無料 脳卒中片麻痺の勉強会お知らせ!
問題解決能力をアップしよう!
CAMRベーシック 無料 勉強会
テーマ:「脳卒中後遺症のリハビリ-もう一つの選択肢を!」
人の運動システムをどう理解するか?この理解の仕方によって、その後のリハビリは随分と変わってきます。
医療的リハビリのセラピストは学校で、人の運動システムを構造とその構成物の機能から学びます。たとえば「骨・関節は力に支持と方向を与えます。筋肉は力を生み出し、末梢神経は身体や外部の状態を脳に伝え、脳などの中枢神経系がその感覚から情報を生み出し、状況を判断し、神経を通して運動をコントロールするのだ」などとと習います。
この「構造と機能で理解する」のは機械の理解と同じ視点です。そうすると自然に「悪いところを見つけて治す、交換する」という治療方略になります。だから脳が壊れると脳を構造的(あるいは機能的)に治そうというアプローチになります。
機械では悪いところを修理するなり、交換するなりしないと元通りに働かないので、「直す」ことにこだわるのです。
日本でもこの考え方が入ってきてもう半世紀以上が経ちますが、それでリハビリで脳が治せるようになったかというと、とても実現できそうにありません。(今のところ電子工学を利用したアプローチではまだ可能性が感じられるようです)
一方でシステム論を基にしたCAMRでは、人の運動システムはその作動の特徴から理解されます。動物や人は身体の一部分が悪くなったり、失われても、活動すること、生きることをやめようとは思いません。残った身体と機能でなんとか適応しようとします。
このような運動システムの作動の特徴は、CAMRでは「自立的問題解決」と呼ばれます。治らなくてもなんとか動こうとし、必要な課題を達成しようとします。
だからリハビリのアプローチも「治す」よりは「今ある機能を最大限活用して適応する」という方向を目指します。人は生まれながらに「自律的な問題解決者」です。
人は生まれながらに問題が起きると、「隠れた運動リソース(運動の資源)を探索し、できるだけ改善し、その活用方法である運動スキルを創造して問題を解決しようと」としています。
だからセラピストがそれを理解すると、「治そう」とするのではなく、「支え、手伝う」ことが重要だと理解できます。
CAMRの勉強会は、このことを伝えるために開かれます。どうぞこの機会にこの無料勉強会にご参加下さい。決してこれを機に怪しい医療機器を販売するなどは一切ありません(^^;)
詳しくはCAMRのホームページやブログをご覧ください。(ブログにも一切広告などはありませんので読みやすいですよ(^^))
《勉強会詳細》
日 時: 2024年9月15日 9時30分~13時30分
(休憩は1時間に10分程度)
場 所: 安佐南区民文化センター会議室小
〒731-0122 広島市安佐南区中筋一丁目22番17号
TEL(082)879-3060 FAX (082)879-3061
受講料: 無料
参加資格: PT・OT
募集人員: 10名
申込み・問い合わせ: camrworkshop◎mbr.nifty.com
(面倒ですが上の◎を@の半角に置き換えてお申し込みください。氏名、職種、経験年数をお書きください。講習会の詳細はメールでお知らせします)
申込み期限: 9月13日金曜日午後8時まで