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【CAMP-O】ーアウトドア事業社会実験実施!お試しデイキャンプ企画ー パブリック事業

*キャンプ沖縄事業協同組合(CAMP-O)プロジェクト報告*

~パブリック事業チーム~

  • プロジェクト名【漫湖公園アウトドア事業社会実験実施業務】

  • 開催場所【那覇市漫湖公園(那覇市古波蔵)】

  • 事業の種類【モニタリング, コンサルティング】

  • 依頼元【那覇市公園管理課】

  • 連携先【さくら祭り実行委員会、カフェくるくま(農業生産法人 株式会社 仲善)、TOMMY UP(株式会社キャンピングカーレンタルトミーアップ)、MOJICAMP(および国頭村森林公園)、NEOS(およびNEOSアウトドアパーク南城)】

  • 開催期間【2023年2月26日(日)】

  • 社会実験事業期間【2022年11月〜2023年3月(準備・調査・報告含む)】

  • 参加者【延べ100名】

  • CAMP-Oスタッフ【担当3名 イベント当日稼働6名】

\POINT/
社会実験の計画準備にあたり、県内や県外含む他都市のキャンプ場の事例を収集し、ルールや利用方法等を整理していきました。

イベントフライヤー

①開催の目的

漫湖公園におけるアウトドア事業の社会実験を実施するにあたり、必要な企画運営を行うこと。
本事業社会実験は、漫湖公園の特性に応じた公園利用の可能性を検討し、キャンプを行う場合のルールづくりや利用者・地域意見の収集及び検証が目的。

②概要

以下1〜7を実施しサポート。
1 . 計画準備
2 . 企画立案・周知
3 . イベントの周知及び参加者の募集
4 . イベントの実施の留意点
5 . イベントに関する意見収集
6 . 検証
7 . 考察

◉イベント実施
「漫湖公園お試しデイキャンプ」
〜公園活用を考えよう〜 をテーマに体験ワークショップを実施。
・やりたいことを持ち寄ろう!
・火起こし & 焚き火 & テント張り体験
・公園散歩

会場の様子

\POINT/
周知については、地域の皆さんのご協力を頂きながら、公園利用者向けを中心としたフライヤー配布及び看板設置を那覇市と協力しながら実施し、地域外向けは那覇市による新聞広告や那覇市のホームページやLINE等での発信を行いました。

焚き火実証実験
火起こし・焚き火体験の様子
事前の清掃活動に参加

③実施結果と所感

行政と初めて随意契約を結んだ事業なので、良い実績となりました。
限られた予算の中で特に組合員主担当3名はとてもコミットしたと感じます。
2023年2月5日には河川敷および公園内清掃があり、那覇市と共に参加しました。

▶︎企画
ルールや可能性を探ることを目的とした実証実験ではありましたが、那覇市や地域からの声として企画により力を入れる方向性であった為、体験の充実やキッチンカー・キャンピングカーの巻き込みなどを行いました。
市による周知のお陰もあり、企画への参加者も当初の想定以上に増えて今後の市民の利活用の検討に繋がる記録や意見が出たと言えます。

▶︎周知
桜まつり実行委員会や漫湖公園協議会準備会への周知は行いましたが、事前申込時のフォーム/アンケートでは具体的な流入先の確認を行っていなかった為、周知効果までは測れていません。
しかし、桜まつり実行委員会会長をはじめ、積極的にお知らせして頂いた印象を受けました。今後の企画等検討の機会があれば積極的に地域参加を前提とした取り組みにすべきだと考えます。
また、那覇市の市民ポータルでのアナウンスは効果的でした。

▶︎事前準備
今回は実証実験という事もあり、慎重な議論や事前打ち合わせを行いました。
上記にも示した通り、必要書類等も準備をし、許認可手続き等を行いました。
管理や事業としての責務として対応すべき事項を整理しつつも、一方で市民や住民による積極的な公園活用を促す為には許認可等についてより簡易的なフローが必要かもしれません。
ルール等を工夫し、活発な自由利用をどれだけ促せるかも、今後必要な視点と考えます。

琉球新報の記事に取り上げていただきました。

琉球新報掲載

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キャンプ沖縄事業協同組合(CAMP-O)