見出し画像

「ロザンの楽屋」にはカウンセリングの要素が詰まっている


「ロザンの楽屋」って

YouTubeでお笑い芸人ロザンがやっている「ロザンの楽屋」

最近のニュースの話題とか、ちょっと気になってることなどを10分~15分間、お2人が楽屋で喋るだけのもの

話し方、聴き方がカウンセリング

お2人の会話のやりとりは、私の耳にすぅーと入ってくる
ロジカルな思考がとても心地よい

かしこ芸人さんと比べるのはおこがましいが、わたしの(心がけていること含む)との共通点をあげてみた

(1)  内容

  • とにかく気になる

まず、何をしても何を見ても、とにかく些細なことが気になる。
「気になる。」の「。」を論じる回もあった。

  • 内省する

なぜ、どの点が気になるのか、自分がどう思うのか、事象を自分自身に落とし込む

山田ズーニーさんの『伝わる・揺さぶる!文章を書く』の中に書いてあったことと同じ

「問い」という道具で掘るエリアは
過去→現在→未来 という時間
個人→日本社会→世界 という空間
を移動させていく

  • その過程で言語化

論点、論拠、意見を分けて言葉にされるお2人
わたしはまだまだ
山田ズーニーさんの本を読んで勉強中

(2)  話し方、聴き方

わたしはカウンセラーなので話し方、聴き方がとても気になる。

  • 自分の意見と他者の意見は別物

人は誰でも自分のフレームで物を見ていて、それをあたりまえと思い込みがち

「私はこう思う(あなたがどう思うかはわからないが)」という「私メッセージ」は大事

  • どんな思いも尊重

「そう思う人もいるのも理解はできる」というスタンスで他者を否定しない

  • ちゃんと聴く

ちゃんもあいづちをして、最後まで話を聴く
信頼しあえる関係になる

わたしがすきな「ロザンの楽屋」2選

気になったメッセージが含まれる回を書き留めておこうと思う

寄り添う?

寄り添うのって実は何も考えてなかったりするやん
  ・・・中略・・・
寄り添いすぎるのも…
あんまりかわいそうに思うことがかわいそう

9:00ぐらいから 菅ちゃん

カウンセリングなどの支援業界に飛び交っている言葉

「この方には、まず寄り添いが必要」とか
「あなたに寄り添いますよ、相談に来て下さい」とか

わたしもずっと違和感があった
「寄り添う」って言葉は
支援者側の体裁の良い、使い勝手のいい、ごまかしているような感じがする

ふんわりした言葉でなく、ちゃんとその方に普通に「人として」付き合いたいと思っている


気持ちが震えて泣いてしまう「共感」

「泣いてますか?最近」という菅ちゃんの宇治原さんへの質問から始まる回

ストレスには3つの要因があるねんて
1.身体的ストレス
2.精神的ストレス 
 2-1 快から不快になる時
 2-2 認められない時=共感されないこと
     ・・・中略・・・
ここ(ロザンの二人の間)では共感して、ストレス解消しあってる

ストレス解消には泣くのがいい
泣くのは共感してるから

菅ちゃんの「…ねんて」を集めた

自分のポイント分析

ちなみにお二人の「泣くポイント」を分析されていた

菅ちゃんはスラムダンク、ペーターの「あかんたれがかっこいい時」
宇治原さんは歓声、実況「うわーってなる時」

わたしは、卒業式・結婚式・子どもの発表会「成長を感じる時」かな
見ず知らずの他人でも泣いたことがある

共感の押しつけが苦手

猫の良さ、わからんって
・・・中略・・・
感情の押し付けてくるのって、難しいよね
「なんであれで泣けへんの?」って聞いてくる

宇治原さんのターン

「わたしはね・・・」っていう、Iメッセージのスタンスを忘れないようにしたい
日本語は、I(わたしは)が端折られるからむずかしい

・・・
カウンセラーとして、人として、忘れてはいけないこと
「ロザンの部屋」大好き







この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?