コレ、イイんじゃない? 2023年おすすめスキンケア5選
2023年おすすめスキンケアアイテムをご紹介
中年男性のみなさん、スキンケアされてますか。伊藤です。お肌を大事にいたわっていらっしゃいますか。そして私の本、『電車の窓に映った自分が死んだ父に見えた日、スキンケアはじめました。』(平凡社)は読んでいただいているでしょうか。まだの方は、なにしろメチャいい本なので、ぜひ手に取っていただきたいです。本日は、2023年に使って好きになったスキンケア製品を3点ご紹介したいと思います。今年発売になった新製品しばりで選んでみました。本を出してから、自分にとっての「いいスキンケア製品」の定義が変わってきたり、使うアイテムの幅が広がってきたりと、よりスキンケアがより楽しくなってきた私です。今回のセレクトにも自信あり。気になる製品があったら使ってみてください。
セルヴォーク「カームブライトニング ナイトリペアマスク」
価格:4730円
発売日:2023年9月1日
美容液(保湿ジェル)です。これがもう、すっごくいいの! おすぎです! 肌がぷるんぷるんにうるおう気持ちよさだけではなく、うっとりするような香りが魅力。「いま自分はお肌にごちそうをあげているんだ〜」という満足感が味わえるアイテムです。なんでしょうか、この柑橘系の、ふわっと心が軽くなるような香りは。この製品を使っているあいだ、私はずっと鼻をくんくんさせています。スキンケアを始めるまで、こんなにいい香りのなにかを使ったことがなかったので、いまだに使うたび驚いてしまう一品。使う前に化粧水で肌をなじませてから、気が済むまで塗りたくってください。
カネボウ「ラディアント スキンリファイナー」
価格:4950円
発売日:2023年3月10日
こちらは、ふき取り化粧水。過去に一度、ふき取り化粧水について別の記事を書いたのですが、ふき取りは今年いちばんの衝撃でした。こんなお手入れの方法があるなんてと大興奮したのです。ふき取り化粧水とは、洗顔後コットンに製品を含ませて、気になる部分の汚れを取るというアイテムなのですが、ついさっき顔を洗ったばかりなのにコットンが汚れるわけです。結構、茶色くなるの。顔の汚れって意外にがんこなんです。このアイテムをスキンケアのルーティンにくわえたことで、毛穴の汚れが落ちやすくなり、肌質改善につながりました。メイクをしっかり落とす必要がある女性に有効ですが、脂性肌の男性にももちろん効果があります。さらにはお肌のうるおいも得られて、実にいいですね。
無印良品「敏感肌用クリーム化粧水」
価格:1690円
発売日:2023年9月20日
今年リニューアルされた、無印の敏感肌用ラインはどの製品もよいのですが、いちばんユニークだと思ったのが、このクリーム化粧水。半分は乳液のような、あまり粘度のないエマルジョンといった使用感が特徴です。さらっとした使い心地です。これは男性におすすめ。乳液のベタつく感触が苦手な男性も多く、使用を避けた結果、肌荒れのケアや適切な脂分の補給ができていないケースが見られますが、まずはこの製品で乳液に慣れてほしいという気持ちもあります。ひげ剃りあとに使うと、うるおいと肌荒れ防止のダブル効果が期待できます。成分表見ましたが、グリチルリチン酸ジカリウムが入ってました。使い心地もグッド。なにより、新しいアイデアが込められた製品というのがいい。容器のデザインも丸みを帯びてかわいらしさがプラスされた気がします。安価で試しやすいのもいいですね。
ロート製薬「オバジX フレームリフト エマルジョン」
価格:4730円
発売日:2023年9月10日
今年は乳液が大好きになった年でもありました。やっぱりいいですね〜、乳液は。こんなに肌を優しく包んでくれるアイテムはないぞ、という安心感。ひげ剃りしたあとの肌にしみこませると、肌がやわらかくなじんでいく心地よさがあります。くわえて、ビタミンCを配合したオバジシリーズですので、しみを予防したり(薬機法に抵触しない表現方法だヨ)、肌のハリをつけたりといった効果があります。スキンケアの最後をこの製品でしめくくると、もう完璧にととのった、という感じになるのが好きなのです。「なんかヌルヌルして、乳液は好きじゃないな」と思っているアナタ、スキンケアは顔をヌルヌル&テカテカにしてこそ効果があります。臆せず試せば、肌のコンディションはぐっとよくなりますぞ。
資生堂「オイデルミン エッセンスローション」
価格:9680円
発売日:2023年3月1日
資生堂が1897年に発売した化粧水の最新版。リーバイスの501とか、ナイキのエア・ジョーダンみたいな、伝家の宝刀です。化粧品の会社も、この手のリイシューをやるんだなと発見したのもおもしろかった。発想がアパレルとかスニーカーの会社みたい。それにしても、資生堂って19世紀から続いてるんですね。すごい。この化粧水の使用感はしっとりとして、脂分多めです。私自身は、化粧水は脂分を少なくしてうるおい重視、代わりに乳液で脂分をおぎなうという方法を取っているのですが、オイデルミンは「化粧水はさっぱり派」な私すら魅了した、しっとり化粧水の心地よさが追求されていてすばらしい。上品な香りもグッド。上半期のベスコスも受賞しまくりの大人気製品です。
まとめ
今年よく使ったスキンケアの製品を5つまとめてみました。今年は、ふき取り化粧水やオイルといった新ジャンルの開拓、乳液再評価、精油アイテムのブームなどがあり、楽しくスキンケアできた一年でした。少しぜいたくして値の張る製品を買うのもよかったです。なにより自著も出たし、スキンケアを通じて知り合った方もいて、そんな交流も嬉しかったです。
【私の書いたスキンケア本です。読んでね〜】