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「電父」の目次をご覧ください

こんにちは伊藤です。2月24日に出ました私の本『電車の窓に映った自分が死んだ父に見えた日、スキンケアはじめました。』(平凡社)。お読みいただきましたでしょうか。斯界の常套句をお借りしますと「ただいま好評発売中」です! とはいえこの本、いったい何が書いてあるのか? ということで、今回は一緒に目次を見ながら、「電父」がどんな本かを解説したく思います。

1章 スキンケア、始めてみようか

◆変わり果てた自分
ここでは、電車の窓に死んだお父さんそっくりの顔が映ってしまい、本気で怖くなった私の不安な心理が描写されています。
◆ドラッグストアを探検だ
スキンケア製品を買いにドラッグストアへ行ったはいいが、何かすごく恥ずかしくなって、思わずお店から逃げ帰りました。
◆どういう並べ方?
そもそもドラッグストアのスキンケア製品って並べ方おかしくないか? と身も蓋もない疑問をぶちまけています。買い方ムズい!
◆自分の殻を破るのだ
恥ずかしいけど、もう後には引けないということで、スキンケアへ向けてどうにか気持ちに整理をつけようと、あれこれ考えています。本を読んだ、お友だちの宮本さんに「ここがよかった」と言ってもらいました
◆どんな製品を使えばいいですか?
知人からアドバイスをもらって、スキンケア製品の買い方、使用法を学んでいます。人に質問すると楽しいと気づいた瞬間です。
◆化粧水、乳液、美容液
スキンケア製品の3ジャンルを知り、それぞれにどんな役割があるのかを研究していった章です。どんな初心者にも絶対にわかる、親切すぎる書き方が特徴です。

2章 こんなに楽しい世界があったのか!

◆スキンケア製品とギターエフェクターのビジネスモデルはほぼ同一
かつて書いたブログネタの再掲です。あれこれと加筆した上で、プロの方のイラストもつけてもらいました。喩えが強引すぎて、自分でもよくわからなくなっていますが、読んでみてください。
◆聞いたことのない言葉
あまりにも専門用語が多い美容業界。何を言ってるのか全然わからないのがおもしろくて、ハマっていきました。コフレって何? ティントってどういう意味? 私の率直な疑問を書きました。
◆メーカーごとの特徴を知ろう
ロート製薬と常盤薬品のスキンケア製品ってどう違うのか、すぐに言える男性は少ないと思います。そんな方のために、メーカーの特徴をお伝えしています。便利だナァ〜。
◆ふたりの先輩
何も知らなかった私に、スキンケアを教えてくれた美容の先輩ふたり。いろいろ指導してくれた、親切なおふたりと出会えて、私のスキンケア人生は変わりました。
◆初めてのデパコス
デパートでしか買えない高級スキンケア製品をゲットすべく、緊張しながら出かけた私。あれっ、どうしてこんなにサンプルをくれるのだ? 美容業界がすごくサンプルをくれる風習にびっくりした私の姿が描かれています。
◆男は基本的に放っておく
粉瘤という症状が出て、手術をした私。早めに治療しておけばよかったものを、放っておいたがためにひどい目にあった経験から、身体を大事に思わない、一部の男性に特有の傾向を語りました。
◆成分を知ろう
スキンケア製品に入っている、ビタミンやレチノール、セラミドなどの「成分」。これを理解するには勉強しかない! 本を買って学んだ私の勉強記録です。
◆同性に憧れる仕組み
女性が、同じ女性に「ステキ、カワイイ」と感じて憧れる仕組みが、私にとっては不思議でした。なぜ女性は強く、同性の容姿、身体に憧れるのか。なぜ男性はスタイルブックを読まないのか。いろんな謎を検証しました。
◆洗顔と日焼け止め
地味な洗顔と日焼け止め。スキンケアでそんなに楽しくないこの2ジャンルを、いかに制覇するか。その大切さを説いています。日傘も差そうね!
◆美容をするのに理由は必要だろうか
「なぜ美容をするのか?」。その理由をうまく言葉にできるだろうか。女性の場合、なぜ美容をするのかを考えたりする? そんな疑問に答えを見つけるべく、いろんな人の本を読んで学んだ私。美容本レビュー的な側面もある章です。

3章 そして美容の深みへ……

◆美容家ってナニ?
みなさん、美容家ってご存知です? 美容雑誌に登場する、美容のプロみたいな人なんですけど、それまで美容家をまったく知らなかった私は、美容家の書いた本をたくさん読んで勉強しました。美容の世界に美容家あり。メチャ発見の多い章でした。
◆美容雑誌を読みくらべる
美容を知るためには、美容雑誌だ! と意気込み、毎月7冊の美容雑誌を買い始めた私。いままで知らなかった世界が広がっていくぞ。思わず夢中になった美容雑誌の世界をあなたにもご紹介。
◆まぶしい色彩の世界へ
かばん、服など、だいたい黒ばかり選んでいた私。無難にまとめようとばかりしていたのですが、スキンケアを始めてから、この世の中には黒以外にも色が存在し、それらを身につけても違法ではない、と発見。色の世界へと飛び出した私のアドベンチャーを描きました。
◆ステキな香りと心地よい感触
香りと縁遠い人生だった私。いい香りのスキンケア製品を顔につけてルンルンとなったのであった。いままで生活に香りという要素がなかった私は、香りに夢中になったのであった。
◆新しい自分
変身した私を見てくれっ! 私を導いてくれた先輩たちにも感謝。スキンケアってステキだね。

だいたいこんな感じです

『電車の窓に映った自分が死んだ父に見えた日、スキンケアはじめました。』は、こんな感じで書かれている本です。細部に宿る豊かな体験、驚きの数々。もう自分で言いますけども、楽しい1冊となっております。ぜひ読んでくださいね〜。

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