■小豆島自転車一周
おっす(Z戦士)。
私は、今年の3月25日~26日にかけて、自転車で小豆島を一周しました。総走行距離は約100km!!小豆島は、港周辺は平地が多く自転車も漕ぎやすいですが、そこを抜けるとほとんどが山道となり、アップダウンがえぐいことになります。ただ、箱根のようにずっと上りが続くのではなく、登ったら下り、をひたすら繰り返すので、「もう限界、〇ぬ!」って時には下りが見えるという展開が多くありました。
とはいえ、途中太ももはつりかけましたし、何度も休憩したので、結構しんどかったです。正直、もう一回やろうとは思いません。でも友人が来た時は、この地獄を味合わせてあげたいなと思いますが(笑)
▼一日目
午前中は天気が悪く、雨がかなり降っていました。前日の予報では、午後から少し雨がぱらつくとなっていましたが大外れ。とはいえ、せっかくここまで計画と荷物を準備してしまったので、行かないわけにも行きません。朝の07:45、下宿先を後にし島一周へと出かけました。
今回は東から周っていきます。最初は平坦な道をずっと進めますが、丁度南に方角を変えたあたりから、山道へと切り替わります。地蔵崎灯台までは、もう帰ろうかなと思うほど、急な上り坂が続きました。
途中、灯台近くにある「釈迦ヶ鼻園地」に少しだけ寄りました。ここは夕日が綺麗なスポットで有名らしく、夕日百景にも選ばれているとか、なんとか。
また、初めてイノシシの標識を見ました。どうやら、小豆島には鹿やイノシシ、さらには猿などの野生動物が数多く生息しているそうです。
映画「二十四の瞳」の舞台となった、現在の映画村にも立ち寄りました。岬の分教場という、実際に使われた教室があり、そこは有料ですが入ることができます。先を急いでいたのと、ケチな私は入っていませんがw
しかし、「二十四の瞳」なんて映画、今の若い子知っているのかね。とかいう私も、まだ若者ですが、私は昔一度小さいころきていて、だから名前だけは覚えてしまた。それがまだあると考えると、なんか灌漑深いですね。ちなみに、前に来た時は竹馬で遊んだ記憶があるなぁ。
時間が経つにつれ、次第に雨も弱まりました。そしてお昼時には丁度止み天気も回復。午後は晴天となり、景色も最高でした。昼は「あなご弁当」なるものをいただきました。タレのかかったご飯と、アナゴが別名にマッチして美味しかったです。
そして猫ちゃん。ゆっくり近づき、仲良くなろうと頑張りましたが、警戒されて終了しました。
こちらは「小豆島・南風台」。恋人の聖地でも有名な「エンジェルロード」のように、干潮時は向かいにある城ヶ島まで歩くことができます。景色が良く、海も綺麗なことから「希望の道」とも呼ばれているそうです(多分)。
自転車で坂道を漕いでいると、所々で岩壁を目にします。小豆島は大阪城の石垣でも有名ですね。つい、オリーブやそうめんなどの食材をイメージしがちですが、実は「石」にも長い歴史と文化があります。
午後13:00頃には、太陽も顔を出し晴天となりました!このように、天気が良いと、各所にある見晴らし台から、瀬戸内海に浮かぶ島々と青く澄み渡る海が一望できます。
ちなみに、この日はキャンプ場で一泊しました。理由は、シンプルに焚火がしたかったから!夕食は付けておいた鶏肉とネギ。そして、シャウエッセンのソーセージです。ビールと一緒にいただきまぁす!
あと、夜にタヌキを見ました。可愛いんですが、なにされるかわからないので近寄らないようにしました。焚火も終え、ひと段落ついたら就寝。美味しいごはんに綺麗な星空。そして、目の前に広がる海を眺めながらの焚火は、とても満足ご満悦。私お気に入りのキャンプ場に選定しました。
▼二日目
キャンプ場からハウスまでは約20km弱だったので、朝の7:30頃に出発し、9:30頃には着いてしまいました。以上で二日目を終わります(適当)。
■所感
たった二日間ではありますが、小豆島の海沿いを自転車で周りました。そこで感じたのは、港町と山間部の温度差です。温度差とは、人の良し悪しではなく、暮らしや街並みのことです。まず、町を外れた瞬間から廃墟となったホテルがたくさん現れます。理由はわかりませんが、立地の悪さから経営難に陥いり廃業してしまったのでしょう(あくまで憶測)。
そこで自分は、自然の中で生活や仕事をする以上、向き不向きがあるなと感じました。例えば港がなく、車ですらも2時間以上かかる場所で大規模なホテルを建てても、やっぱりその自然条件では維持するのも大変だし、集客するのも難しいです。だから、適地適作という言葉に現れるように、その土地や自然に合ったことをするのが一番大切であると感じました。
なんか自転車旅からだいぶかけ離れたことをベラベラ喋っていますが、自転車で島を一周していて、何か悲しい気持ちになったのです。こんなに海が見えて好立地な土地に、大きな廃墟がいくつもあるんですから。加えて、廃墟を崩すにも結構お金がかかるし、終いには持ち主がわからないと取り壊せないとかなんとか。
だけど、そんな中でも小豆島奥地の山間部や沿岸部で暮らす方々は、自分が見た範囲ですが、町の方とはまた打って変わり、自然と共に生き生きと暮らしていらっしゃいました。
私の住まい周辺は、スーパーやドラッグストアがあって不便ないんですが、ちょっと奥地に行って空き家でも改造して住んでみるのもありかな、と思っています。慣れてきたらですがね。あと運転。怖いんだ、運転。
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