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何より、書きたいことを表現できた。

 ご挨拶が遅れましたが、あけましておめでとうございます(もうすぐ2月である)。今年は前半がリアルの忙しさつめつめなので、落ち着いたら創作に本腰を入れたいと思います。仕上がっているものやプロット済のものは、気分転換にちょこちょこ公開したいなと思います。よろしくお願いします。

 1月締め切りのBL小説公募に、どうにか送ることができました。今まで取り組んだことのない書き方に迷いや戸惑いも感じましたが、ベースとなった話は、一次創作を始めた頃からずっと大事にしている作品なので、一番いい形に仕上げることが出来たのは大きな収穫でした。
 仕上げの段階までは一人で推敲、校正を進めていましたが、あらすじを書くにあたって(今まであらすじを物語の終わりまで分かるように書いたことがない)、せめてここだけでも正解がほしい……正解を……くれ……ってなりまして、あらすじ添削を求めてフラフラしていたところ、相互さんのツイートから、黒田順子先生の書かれたテキストへ辿り着きました。

増刷後の刷りたてほやほや!

 ひとつひとつしっかり読み込むことで、おざなりにしていたところや勘違いしていた部分、早まっていたり足りていない理解を学ぶことができました。あらすじについての御指南はもとより、創作の基本のキを学ぶのにとても分かりやすいテキストです。おすすめ! 
 そして、黒田先生とzoomで直接やりとりできるあらすじ添削あります!↓

 そして何より、こちらのテキストを購入するにあたり、原稿そのものを見ますよ!という力強いお言葉を頂き、原稿添削の場を設けて頂きました。締め切り間際でモダモダしていたにもかかわらず背中を押して下さりありがとうございます!
 (先生の記事がアップされたら、また引用させていただこう)

小説添削についての先生の記事です↓
必読です。(このセリフじゃない方が面白くなるのに…は、書いた本人にはなかなか気付けないものです。先生に見て頂くと、目から鱗がぽろぽろ落ちますよ)

 実は一度出来上がった状態で原稿を見ていただくことに日和っていた自分がおりまして。ここから全直しってなったら……心折れるかもしれん……という思いが。プロットの時点で見ていただくのが一番良いような気もしていたので、少し悩みました。
 でも既に先生の添削を受けていた方の記事を読んで、投資するならここ!いやほんとそれだ!と大きく頷き、先生にお願いするに至ったわけです。料金については、先生からのフォローメッセージも細やかにいただきました。  

 無理せず、だけど、うじうじ悩むくらいなら今しかない!というこの時の決断は、自分の創作への前進に確実に繋がったと思います。

 既に出来ている6万字の作品を、年末年始に目を通していただきました、感謝です。
 これ以上自分ではストーリーを動かせない、登場人物の心の動きを揺すぶる展開を入れ込めないと思っていたところに、新しい観点を気付かせてくれ、より登場人物の心情に寄り添った動きをアドバイスしてもらいました。構成でまったく足りてなかった、盛り上がりの階段。本当に勉強になりました。今後もめちゃくちゃ意識したい部分。
 自分では書けているようで、書けていなかったんだなと思ったのは、登場人物に寄り添って書いているようで、自分が動かしたいように動かしていただけだということ。
「この人の立場だったら、この場面でこうは言わないよね」
 はっとしました。
 テクニック的なアドバイスもたくさん、冒頭「ありきたりの表現」は速攻修正したよね。ありきたりということは、誰でも書けるということ。
 メモったものを綺麗に清書していつでも見られるようにしてあります。
 添削が終わってから、特に後半部分を全面的に直しました。すごい勢いで。あれほどもう動かせないと思ってたのに、めっちゃ動いた!!
 書きたかった「成長していく二人」を、ようやく大きく羽ばたかせてあげられたような気がします。
 初めての経験で、とても恵まれた出会いをすることが出来ました。ありがとうございました。




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