見出し画像

「電父」が世に放たれました

2月24日発売!

先日、生まれて初めて「自分の本を立ち読みする人」を見ました。歳のころは30代前半。さわやかな見た目の男性で、紀伊國屋書店新宿店の新刊コーナーで、私の本『電車の窓に映った自分が死んだ父に見えた日、スキンケアはじめました。』(平凡社)をめくっていました。興奮のあまり、思わず念を送ってしまいます。「そのままレジへ……」「買ってください……」。この方は私の本を読んで何を感じているのだろうか。しかし、男性は立ち読みを終えると本を元の場所へ戻し、どこかに去ってしまいました。購入ならず。ちょっとだけ落ち込みました。私の本には何が足りなかったのかと考えてしまいます。私だって、立ち読みした本を元に戻すなんていくらでもしているのに、自分が著者だと、それだけで悲しくなってしまうのでした。もし次、何か本を出せることになったら、まえがきはインパクト大にしよう。そう決めた私でした。

私の本が、2月24日に発売になりました(電子書籍もあります)。書き始めた去年の3月からずっと「この言い方で伝わるのか」「この順番で説明するのがわかりやすいか」など、ずっと考えてきた本が実際に発売されて、いろんな人の手に取ってもらえているのが不思議な気持ちです。「本当に書籍が発売になったんだな〜」という感慨。読んだ方の感想など見ると、うおおっと声が出てしまいそうです。SNSに投稿いただいた感想のまとめ作って、日々更新していますので、ぜひ見てみてください。

感想まとめ(随時更新中)

置いてくださっている書店さん

どの書店に私の本が置いてあるか、気になって気になって仕方がなく、歩き回ってチェックした結果をご報告いたします。近くに書店がある方、ぜひ買ってください!

紀伊國屋書店新宿本店

史上最高の書店

今回、「電父」をもっともプッシュしてくださっている東京都内の書店は、紀伊國屋書店新宿本店です! 見てくださいこの冊数。私は発売日に行ったのですが、50冊仕入れてくださっていました。申し訳ない。さらにはこんなにステキな飾りつけまでしていただき、たくさんの「電父」を新刊コーナーの特別席(島みたいになってるところ)へ置いてくださっております。実際に本を読んでいただいた感想までついているぞ〜〜! クゥ〜〜ありがたい。金曜に50冊だった本は、8日後の土曜に30冊になっておりました。これは順調なのでは? 紀伊國屋書店新宿本店の2階、新刊コーナーをぜひチェックしてみてくださいませ。

HMV & BOOKS SHIBUYA

意外に多いメンズ美容本

こちらでも扱っていただいております。6階男性ファッション、美容の棚に置かれております。私が見に行った時は3冊でした。他の男性美容本と並べてみても、表紙のインパクトは負けていないと思うので、どうにか広げていきたいところ。

SHIBUYA TSUTAYA

小田切ヒロと冨永愛にはさまれた私

こちらは美容のコーナーにあり、男女の美容本がまとめて置かれております。YouTubeをよく見ている小田切ヒロさんの本のとなり、ということでたいへん光栄です。SHIBUYA TSUTAYAはレンタルのコーナーがまずあり、その上が書籍を販売するコーナーになっているので、上の階まで行って探してみてくださいませ。

ブックファースト新宿店

西口にある書店です

男性ファッションの棚に置かれています。私の本はエッセイ棚に置かれるパターンと、美容棚に置かれるパターンの2種類があるのだな、と思いました。こちらは3冊置いていただいており、私の弟が1冊購入してくれました。入荷した本が全部売れて、再入荷するというのが見てみたいです。ちゃんと売れてくれると嬉しいな〜。

ジュンク堂書店池袋本店

6冊もあります!

男性ファッションの棚に置いてくださっています。6冊も置いているのがありがたい。買ってくれる人いるだろうか。こうして本屋さんを巡っていると、同じタイミングで出た男性美容本、ファッション本で一緒に並んでいる本が一緒に並んでいるため、それらの本のタイトルを自然に覚えてしまいました。タイトルでは「メンドくさい」「何もしないとダメになる」「論理立てて」等のパターンが王道なのかな、と思いました。私の本も、タイトルは「何もしないのでダメになった」系ではありますが、内容としては「こんなに楽しい」というポジティブなものだと思います。

B&B

シモキタで唯一置いている書店

下北沢の書店、B&Bにも置いていただいています。シモキタでは買えないものと思い込んでいたのですが、売っているお店があってありがたかったです。何冊入荷したのだろうか。残りは1冊で、もう1冊を買った方はツイートしていたので、2冊か3冊入ったのかな? と予想。下北沢にきた際はB&Bへどうぞ。

本が出ると著者はこうなる

◆売れているか心配になって、やたらに書店へ行ってしまう
◆どのお店が何冊入れてくれているか、あるいは1冊も入荷していないかを覚えている
◆結構大きめの書店で入荷していないと、「このお店で何万円分も本を買ったのに」「常連のよしみで入荷してくれたっていいじゃないか」とわけのわからない八つ当たりをしそうになる
◆応援してくれている書店に一生の忠誠を誓う
◆書店で売っているあらゆる本をライバル視してしまい、おもしろそうな本なのに買わない(その本の売上記録が上がってしまい、相対的に私の本の記録が低くなるから)といった発想が生まれ、とても心の狭い人間になってしまう

電子書籍もあります

紙の本で楽しんでいただきたい思いもありつつ、電子書籍のご用意もありますので、ご用途に応じてぜひお読みくださいませ。

いいなと思ったら応援しよう!