なのはな診療所が開院してから、気がつけば半年が経過しようとしています。 目まぐるしい日々でしたが、開業当初から支えてくれている職員さんに感謝と、いつも温かい言葉をかけてくれる地域の方々、訪問看護、居宅介護、薬局、地域包括の皆様に感謝感謝です。 今の場所に開業したのは、本当に偶然でしたが、こうして人の縁に恵まれていることを考えると、こちらに来て良かったと改めて感じています。 さて、おかげさまで少しずつ患者様も増えたことから、人員体制の強化のため10月から当院に新しく医師が参入
先日、ご近所の地域包括支援センターにて、地域の方にお話しする機会を頂きました。 テーマは「認知症」で、自分や身近な人が認知症になった時できることを中心にお話ししました。 当院が訪問診療をメインとした形式をとっている理由の1つは、認知症の患者様、ご家族様の生活支援を行いたいという目標があるからです。お家に行くことで、外来の診察室では見られない、患者様の生活様式やこだわり、その人らしさが見つけられる、それが治療介入のきっかけとなったり、家族の負担を減らすことに繋がったりする、とい
先日、ご自宅でお看取りした患者様の振り返りカンファレンス(通称デスカンファ)を当院で行いました。 カンファレンスの対象患者様は、80代男性、癌の末期で倦怠感が強く、通院が難しいとのことより当院に依頼となりました。 ご本人の体調が悪く、予定していた訪問日よりも早めてほしいと看護師さんから連絡をもらい、緊急での介入となりました。駆けつけて診察や酸素の手配をしている私の横で、速やかに採血やルート確保をしてくれた看護師さん、時間外にも関わらず前の病院に連絡し情報提供書を準備してくれ
暑いと思うと雨で冷え、落ち着かない天候が続いていますね。 今日は当院表の掲示板にあるギャラリーの宣伝です。 訪問診療は外来よりも、ゆっくり患者様とお話しする事ができ、患者様と医療以外のお話をする時間が多いです。お宅に訪問する事からも、飾られている絵、写真を見る機会があり、聞くとご自身の作品を飾られている方もいらっしゃいます。中には、作品を譲って下さる方もおり、職員だけで楽しむのは、もったいないため、患者様の許可を得て、掲示板にギャラリーコーナーを作りました。足を止めて眺めて下
2024年5月1日、練馬区北町に開院する事ができました。 診療所開業というのは、これほど大変で様々な法律に規制されていると実感しました。 急遽開業予定の物件を変更する必要があり、本当に大慌ての開業でしたが、予定通り5月より診療開始できたのは、支えてくれた職員、家族、不動産やコンサルタントの皆々様のおかげです。 感情に浸る間も無く、何かと忙しなくGWも過ぎていきますが、忙しいのは良い事!と考え、小さな「なのはな」を沢山咲かせて行きます。 5月 吉日 なのはな診療所 院長
2024年4月に都内で開業を予定しています「なのはな診療所」です。 お知らせはHPで行いますが、当院や職員の紹介、院長の思い、今後行う連携会の様子などは、こちらのnoteで詳しくご紹介していこうと思います。 現在は2月、開業準備をしながら世の中には色々な職種があり、沢山の方に支えられて生きているのだと実感する毎日です。 この記事を書いている院長(仮)は、これまで病院の中しか知らない世間知らずのため、社会の広さや仕組みに感動したり、圧倒したりしながら、1日が飛ぶように過ぎてい