させる方法としても使う)

この光をうまく使ったのが白熱電球

主に熱として使っているのは電熱線
電熱線は意外と使われていて
例えば、電熱線ストーブ
ホットプレート
ドライヤー
など、熱を利用するものに使われる

電気が熱になるのであれば、この熱をはかれば、電気の量もわかるのではないか、と言うのが、容器に水を入れて、電熱線で温め、どれだけ温度が上昇したかを測る実験

つまり、使う電気の量は水の温度をあげるためのエネルギーと同じと言う実験

1秒間に使う電気の量が電力
ある時間数使う時の電力の総量が電気量
電気の量と電熱線で水の温度を上げた熱量は同じになるはずなので、
電力量=熱量 となる。

つまり、使った電力がわかれば、どれだけお湯を沸かせるかがわかり、時間と熱量が比例することがわかれば、水の量と電気の量で、水が何度になるかもわかる。また、1秒に流す電気の量の電力がわかれば、何秒後に、水が何度になるかがわかる。電力の大きさは、家電に必ず書いてあるが、ワットアワーメーターを使うとすぐにわかる。

そして、その計算をしているのが、半導体の集積チップ(lC)であるので、炊飯器などタイマーが付いている家電の機械にはICチップが入っている。


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