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学校休校はリモートワーク導入のチャンス?
コロナの影響による学校休校の影響が日々、ニュースになっています。
元々、子供と一緒に過ごしながらリモートワークしているわたしはあまり影響を受けていないのですが、周りのママ達は大変そうです...
そんな中で、休校で困る親や子供向けにサービスを強化したり、利用しやすくしたり、新たにサービスを開始されたりしている企業や団体も日々、取り上げられています。
変な意味ではなく、ここでいち早く動いた企業は企業イメージのアップに繋がりますし、今はSNSで拡散もしやすいので、良い広告宣伝になるなぁと思ったりもしながら見ています。
企業にとってもある意味チャンスなのですが、働くママにとってもチャンスになる可能性があるのではないかな?と思っています。
もちろん、休むしか選択肢が無い場合も多くあると思いますが、今ならいつもよりも在宅勤務やリモートワークを会社に認めて貰いやすいかもしれません。
在宅勤務を含めたリモートワークを導入する場合、会社側は特にセキュリティリスクを回避するために詳細に計画をたててから導入したいと考えます。
実はオフィス内で働く場合でもセキュリティ対策に問題があるケースも多いのですが、目の前で作業しているので何となく安心できるという場合も多いのです。
そういう会社ほど、セキュリティについて詳しくないので、リモートワーク導入時に検討する時間が長くかかります。
一方で、従業員側がリモートワークをしたいと考えるのは、育児や介護など、『今、必要』という場合が多いです。
しかし、特に育児の場合はずっと続く訳ではなく本当に困るのは数年なので、今、会社に訴えてリモートワーク導入を検討して貰っても、いつ導入されるか分からない。実際に実現する頃には育児もだいぶ楽になりそうだし、言い出しっぺには導入にあたっての仕事も増える可能性もある、それなら...
と口をつぐんでしまうケースが多いです。
そして会社側も誰も希望がないのにわざわざ仕事を増やさなくても現状で良い。というのがこれまでだったと思います。
でも、今は違います。
緊急事態ですから、個人も困っていますが、会社も危機感を持っています。
今なら『自分が個人の事情で』ではなく『社会が』リモートワーク導入を求めているというふうに話しを持っていきやすいです。
また、数々の有名企業がリモートワーク導入に踏み切ったという事例もたくさん出ています。
在宅勤務開始から3週間。何が凄いかと言うと、業績に影響がほぼ無い。この結果を見て、そもそもオフィスが必要なのか真剣に考えている(汗)
— 熊谷正寿 Masatoshi Mark Kumagai (@m_kumagai) February 16, 2020
在宅勤務の判断は正しいと評価されてるけど、駅前のオフィスを一棟丸ごと借りている判断はどうなんだ?#在宅勤務
具体的な仕組みや使っているツール等もnoteでもたくさん紹介されていますので参考にして下さい。
そして、一度、導入して仕事が回ってしまえばコロナ対策が終了した後でもリモートワークは引き続き行えます。
今回の急な休校で勤務できない場合、雇用保険より補償される事も決まりました。在宅勤務をした場合、補償金は出ませんので、一見、補償金を貰った方が得にも思えます。でも、補償は貰って終わりです。
それに経営者からすると、休んでも補償金が貰えるのに、補償金を貰わずにでもリモートワークで仕事をしたいという従業員の声は真摯に受け止めるのではないでしょうか。
休まざるを得ない場合が多いのは十分、理解しています。ただ、これを機に少しだけでもリモートワークを導入して貰える様に働きかける事をぜひ、おすすめします。
喉もと過ぎれば...で今を逃すと、リモートワークの話題も今ほどメディアで取り上げられる事もなくなり、会社側もわざわざ導入を検討してくれなくなる可能性が高いです。
週に1回でも2回でも、半日でもリモートワークでも問題ない仕事もあると感じて貰う事がとても重要です。
少しでもそう感じて貰えれば、半日を1日、2日を3日と増やして貰うのは簡単だからです。まず、最初の一歩を踏み出して貰う絶好の機会。
リモートワークを導入して欲しかったママにとって、今がチャンスです!頑張って下さい!
※リモートワークとは、他にも在宅勤務や在宅ワーク、テレワーク等の呼び方がある。テレワークは、テレ(tele=離れた所)・ワーク(work=働く)が語源。共通しているのはオフィス以外で勤務する働き方であるということ。