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ふける夜、わさビーフ
ふと、考える。
家族のこと、子育てのこと
人生30数年(いえ、すでに後半です)のくせに
オット 6歳
パパ 4歳
そう考えると、いつの間にか新しい役割が増えてから、わずか時間しか過ごしていない。
いつの間にか、何かわかったふうな、偉そうな立場になっていたのかもしれない。
夫婦とは何か
子育てとは何か
まだまだ勉強することばかり。
とある歌を思い出した。
人間という仕事を与えられてどのくらいだ
相応しいだけの給料もらった気は少しもしない
別に何も考えなくても、知らず知らずに、時間が経てば子どもは大きくなる。
それとともに、オットもパパも、自然と歳をとっていく。
相応しいだけの給料とは、いったい何なのかはわからない。
子育てはすなわち選んだ人生であり、我々は幸運にも天使のような子どもに恵まれた。
子どもは子どもの人生があり、その一番はじめに影響を受けるのが我々夫婦である。
子どもはいうことを聞かない。思い通りにいかない。
朝は全然起きないし、ご飯も食べようとしない、保育園の準備も、準備ができたとしても急に行かないと言いやがる。
そんなことにイライラすることも多い。
それをイライラするなというのは無理だし、こっちも人間である。
そうではなく、そんな感情の揺れ動きや、怒りの衝動も受け入れて
まだまだ自分は未成年どころか、パパ保育園児なんだと思いながら
そんな役割も、与えられた仕事ではなくて自分で選んだもので
もっと冷静にもっと俯瞰した目線をもって、楽しんだらどうだろうと。
それがちょっと大人になったということかもしれないし
子育ては、そんな大人が楽しみながら協力してやっていくと、もしかしたらそれを受け取る子どもにも、いつの間にか、何かが伝わるものがあるのかもしれない。
そんなことを考えながら、手元の「わさビーフ」を取り出して、かじる。
いつからこれが好きになったかは、もはやわからない。
年齢とともに、とてつもなく天才的に美味しく感じるので、摩訶不思議。
そして、ふとパッケージに目をやる。
「わさビーフって、同じ世代なんや。」(ついでに製造元は地元(県)であった)
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