40Wと60Wの電球
40W型の白熱電球と60W型の白熱電球を比較する.
電球1つだけつけて比較
電球2つにする.
①並列つなぎ
明るさの比較をする
②直列つなぎ
明るさの比較をする
①の時は60Wの方が明るい
②の時は40Wの方が明るい
理由は?
並列つなぎの時は、どこも100V
電力は60Wと40Wの明るさになる.
電球1個の時から抵抗値を求める.
100V 40W つまり電流は
P=V×Iより
40=100×I I=0.4A
V=RIより
100=R×0.4
R=250Ω
同じように60Wの時は
100=R×0.6
R=約167Ω
直流の時を計算
40W型の電球は100V 250Ω の時
V=RIより
100=(250+167)×I
I=0.24A
40W型の本当の電力は
V=250×0.24=60
W=VIより
W=60×0.24=14.4W
60W型の本当の電力は
V=RIより
V=167×0.24=40
W=VIより
W=40×0.24=9.6W
よって、40W型の本当の電力は14.4Wになり
60W型の電力は9.6Wになる.
電力が大きい方が明るく光るはずなので、
電力の大きい40W型の電球が明るくなる。
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