ドラマ『ウイングマン』良すぎる(第8話まで観て昂る想い)
かなり長い文章を書いてしまった。
優先して強くお伝えしたいのは、以下の2点です。
この2点だけでも目次から辿っていただき是非読んでいただければ幸い。
・キャスティングの良さの話「■アオイ(加藤小夏さん)」
・一番話したいED曲『yoin』(Nowlu)の話
ウイングマンは色々思い入れあるから
だいぶ『ウイングマン』が好き。元はアニメ版『夢戦士ウイングマン』
(しっかり観たのは小学生の頃の夕方放送(再放送)かな)から入っているの
だが、漫画版『ウイングマン』がとにかく好き。
物語の最後の切なさがずっと心に刺さっていて好きな漫画の上位に入る。漫画版が好きなのでアニメでは描かれていない後半のストーリー(ライエル編)を映像化してほしくてほしくて、別名(かりそめの姿)で動いているSNSには何回も「ライエル編映像化(アニメ化)してくれー」と投稿している。
昨今は実写化される作品が多いがどれも「う~ん」という雰囲気なのと漫画にあるお色気の感じ出すならアニメ(TVアニメか映画かなどは問わない)じゃないと無理と思っていたので「アニメ化~アニメ化~してくれ~○○○はリメイクしてるじゃんかー」とのたうち回っていた。
そんな折に突然の実写化(ドラマ化)それも東映が関わる形で、って情報が流れてきてビックリとドキドキ。ただ前述のことが頭にあるので「実写いけるんか?悲しい思いはしたくないよこっちは!」と気持ち重めの女性みたいなムーブをかます勢い。
そんな2024年の夏(がんが見つかってしょんぼりもしていた夏)。
好きの振り返り(過去回想:幼少期)
私がこどもの頃は特撮ヒーローも多く放送されている時代で、結構主人公がバイク(普通のバイク)に乗っていたり、ヒーロー姿で乗るバイクもあったりして漠然とカッコイイ乗り物ってイメージがあった。
『ウイングマン』にはバイクが出てくる(異次元へも移動できるすごいヤツ)のだが見た目が乗り物デザインとしてかなりオリジナル、アニメ『夢戦士ウイングマン』は玩具化のためか普通のレーサーレプリカチックなバイクデザインな「ウイナアII世」として出てくる。
(ウイナアII世でWeb検索すると画像出てくるよ)
漫画版もアニメの「ウイナアII世」もロボット(人型ライク)形態に変形するのだがそれが好き過ぎて、当時三輪車で遊ぶ年頃であったが、三輪車を「ウイナアII世」に見立てて遊んでいたと思う。
幼少期に欠かさず観てたとかはないが、チラッと見たことあったんじゃないかなと思う。同時期にバイクロボになるのはなかったと思うので。
今回の記事書くにあたり、家(実家)にはもう三輪車ないし、でもこういうこと!というのを伝えたくてWebの大海を検索して当時乗ってた三輪車がこんなやつだった気がするという画像に出会えたのでWebで取得した画像ですが掲載。
昔も今もよくある三輪車ってハンドル部分がただのパイプなシンプルなものだと思うけど、私の三輪車はバイクでいうカウルみたいな部分とそこにメーター(イラストかも)などがあってバイクっぽさがあった記憶。
これを普通にまたがって漕ぎ進むのがバイクモード、三輪車から降りて
ハンドル持ったまま後ろ側に立って、ウィリー状態に三輪車を縦に起こしてロボモード(ウイナアII世で言うところのウイナルドシルエットと呼びます)にして庭で遊んでた記憶あり。
そういうヒーローとか戦いごっこをひとりで遊んでたりしてたと思う。
そんな就学前。
好きの振り返り(過去回想:中学生)
好きだったというよりは大好きになったのが中学生の時。
小さい頃や小学生の頃に好きだったアニメがどうやら週刊少年ジャンプに掲載されていた漫画であるということを知って、コミック読みたい!コミック読みたい!でも、10年ぐらいは前の作品で本屋でコミックが全巻揃わないという状況。
中学生になったので自転車で隣の隣の町ぐらいまで繰り出す。どうやら古本屋ってところに全巻セットで揃っていたりするらしいことを知ったので。
まだブックオフが台頭する前の時代、日に焼けていたり状態はそんなに良くないけれど、並んでいるセットの中でできるだけ綺麗なジャンプコミックス13巻セットを買って帰るのである。
小学校の中学年ぐらいの時に夕方放送で『夢戦士ウイングマン』ざっと見ていて、リメル(悪の親玉)のこと覚えていたが、漫画版読んだらその後の物語があって、そして最後の展開があってボロ泣きしたんですよね。
悲しい/切ないんだけれどそれだけではないお話で、それは自分の中でかなり大切な物として扱われるようになるんです。お色気とかヒーローオタク(特撮オタク)・パロディとかそういう所も良さではあるけどそこがメインではなくて、やっぱり最後のあの展開とラストが語られるべきところであろうとその後ずっと思っているのである。
好きなところはたくさんあるけどドラマの好き好き!いうところに関連してコミックのネタバレし過ぎてもよくないので詳細は書かない。
なお、補足としてコミックは実家の本棚なので、今はkindle版も買っていてそちらを愛読している。(文庫コミック版とかでなくてジャンプコミックス版で13巻構成なのがよきよき)
ドラマ『ウイングマン』の感想(放映前~第8話鑑賞後まで)
放映前
私がとにかく気になるのはアオイさん。
どんなストーリーになろうとドラマの中で動くアオイさんがアオイさんでなければ成功とは言えないんだから!!!本当に!お願いだから!
○キャスト情報が公開される。
なるほど、加藤小夏さん。恥ずかしながらドラマをあまり観ないので公開情報で初めて名前を知りました。
ツイートのアー写(ショートカットめな髪型)見る
↓
ドンピシャやないかーい!(テンションあがるあがる)
当然、漫画の絵と本物の人間ですから違うわけなんですが、アー写から届く雰囲気がアオイさんなわけですよ。これはかなり期待!
○そしてキービジュアルが公開される。
この辺りの情報公開が進む途中で桂先生がお色気など難しそうな話はされていたので衣装については特に不満ない。
が、ちょっとアオイさんから遠ざかったような印象。髪色と眉の色の感じとキービジュアルの前髪のかかり具合などでアー写で感じられた良さが弱まったと感じ少し寂しくなる。
○ティザー動画公開される。
ヤッター!アオイさんじゃん。というかキービジュアルより動いている姿の方が断然いい。映像の中のルックスだと前述の髪の感じ気にならずいい感じの所に着地している。
これは期待が高まるってもんです。
※俳優さんの演技の賜物ではあるけど、本作はとてもキャスティングがハマっていると思うのでそのあたりの観点で後述。
第1話~第2話
・健太が健太らしく描かれている/動いている
ヒーローとはかくあるべし!という行動規範で生きていることがちゃんと表現されていてよい。
・アオイさんの恰好(ドラマ版でのリデザイン)結構好きだよ。
桂先生作品だと『D・N・A2 〜何処かで失くしたあいつのアイツ〜』の葵かりんが着用しているプロテクターっぽさを感じた。アーマー感があるね。
・アニメリスペクトもある!(ドリムノート使う(書く)ところでアニメOPの『異次元ストーリー』のオケアレンジっぽいのが流れる)
※『異次元ストーリー』好きなので、当該曲が収録されている80年代のアニメOPED集オムニバスAL大人になってから購入している。
・「健太」呼びはちょっと寂しい。
けれども年齢設定を高校生に引き上げているし人間が醸し出す雰囲気をみると「ケン坊」呼びだと幼いかなとも思われたので抵抗なく受け入れ。
あとは、健太とアオイを年齢的な位置づけや人間関係性として対等な存在としてる(演出)のかなとは思った。
・実写で変身したウイングマンかっこいい!良いです!
映像化(アニメ化)を主張していたけれど、きっちりスーツ仕上げて特撮作品として成立させてくれるなら実写なウイングマンでモチロンOKです。
第3話~第4話
・布沢さんのジャーナリズム。
漫画版と違い現代はスマホなどで手軽に写真も音声も動画も記録できる時代だからこその演出。
ディメンションパワーで記憶操作できるぐらいならデジタルデータも消去できそうだけどそのあたり漏れるのがドラマとしてどうなの?と思ったりもするがポドリムス人がそこまで3次元のことをわかりきってないだけな気もしたり。
・ガーダーシルエットの色味がとても素敵です!
アニメのメリハリのある色も好きだけど、本来はシンプルなテイストだよなってことがわかるドラマ版のガーダー。
THE・追加武装感がとても良き。
・オリジナル技「レイバー・ストレイズ」カッコイイ
技入るまでのカット(ウイングマンがアオイを抱き抱え込む感じ)が姫と騎士っぽさあって雰囲気いいのとオリジナル技がかっこいい。
そして「仮面ライダーBlack RXのリボルケイン」参考っていうのが現代の特撮オタクである健太ならではの演出で憎い。漫画時点では未来となる昭和・平成・令和の作品からヒラメキを得てる所がキッチリと健太してる
・アオイさんの入浴シーンもアオイっぽさと日常感として佳き。
お色気シーンとしてというより、基本健太とセットでいる形から1人でいる時間帯がある(3次元で日常生活/リラックスな事もしている)ことが感じられるのと1人でいるからこそ「健太と美紅がなかよくしてること気になる」的なことを吐露できているので必要なシーンとして機能している。
※ドラマとして映っている部分だけでは無論無いがアオイが健太に惹かれていく過程表現は少し弱いかなとは思う。
第5話~第6話
・福本いいやつ過ぎるよ(褒めている)
漫画の福本って、特撮作品にはもう理解を示さない(卒業してる)けれど、健太とは仲良くしていて数少ない?親友でそれはそれで懐の広い友達じゃん!の感じ。ドラマの福本は特撮にも興味持ってくれるしアクション演劇部にも参加してくれるのが、漫画以上に親友設定になっていていいやつ過ぎる。
あんな友達いてくれたら最高じゃん。
・アクション演劇部の集合写真が好き
いい写真。クラブ・部活・サークルと仲間と撮る写真はいいものです。
漫画と違って、ドラマだと主要な女性キャラが部員になってるので謎に
女性ばかりな部になってるのが面白い。
・健太と美紅が両想いになると(比重が変わると)、ポドリムスを救うことがおざなりになっていきそうとかアオイのディメンションパワーが枯渇していくとか健太の幸せとアオイの悲しみが徐々に広がるような展開が好き。
ディメンションパワーが枯渇していくところはドラマオリジナル、ないしドラマで強調されてる要素だから最後の展開あたりの伏線になってそうと感じたり、8話までみた状況では一旦回収したようにも思ったり。
第7話
・美紅にも戦闘アクションがあって良かった。
キャスト公開された時に、ウイングガールズメンバーであるアオイ/美紅/桃子/久美子の4名ともがキャストにいたのでウイングガールズとして活動することを期待したのだけれど尺や構成都合なのかなその辺は見直しされていた。
健太・アオイの周りの一部メンバーも戦う(巻き込まれていく)ことが醍醐味と思っていたので、美紅がディメンションパワーを一時付与され健太が戦うまでの時間稼ぎとして戦う・アクションする展開が組まれていてよかった。守られるだけのヒロインではないと思うからね。
・待っていました!デルタエンド!!
もう、好き過ぎる必殺技。技の影響範囲を限定するために技が展開されるゾーンを自分で作り出すって発想がカッコイイ。そして、こういう考えで生み出された/繰り出される必殺技って結局、今日(こんにち)までの戦隊ヒーローなどでもあまり出ていない気がする。
立方体でなくて三角錐なのがオシャレだよね。
欲を言えば、バリアーエッジ展開するところをもう少しフィーチャーしてくれるとより嬉しい。なぜならデルタエンドのカッコよさは技決めるところではなくて、分身(3体)してデプスゾーンを完成させる所だから。最後のショック!はあくまで発動トリガーだもの。(でも、小学生時代真似はしていた)
・ナァスの所に向かうアオイさんの服装(私服)が可愛いのがいじらしい
6話まででニット系かな一部かわいめラインの服装の時もあったけど、基本Tシャツとかカットソーか何かに軽めの羽織ものなシンプル服装。
7話の後半で、ひも(リボン)で結ぶタイプの服装になるだけでかなり可愛いのと(健太への気持ちも感じ揺らいでる中だが)フィアンセの元に向かう時に可愛らしくありたいとの女性心理が服装から見てとれる演出とみた!
この服の感じがちょうどいい。甘甘でなくほどよくてアオイさんっぽい。
そして演者の加藤小夏さんによく似合う。
正直、ウイングマンファン待望のデルタエンド映像化よりも、このアオイさんの服装がこの回最大の見所・見せ場だと思っている。
第8話
・ナァスをデルタエンドで倒すシーンのドラマ版演出結構好きだよ
少しSNSで原作ファンからは不評なコメントもあったようなここの展開。
無論、漫画の「お願い 死なないで!!」からの「お前の目にはもうオレはうつってないの かーっ!」は至高なんだが、ドラマはナァスと健太がバトルになる、そしてデルタエンドに進むシーンまでの過程でナァスの言動がドがつくほどのクズ設定になっていたので、ドラマは明確にデルタエンドの時点ではアオイのナァスへの気持ちは冷めていて、純粋に健太を救いたいになっていたと視聴者として解釈した。
話数を考慮して健太・美紅・アオイの物語をドライブさせるには結構な速度でアオイの気持ちを健太に寄せる必要があるので、その接近のトリガーとしてナァス編が採用されたんじゃないかなぁ。
・上記をふまえ急接近した健太とアオイの初々しいイチャぶりにニヤニヤしてしまうね!
健太と美紅は両想いだろ!とは思いながらも漫画読んでた時から私はアオイさん派ですので、ドラマ版のこの展開(演出)好き過ぎてたまらん。
現時点の最高 of 最高を記録。
TVerの第8話でいうと21:20からの所です。何回見返したか。
昨晩なんかあったんかと観てて思うほどのぎこちなさ。青春恋愛を見せつけられてるのかこれは。
健太の「ヒーロー(バディもの)の気になる距離感」発言をさえぎって、アオイの「わかってる」からのキス未遂が起こるわけだが、アオイは一体何をわかっているのか。
気になる距離感というのはバディが故に恋愛に行きそうで行かない関係性なのかと私は勝手に思ったのだが、恋愛に進むってことなのか、教えて恋愛マスター!
健太が先に目を閉じて少し強張ってる感じのところにアオイがキスしにいく二人の関係性(アオイの方がちょっと大人)もイイ!
一番好きなところは、健太の母の横やり入ったため、「うおぉぉっ」と驚き二人が離れるところのアオイのクルっとターンして離れるところが可愛すぎる。1時間耐久で観続けられるぐらい好き。
そして、キス(に向かう)シーン、横顔と肩より上を寄りで撮るカットがこれまで少な目だったのか、アオイ役の加藤小夏さんの右の首筋の浮かび上がり方と首筋のホクロがとても目立ち、私の眼にはとても綺麗でセクシーに映りましたよ。
さらにさらに、milkfed.のシャツがめっちゃいいよね。とても似合う。
こんなに良かった良かった、好き好きと書いているけれど8話の最後にしてだいぶドラマオリジナルな展開の兆しが見えたのでこの後のラスト2話がどうなるか楽しみでもあり一抹の不安もあり。
キャスティングの良さの話
ゲスト出演な人含めて全員が素晴らしいのだけれど、『ウイングマン』の骨格となる、健太/美紅/アオイを厳選して書いておきたい
■広野健太(藤岡真威人さん)
・すごく健太感がある。
原作の髪型と同じではないんだがルックス含めて健太を感じ、漫画→実写への違和感が凄く少ない。
漫画の健太は、80年代前半の少年で時代ゆえのピュアさを今となっては感じていた存在なんだが、この現代に生まれ育った若者からも似たようなピュアさを感じるのがすごい。演技以前にご本人にそのピュアさがあるとしか思えない。そういう俳優を抜擢した制作陣の慧眼たるや!
・動ける俳優さんだな、と。
藤岡真威人の名前と藤岡弘、さんのご子息ってことだけは知っていたのだが親の教育なのか役者勉強なのかは知りませんがアクションができる感じでとてもカッコイイ。
■小川美紅(菊地姫奈さん)
・ドラマで動いてる姿をみるとしっかり美紅らしさがある。
漫画の美紅っていわゆるぶりっ子タイプなビジュアルであれってあの時代のルックス特徴だから現代でドラマ化するのにビジュアルを寄せる必要はないと思っていたが、じゃぁどういう雰囲気の人だったら「らしく」なるのかはイメージできなくてキャスト発表時は若干疑問視していた。
けれどいざドラマが始まると、現在の現実の可愛い王道路線って菊池さんみたいな感じかなと思うし、美紅も正義感というかまっすぐなところを持つ存在でそういう部分が演じられていて話が進むほど、こちらがイメージとしてもっている「美紅っぽさ」を感じられた。
■アオイ(加藤小夏さん)
・優勝です
もうよくわからん。とにかく優勝!
よく実写化するなら誰々がいい!みたいな想像すると思うんだけど、こんなにピタッとくる俳優います?!
このタイミングで『ウイングマン』がドラマ化(実写化)され、加藤小夏さんが俳優として活躍してくれていてよかった。
まず、ショートカットなアー写がもうアオイさんっぽいじゃないか。このアー写はキャスティング後のものなんだろうか。キャスティング前からこのアー写だったらそりゃ候補になるって勢い。
前述の美紅は現代だとビジュアルに乖離が出ると思っていたが、アオイは現代でも漫画のあのビジュアルでいてほしい(近しい形であってほしい)と思っていたのですごく素敵な俳優がキャスティングされたなぁ、と。
首からデコルテのラインが綺麗な女性好きなんです。
ポドリムス人な姿(プロテクター姿)だと首もプロテクターあるのであまり確認できないけれど普段着姿のシーンだと顔から肩にかけてのラインがとても綺麗と観るたび思う(8話の感想でも言及)
・演技もとても好き
大事にアオイという役を演じられていると感じます。総話数の都合で詰め込み気味だったり駆け足気味な物語展開な中でもアオイの心情の移ろいが伝わってきます。
これから漫画のリメル編とは違うドラマオリジナルな展開になっていきそうでアオイの物語(構成)も違ってきそう。そこを加藤さんの表現するアオイが素敵なものとして流れてくることに大期待です。
一番話したいED曲『yoin』(Nowlu)の話
ブルエン(BLUE ENCOUNT)のOP『chang[e]』もとても好き。
OP・EDと歌詞を読むと
『chang[e]』は健太の歌(健太の視点や健太の心情の歌)
『yoin』はアオイの歌(アオイの心情吐露?の歌)
といった組み合わせなんだね、と。
Nowluさんがアオイの心情と重なるような楽曲って話をされていたのを先に情報確認していたのでEDはアオイの曲で最初から聴いていたがOPも番組の主題歌というよりは健太の曲やったなぁとここにきて理解した状況である。
○本編からEDへの流れが至高(曲の重なり始まりは至高)
本編からシームレスにEDに移行したり曲が本編映像に重なって始まる演出が大大大好き。有名どころ含めて、CITY HUNTERと『Get Wild』、ふしぎ遊戯と『ときめきの導火線』が大好物。ニャーオ。
ここにきて『ウイングマン』と『yoin』です。これ、大好物にランクインします。
毎週『yoin』の入るタイミングが抜群で、来週どうなるのーって気持ちが曲に合わせて昂っていく。
『Get Wild』も『ときめきの導火線』もイントロが秀逸なんですが、『yoin』はいきなりNowluさんの息多めな歌で始まるのでドキッとする。
今、この段を書き始めるにあたり、『yoin』をループ再生始めたところ。
○歌詞が刺さる、そして物語を妄想する
第8話の最後ならびにこの後がドラマオリジナル展開になりそうなので、ちょっと違う気持ちや理解に着地する可能性はあるが、漫画のリメル編のラストやライエル編のラスト(全体のラスト)を知ってると刺さりまくる。
ネタバレ的な記載になるかもだけれど、漫画の展開に沿った話になるのであればリメル編ラストだろうがライエル編ラストだろうが『ウイングマン』という物語は健太とアオイの関係性に焦点を当てると離別の物語なので、アオイの心情として『yoin』が刺さってくる。
揺れ動く恋愛感情(恋愛模様)の歌詞と(多分)離別に対する心情歌詞で、恋愛感情部分でなく離別に対する歌詞っぽいところがとても好きなんだと思う。
第8話まで観てる中、恋愛感情部分に着目した感じで『yoin』を聴いていて、健太とアオイが急接近(美紅に逆転して相思相愛?)するところまでのもどかしさや揺れ動く気持ちを重ねていた。
しかし、第9話の予告をみたら、もしかするとドラマオリジナル展開としてリメル編のラストにライエル編のラストのあの展開を差し込む可能性が脳内をよぎってしまった。
そうなるとリメル編より強烈な離別の物語となるので、離別への心情の方を強く意識する必要が出てくる。そこで前述の抜粋1と抜粋2のパートに辿り着く。
また、強烈な離別ということになった場合はOP『chang[e]』の歌詞も強い意味合いを帯びてくる。
「何を失って」「何を護るのか」
「誰への愛で」「どんな願いを叶えるか」
その結果が離別なのだろうか
そしてそれはアオイに何を残すのか
そんなこと考えながらOP聴いてはED聴いてなんか泣けてきちゃう。
まだ、この後の展開もわかっていないのにね。
でも、漫画版を通ってきている人々はあのラストの可能性を感じとってしまったら、アオイの心情に重ねた曲を聴いてしまったら泣いちゃうんだよ。泣いちゃうんだよ。
そして最後、Nowluさんの書き下ろした詞が物語を直接的に表現していた場合、抜粋1の"鳴り止まないベル"というフレーズが何を指すのかが突然気になった本日。鳴り止まないベルって感じだと、電話のベル、電車とか発車前のベルとかが浮かんだけれど8話までの感じだとピンとこない。
ドラマは全10話と通知されていて残り2話。予定通り地上波放送が火曜深夜に放送されるならば最終話はクリスマスに放送される。クリスマス的なベルな物に掛かっていたりする?みたいなことをふと妄想する。
ドラマ『ウイングマン』も残り2話。駆け抜けていくこと間違いない!
「叫べ チェイング!」