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"SAKEの新しい楽しみ方を考える会" - Week 1


背景

日本酒や焼酎、泡盛など日本のお酒業界は年々縮小しており、特に昨年からはコロナの影響で飲食店の需要が減ったことで大きな打撃も受けたりと、従来のお酒業界のあり方が問われています。

そんな中、CaminoSakeでは「お酒をもっと楽しく気軽に」することで、皆さんが少しでも幸せな毎日を過ごすことができる世界の実現を目指し昨年スタートしました。そんな我々が目指す飲み手・消費者に魅力あるサービスを提供することで、お酒業界全体の課題解決にも貢献したいと考えております。

仮説

このような問題の原因として、創業者自身がお酒に関わる取組をしてきた経験や多くの業界関係者や消費者の方とお話をさせて頂く中で、たどり着いた結論は、

「従来のお酒マニアや上級者以外の新たなファンに魅力あるサービスがない」

ということです。これは決して商品(お酒)の問題ではなく、サービス(飲み手の体験)としての話だと思っています。美味しいお酒はたくさんあるのですが、それを楽しむというところまでカバーした気軽に利用できるサービスがないことが問題だと思います。

つまりお酒は自力で楽しむようになった上級者やマニア、お金持ちといった一部の客層がお酒を楽しんできたので、その客層へのサービスは強化してきたものの、新たな客層へのサービスはほとんどなかった、というのが現状だと思います。そして、このような新たな客層は既存のマニア層よりずーと規模が大きいので、ここにアピールできれば業界の状況は一変すると考えています。

なので、我々の仮説は、

「新しい客層に向けた、新しいお酒の楽しみ方を提供すればお酒業界はもっと拡大する」

というものです。
そして、そのような新しい楽しみ方を考え・提供するには従来の個々人で考えるには限界があるので、造り手・伝え手・飲み手、国境、食やお酒のジャンルなど、いろんな垣根を超えたコラボレーションにより、皆で新しい楽しみ方を考え提供していく場が必要だと考えました。

Open Innovationとは

「オープンイノベーション(英: open innovation, OI)とは、自社だけでなく他社や大学、地方自治体、社会起業家など異業種、異分野が持つ技術やアイデア、サービス、ノウハウ、データ、知識などを組み合わせ、革新的なビジネスモデル、研究成果、製品開発、サービス開発、組織改革、行政改革、地域活性化、ソーシャルイノベーション、国際化、プロセス改善等につなげるイノベーションの方法論である。」 (出典:Wikipedia)

つまり「1社だけでは解決できない課題をみんなで協力することで解決しよう」という方法のことです。

"SAKEの新しい楽しみ方を考える会"においては、このOpen Innovationの考え方をもとに、「造り手」「伝え手」の皆さんと共に、造り手の商品(お酒、食、酒器など)を伝え手のノウハウ(飲み比べ、ペアリング、ミクソロジー、温度など)を組み合わせることで、様々な方法を試しながら、「飲み手」の様々なニーズや課題の解決を目指したサービスを提供していきたいと考えています。

今週のアップデート

このような想いのもと、うえも商店さんのお声がけのもの、我々の想いに共感してくれた日本酒の酒蔵さん、酒屋さん、卸売会社さんの皆さんと初めてのコールをしました!

自己紹介をした上で、同じ課題を共有していることや、新しい取り組みをやろうという想いを確認した上で、これまで各々が取り組んできた新しい取り組みや、その中で感じた課題、今後に挑戦したいことなどを話しました。

これから毎週このようなディスカッションができるコールを設定し、参加できる人は参加し参加できない人は動画を確認した上で、考えを共有できる場も準備することで、このような話し合いを続けていくことを決めました。

今後は、どのような仕組みでサービスを提供するのか、コミュニティとしてどのような枠組みとなるのかを明確にした上で、徐々にパートナーを増やし具体的にサービスを開発し提供することを目指していきます。

コミュニティグループの設立

気軽にアイデアや悩みを相談し、メンバー同士で助け合うことで一緒に解決策を考え解決し学びを共有していける、「いい人」が集い各々が誇りを持てるコミュニティを目指してFBにコミュニティグループを作成しました。お酒や食の可能性を広げ、新たなファンを獲得することで、お酒業界全体をもっと魅力的なものにしていきたいと思います!

以下のグループで随時情報も共有していきますので、我々の想いや取り組みにご興味をもたれた方は是非、こちらからコミュニティグループに参加してみてください!

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