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佐川の魅力が詰まったおもちゃ美術館で、子どもも大人も遊びに没頭!【佐川おもちゃ美術館】


先月1周年を迎えた、佐川町にある「まきのさんの道の駅・佐川」。今回は、道の駅に併設する「佐川おもちゃ美術館」を訪問しました。子どもも大人も楽しめる、佐川の魅力が詰まった館内に終始ワクワクしっぱなし!その魅力をお伝えします。
「まきのさんの道の駅・佐川」で販売している緑茶ヘイジーについては、こちらから👇

緑茶ヘイジーに使用している茶葉を育てる村田園芸さんを訪ねた記事はこちらからご覧ください👇


佐川の花や草木、郷土の魅力にあふれたおもちゃ

2023年7月に開館した「佐川おもちゃ美術館」を訪れたことはありますか?全国に12ヶ所ある郷土の自然や文化と遊びが融合した交流型ミュージアム「おもちゃ美術館」の一つで、佐川町の豊かな自然を伝える施設です。

館内・おもちゃの両方に木がふんだんに使われていて、入った瞬間から木のいい香りにふわりと包まれます。
この施設で待っていてくれたのが、館長の岡﨑明子さん。保育士として佐川町営保育所で長年勤められ、退職後にこちらの館長になられたそう。

岡﨑さん:佐川町は植物学者・牧野富太郎博士の生誕地であり、町内の至るところで四季折々の植物が楽しめます。館内に咲く誇る数百もの花のおもちゃや木のおもちゃを通して、地域の魅力を伝える「木育」×「植育」ミュージアムとして誕生しました。地域の木や山とふれあいながら豊かな心を育む「木育」、そして草花に親しむ心を育てる「植育」という二つのコンセプトを大切にしています。

瀬戸口:たしかに、植物モチーフに溢れていますね。しかも、ひとつひとつが木でできていて、そして細かいところまで作り込まれていて…こだわりがすごいです。

岡﨑さん:こちらは町内のおもちゃ作家さんに制作していただいたおもちゃです。佐川町の四季を表現していて、裏にマグネットが付いているので、壁から外して付けてと遊んだり、牧野博士のように植物採集したりと楽しむことができます。

岡﨑さん:こちらは牧野博士が愛した「バイカオウレン」です。引き抜いて逆さにすると、コマのように回すこともできますよ。

そのほかにも、ままごとコーナーには田舎寿司を作れるキットが揃っていたり、

特産品である生姜の収穫を体験できるおもちゃがあったりと、地域性があってとても楽しく、そしておもちゃがどれもかわいい!

こちらは、町内に生えるさまざまな木とそれに住まう虫たちを表現したおもちゃ。

細かなところまでこだわっていて、子どもだけでなく大人もワクワクする空間が広がっています。

0歳から100歳まで、みんなが楽しい美術館

岡﨑さん:おもちゃ美術館は、0歳から100歳まで楽しめる場所です。低学年のお子さん向けかなと思うかもしれませんが、大人同士で来ても楽しい場所なんです。先日、私も同級生たちと遊びに来たのですが、ボードゲームなどでワイワイ盛り上がり、学生時代に戻ったようでした。

瀬戸口:おもちゃの力ってすごいですね。私が家族で遊びに来た時も、リバーシで遊んだり、けん玉をしたりと子どもと一緒になって楽しめました。この空間ではリラックスできるためか、心にゆとりを持って子どもたちに向き合えるような気がします。

岡﨑さん:そう言ってくださる利用者さんは多いです。お家ですと、家事をしながら子どもと遊ぶ方も多いと思いますが、ここではゆったりと遊びに没頭してもらいたいですね。
 
瀬戸口:館長として、大切にしていることはありますか?

岡﨑さん:好きなことに没頭して、夢中で研究してきた牧野博士のように、子どもたちにも何かに夢中になる時間を大切にしてもらいたいと思っています。何がその人にとってピンと来るかは千差万別なので、その人らしく楽しんでもらえればと思っています。
 
好奇心がくすぐられる仕掛けが施された館内では、視覚や手触り、匂いなど五感をフルに働かせながら「これはなんだろう?」とどんどん遊びにのめり込んでいってしまします。気がつけば、子どもよりも大人が夢中になって遊んでいるかも!?

佐川町に行くなら、ここもおすすめ!

佐川町を訪れたら、道の駅やおもちゃ美術館だけでなく、佐川の町中まで足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。「司牡丹酒造」のある通りは、歴史を感じる街並みが残り、情緒ある雰囲気の中で時間を過ごすことができます。
酒蔵が軒を連ねる通りを進むと見えてくるのが、NHKの朝ドラ「らんまん」にも登場し、実際に幼い牧野博士が学んでいた「名教館」です。

武家の子どもたちのための教育の場として1772年に開かれ、多くの政治家や学者を輩出しました。なんと、玄関部分は当時のまま残されているのだそうです。
 
そして、名教館のシーンでたびたび登場したのが、名教館から徒歩数分の場所にある「青源寺」です。

この階段を登って万太郎が初めて登校するシーンや、先生に水をかけられるシーンなどが印象に残っているという人も多いはず。
紹介した場所の他にも、春には桜の名所として有名な牧野公園や古民家カフェなど、徒歩圏内にギュッと魅力的な場所が集まっていて、まち歩きにぴったりです。

自然や歴史、文化が息づく佐川町の街並みの中を歩いたり、「佐川おもちゃ美術館」で好奇心のままに遊んだり、「まきのさんの道の駅・さかわ」でグルメを楽しんだりと、充実の一日を佐川町で過ごしてみてはいかがだろう。お土産には、TOSACOの「緑茶ヘイジー」をお忘れなく!!

佐川おもちゃ美術館
住所:高知県高岡郡佐川町加茂2711番地1
休館日:水曜日
※水曜日が祝日の場合は開館。振替休館あり。
※他、年末年始休館、メンテナンス休館あり。
入館料:【一般】こども(1歳未満)無料、こども(1歳以上中学生まで)500円、おとな(高校生以上)800円
※佐川町民は金額が異なる


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