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君は本当に女性と交際したいのか

この記事は単独で読むものではなく、私がこれから書いていく記事内で「男性が抱く、女性と交際したいという欲求」について説明が必要になった際に参照する目的で作りました。思うに多くの男性が、「自分は女性と交際したいのだ」と、無条件で信じ込んでしまっている状況があります。しかし私は、その前提は疑わしいと考えています。本当は、そもそも交際など望んでいない男性が多数いるのではないか。男性性(男らしさ)や家父長制の思想、世間の同調圧力などの影響で、自分は女性と交際すべきである、交際していない自分はおかしいと、深く考えることもなく決めつけてしまっているケースも多いと考えます。そのことが、男女間の衝突やストレスの原因になっている可能性についても検討が必要です。まずはそうした前提を疑い、自分自身は女性一般に対してどのような感情を抱いているのかを見つめ直してほしいという考えから、この記事を作っています。理解をうながすため、より適切な説明が見つかれば、内容を更新していきます。

【以下の質問に対する答えを、「そう思う」「そう思わない」のいずれかで考えながら読んでみてください】

  • 女性と会話をしても楽しくない

  • 他の男性には交際相手がいるのに、自分にいないのは不公平だと感じる

  • 自分の申し出を女性に断られたとき、腹が立つ

  • 交際はしたいが、そこに至るまでのプロセスが面倒でしかたない

  • 時間をムダにしたくないので、すぐに性行為に持ち込みたい

  • グラビアアイドルが「本当は水着になるのが嫌だった」などと言うのは、プロ意識に欠けていると思う

  • 複数の交際相手がいる男性は、特別で価値のある、選ばれた人物のように見える

  • 男女交際や性行為の苦手な男性は、意気地がないと思う

  • 浮気やDVの被害にあった女性の話を聞くと、自業自得だと感じる

  • 泣いている女性を見ると、大げさだと思う

  • まともな男には交際相手の女性がいて当然だ

  • ハニートラップ(美人局つつもたせ)には注意しなければいけない

  • 女性といても、ただ緊張したり気まずくなるだけだ

  • 性行為をせずに、ただ会って話をするだけの関係は、自分がばかにされていると感じる

  • 女性は、この社会で生きるのが男性よりラクだと思う

  • そもそも他人と話すことが好きではない

  • 女性に対して費やしたお金や時間が、割に合わないと感じることがある

女性と交際したいと思っている男性は、上記の質問にすべて「そう思わない」と答えられるようになるまで、日々の言動を見つめ直す必要があります。あるいは、女性と交際したい気持ち(内側の動機)が弱いにもかかわらず、そうしなければならないという義務感や同調圧力から、ムリに男女交際を求めている可能性があるのではないでしょうか。仮にいま女性と交際している(婚姻関係にある)男性であっても、上記の質問に「そう思う」が含まれていれば、相手の女性を不幸にしたり、自分自身を傷つけてしまっている場合が考えられます。言うまでもないことですが、女性と付き合わなくとも、男性は生きていけます。男女交際は義務ではありません。有意義な生き方は無数にあります。自分が望んでいない関係で振り回されるのは、消耗するだけです。それでも他者と関係を持ちたいのであれば、まずは男女問わず、ライトな関係でよいので、気軽な友人を作ることをおすすめします。

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