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【1万字超え長文】自信を持って話せるようになる!4つのコミュニケーションスタイルを意識してよりよい人間関係を築こう!
よく、コミュニケーションは人間関係の基本と言われます。
「なぜわかってくれないの?」
「どうして伝わらないのだろう?」
という現象は、
実は、人と人のあいだのパターン化した関わり方のスタイルが原因で起こるということをご存じでしょうか?
コミュニケーションスタイルを意識するとは?
ある人とは、時間も忘れてしまうほど話が盛り上がるのに、
別の人とは、ふたことめには沈黙のしらけ鳥(死語!?)が飛んでくる・・・
それは、コミュニケーションスタイルの違いによるものかもしれません。
そもそもコミュニケーションとは?
コミュニケーションという言葉は、ラテン語の「 communicatio(コムニカチオ)」に由来しており、
その意味は「分かち合うこと」です。
人は社会的な生き物。
他の人とかかわりあいながら生きています。
その関わり合いの一端としてのコミュニケーションを全く取らずに
生きていくことはできません。
つまり私たちは、
好むと好まざるにかかわらず、多くの人とコミュニケーションを
取っていく必要があります。
しかし、
その生きるために必要なコミュニケーションの中で、
あなたは本当に「分かち合うこと」ができているでしょうか?
コミュニケーションのパターン化されたスタイル
実は、コミュニケーションには、いくつかのパターン化されたスタイルがあります。
「上手にコミュニケーションがとれない」
という方は、無意識のうちに相手にそぐわないコミュニケーションスタイルをとってしまっている事が多いようです。
誰にでも、考え方や価値観の違いと同じように、
コミュニケーションの癖というか、特徴がいろいろあります。
あなたの身の回りにもいませんか?
何度も同じ話を繰り返す人
頭ごなしに一方的に攻めてくる人
何を言いたいのかよくわからない人
話していると自然と楽しくなる人
ついつい話に引き込まれてしまう人
このようなコミュニケーションの特徴を知り、相手のスタイルに合わせて適切に使い分けられるようになったら、どんなにいいでしょうか。
どんな時でもトラブルなく、気持ちや考えを分かち合うことができるようになったら、素晴らしいと思いませんか?
4つのコミュニケーションスタイルを知って、楽しい人間関係を築こう
これから紹介する「4つのコミュニケーションスタイル」を参考に、 まずは自分のコミュニケーションの傾向を知ってください。
そしてさらに、相手のコミュニケーションスタイルに合わせたコミュニケーションを実践してみてください。
職場でもプライベートでも人間関係がさらに楽しくなりますよ。
4つのコミュニケーションスタイル
私たちの対人関係、ひいてはコミュニケーションスタイルのあり方は、以下の4つのタイプに分類することができます。
〇独立心旺盛!単刀直入な「リーダー」タイプ
〇冷静沈着にデータを分析する「アナリスト」タイプ
〇ノリのいい社交家「エンターテイナー」タイプ
〇人間関係重視な根回し上手「サポーター」タイプ
この4つのコミュニケーションスタイルは、米国の産業心理学者であるデイビット・メリル氏とロジャー・レイド氏によって、1960年代に提唱された『ソーシャルスタイル理論』を基に、神谷が21世紀向けに新しくコミュニケーションに特化して、わかりやすくアレンジしたものです。
『ソーシャルスタイル理論』では、人の性格や価値観は、物事の考え方や意思決定の仕方の傾向から4つに分類され、自分と相手がどのタイプに属するのかを見定めた上で、それぞれの相性に応じたコミュニケーションの方法を考える必要がある、と言われています。
それを踏襲して、まずは自分自身のコミュニケーションスタイルを知るところから始めましょう。
4つのそれぞれのタイプについて詳しくご案内します。
リーダータイプ
感情表現を押え、自分の意見を主張するコミュニケーションスタイルです。
感情を表に出さない
競争心が旺盛
成果にこだわる
無駄が嫌い
指図されるのが嫌い
独立心が強い
などの特徴があります。
リーダータイプのコミュニケーションの特徴
声は力強くメリハリが効いている
クッション言葉*が少なく、短い言葉でハッキリと話す
単刀直入にいきなり本題に入る
「結論」や「要点」だけを簡潔に伝える傾向がある
「背景」や「そうなるにいたった経緯・理由」などの説明はあまりしない
*クッション言葉: 会話の間に挟んでコミュニケーションを円滑にする言葉の総称。ビジネス上のやりとりなどでよく用いられる。例として「恐れ入りますが」「失礼ですが」などが挙げられることが多い。
簡潔に要領よく話すので、内容は伝わりやすいのですが、前後関係を話すことが少ないので、人によってはちょっと物足りないと感じることもあるかもしれません。
リーダータイプの行動の特徴
相手の目をしっかり見て、表情はあまり変わらない
身振り・手振りは少ない
決断が早い
人間関係より「事実関係」に興味の中心がある
すぐに行動に移す
どちらかというとビジネスライクな性格で、プロセスよりも結果を重視し、決断力に優れています。合理的に物事を達成して成果を上げていくタイプです。
リーダータイプの強みと弱み
リーダータイプの強み
意志が強く、周囲の意見や環境の影響を受けにくい
決断力に優れ、意思決定が早い
常に冷静で、戦略を立てるのが得意
リーダータイプの弱み
・指示されることが嫌いで、周囲のペースに合わせるのが苦手
自己主張が強く、相手の話を最後まで聞けないことも
リーダータイプとと他タイプとの相性
リーダータイプと他タイプとの相性やコミュニケーションの方法について、ご紹介します。
リーダータイプ同士の相性とコミュニケーション方法
エンターテイナータイプとの相性とコミュニケーション方法
アナリストタイプとの相性とコミュニケーション方法
サポータータイプとの相性とコミュニケーション方法
1.リーダータイプ同士の相性とコミュニケーション方法
リーダータイプ同士の相性でのメリットは、どちらも積極性と論理性が優れているため、アクティブな議論が生まれる点です。
リーダータイプ同士の相性でデメリットは、どちらも自己主張が強く、自分が認めた人でなければ指示を受けたくないため、ともすれば対立が起こりがちな点です。
リーダータイプ同士がコミュニケーションを取る際は、お互いに相手の話に耳を傾け、認めるべきところは認める姿勢を持つことが大切です。
2.エンターテイナータイプとの相性とコミュニケーション方法
リーダータイプとエンターテイナータイプの相性でのメリットは、意見を主張したがる傾向が共通しているため、活発なコミュニケーションが生まれる点です。
リーダータイプとエンターテイナータイプの相性でデメリットは、リーダータイプは論理を重視する一方で、エンターテイナータイプは感情を重視するため、会話にズレが生じがちな点です。
リーダータイプとエンターテイナータイプがコミュニケーションを取る際は、お互いに相手が自分とは逆の価値観を持っていることを理解し、相手の意見を頭ごなしに否定しない姿勢を持つことが大切です。
3.アナリストタイプとの相性とコミュニケーション方法
リーダータイプとアナリストタイプの相性でメリットは、論理性を重視する傾向が共通しているため、話が合いやすい点です。
リーダータイプとアナリストタイプの相性でデメリットは、リーダータイプは決断が早く、アナリストタイプは熟考を重ねるため、話のペースにズレが生じがちな点です。
リーダータイプとアナリストタイプがコミュニケーションを取る際は、お互いに結論の早さとデータの分析がどちらも重要であることを認識し、相手の話のペースに合わせる姿勢を持つことが大切です。
4.サポータータイプとの相性とコミュニケーション方法
リーダータイプとサポータータイプは、性格や価値観に共通する傾向がないため、あまり相性が良くないといえるでしょう。それぞれと共通する傾向を持つエンターテイナータイプやアナリストタイプが間に入ることで、コミュニケーションが取りやすくなります。
ただ、リーダータイプとサポータータイプの相性が悪いというのは、両者間のコミュニケーションに限った話です。正反対のタイプ同士は、お互いに相手の苦手な点を補い合える関係とも言えるため、上手く役割分担できれば非常に効率の良いチームワークを発揮します。
リーダータイプとサポータータイプがコミュニケーションを取る際は、お互いの性格や価値観が正反対であることを理解した上で、自分には無い視点を尊重する姿勢を持つことが大切です。
リーダータイプの全体像
自己主張が強く、感情表現が控えめなリーダータイプは、勝負事を好み決断力に優れていることから、経営者のような人の上に立つ仕事が向いているタイプだと言われています。
合理的で仕事ができるタイプですが、目的達成のためには厳しい判断でも躊躇なく行うため、協調的で自己主張が苦手なサポータータイプとの相性があまり良くない傾向があります。
アナリストタイプ
感情表現を押え、人の意見を聞くコミュニケーションスタイルです。
・感情表現も主張も控えめ
・堅苦しく見える
・慎重派で綿密に計画する
・決定まで時間をかける
・粘り強い
・論理を重視する
などの特徴があります。
普段はあまり感情を表に出さず、自分が話すよりも聞き手側に回るタイプです。独特の価値観や雰囲気を持っている人が多く、データの収集や分析に黙々と取り組みます。
アナリストタイプのコミュニケーションの特徴
声の大きさやトーンは一定しており、あまり抑揚はない
落ち着いた様子で、ゆっくりと話す
「クッション言葉*」や「接続詞」を好む
背景・状況説明や理由を説明した後、最後に結論を言う
一文が長く、断言を避ける傾向がある
*クッション言葉: 会話の間に挟んでコミュニケーションを円滑にする言葉の総称。ビジネス上のやりとりなどでよく用いられる。例として「恐れ入りますが」「失礼ですが」などが挙げられることが多い。(Weblio辞典より)
アナリストタイプの行動の特徴
あまりアイコンタクトを取らず視線も外しがち
表情はあまり変化せず、身振り・手振りも少ない
時間をかけても精度や質の高いものを求める
興味の中心は、人間関係より「事実関係」や「課題」
行動に移すまでにしっかり検討し、行動自体も慎重に行う
アナリストタイプの強みと弱み
アナリストタイプの強み
常に冷静で、データの収集や分析が得意
思慮深く、他者の意見の取り入れが上手い
何事も論理的に考えるため、周囲に振り回されない
アナリストタイプの弱み
論理を重視するため理屈っぽく、団体行動が苦手
データを重視するため、決断に時間がかかりがち
アナリストタイプと他タイプとの相性
アナリストタイプと他タイプとの相性やコミュニケーションの方法について、4種類のコミュニケーションスタイルごとに詳しくご紹介します。
アナリストタイプ同士の相性とコミュニケーション方法
リーダータイプとの相性とコミュニケーション方法
サポータータイプとの相性とコミュニケーション方法
エンターテイナータイプとの相性とコミュニケーション方法
1.アナリストタイプ同士の相性とコミュニケーション方法
アナリストタイプ同士の相性でメリットは、お互いに論理的で分析力に優れているため、建設的な議論が生まれる点です。
アナリストタイプ同士の相性でデメリットは、お互いに自己主張が控えめで、口に出さずに頭の中で考えるため、意思統一や情報共有が不足しがちな点です。
アナリストタイプ同士でコミュニケーションを取る際は、お互いに自分からの発言が苦手であることを意識して、頭の中の考えを言葉にして相手に伝えようとする姿勢を持つことが大切です。
2.リーダータイプとの相性とコミュニケーション方法
アナリストタイプとリーダータイプの相性でメリットは、論理性を重視する傾向が共通しているため、話が合いやすい点です。
アナリストタイプとリーダータイプの相性でデメリットは、リーダータイプは決断が早く、アナリストタイプは熟考を重ねるため、話のペースにズレが生じがちな点です。
アナリストタイプとリーダータイプがコミュニケーションを取る際は、お互いに結論の早さとデータの分析がどちらも重要であることを認識し、相手の話のペースに合わせる姿勢を持つことが大切です。
3.サポータータイプとの相性とコミュニケーション方法
アナリストタイプとサポータータイプの相性でメリットは、相手の意見を聞こうとする傾向が共通しているため、コミュニケーションの摩擦が起きにくい点です。
アナリストタイプとサポータータイプの相性でデメリットは、サポータータイプは感情を重視し、アナリストタイプは論理を重視するため、会話に食い違いが生じやすい点です。
アナリストタイプとサポータータイプがコミュニケーションを取る際は、お互いに相手が自分とは逆の価値観を持っていることを理解し、自分の意見が相手に伝わるように努力する姿勢を持つことが大切です。
4.エンターテイナータイプとの相性とコミュニケーション方法
アナリストタイプとエンターテイナータイプは、性格や価値観に共通する傾向がないため、あまり相性が良くありません。それぞれと共通する傾向を持つリーダータイプやサポータータイプが間に入ることで、コミュニケーションが取りやすくなります。
ただ、アナリストタイプとエンターテイナータイプの相性が悪いというのは、両者間のコミュニケーションに限った話です。正反対のタイプ同士は、お互いに相手の苦手な点を補い合える関係とも言えるため、上手く役割分担できれば非常に効率の良いチームワークを発揮します。
アナリストタイプとエンターテイナータイプがコミュニケーションを取る際は、お互いの性格や価値観が正反対であることを理解した上で、自分にはない視点を尊重する姿勢を持つことが大切です。
アナリストタイプの全体像
自己主張が弱く、感情表現が控えめなアナリストタイプは、データの分析や論理的思考力に優れていることから、エンジニアやプログラマーのような仕事に向いていると言われています。
論理的で冷静なタイプですが、意思伝達が苦手で自分の頭の中だけで考えるため、社交的で自己主張が強いエンターテイナータイプとの相性があまり良くない傾向があります。
エンターテイナータイプ
感情表現が豊かで、意見も主張するタイプです。
・表情が豊かで話し好き
・喜怒哀楽を表に出す
・オープンな性格
・熱中しやすい
・明るくて楽観的
・周囲から承認されるのが大好き
などが特徴です
エンターテイナータイプのコミュニケーションの特徴
はっきりとした声で抑揚をつけて話す
明るく感情を込めて、テンポよく話す
キーワードをうまく使って印象に残る話し方をする
ときどきジョークをはさみながら話す
エピソード*を語るのが好きなので、話は長くなりがち
*エピソード: 物語・事件の大筋の間にはさむ話。挿話(そうわ)。また、その人にまつわる(その人の隠れた一面をあらわすような)、ちょっとした話題。(Oxford Languageより)
ノリノリで話しているうちに、話の筋が脱線し、自分でも何を話していたのかわからなくなることもありますが、聞いていて楽しいのはこのタイプです。
エンターテイナータイプの行動の特徴
笑顔で、しっかりとアイコンタクトを取る
話の内容に合わせて、身振り手振りも大きく使う
周りを巻き込みながら行動する
人間関係に興味を抱いている
プロセスを大事にする
エンターテイナータイプの強みと弱み
エンターテイナータイプの強み
斬新な発想や新しいことを創造するのが得意
意思決定が早く、細かいことを気にしない
面倒見が良く、周囲の盛り上げ役となる
エンターテイナータイプの弱み
直感的に行動するため、気分によって意見が変わることがある
楽しさを重視するあまり、時間や予定にルーズになりがち
エンターテイナータイプと他タイプとの相性
エンターテイナータイプと他タイプとの相性やコミュニケーションの方法について、4種類のソーシャルスタイルごとに詳しくご紹介します。
1.エンターテイナー同士の相性とコミュニケーション方法
2.リーダータイプとの相性とコミュニケーション方法
3.サポータータイプとの相性とコミュニケーション方法
4.アナリストタイプとの相性とコミュニケーション方法
1.エンターテイナー同士の相性とコミュニケーション方法
エンターテイナータイプ同士の相性でメリットは、お互いに社交的でノリが良いため、明るい雰囲気が生まれる点です。
エンターテイナータイプ同士の相性でデメリットは、お互いに直感的でノリと勢いを優先するため、細かい部分で粗が目立つ点です。
エンターテイナータイプ同士でコミュニケーションを取る際は、お互いに楽しさばかりを優先するだけでなく、細かく決めるべきことについてはきちんと確認する姿勢を持つことが大切です。
2.リーダータイプとの相性とコミュニケーション方法
エンターテイナータイプとリーダータイプの相性でメリットは、意見を主張したがる傾向が共通しているため、活発なコミュニケーションが生まれる点です。
エンターテイナータイプとリーダータイプの相性でデメリットは、エンターテイナータイプは感情を重視し、リーダータイプは論理を重視するため、会話に食い違いが生じやすい点です。
エンターテイナータイプとリーダータイプがコミュニケーションを取る際は、お互いに相手が自分とは逆の価値観を持っていることを理解し、相手の意見を頭ごなしに否定しない姿勢を持つことが大切です。
3.サポータータイプとの相性とコミュニケーション方法
エンターテイナータイプとサポータータイプの相性でメリットは、感情を重視する傾向が共通しているため、話が合いやすい点です。
エンターテイナータイプとサポータータイプの相性でデメリットは、エンターテイナータイプは自己主張が強く、サポータータイプは自己主張が弱いため、会話が一方的になりがちな点です。
エンターテイナータイプとサポータータイプがコミュニケーションを取る際は、お互いに相手の話のペースに合わせることを意識し、話すばかり・聞くばかりにならないように意識することが大切です。
4.アナリストタイプとの相性とコミュニケーション方法
エンターテイナータイプとアナリストタイプは、性格や価値観に共通する傾向がないため、あまり相性が良くありません。それぞれと共通する傾向を持つリーダータイプやサポータータイプが間に入ることで、コミュニケーションが取りやすくなります。
ただし、エンターテイナータイプとアナリストタイプの相性が悪いというのは、両者間のコミュニケーションに限った話です。正反対のタイプ同士は、お互いに相手の苦手な点を補い合える関係とも言えるため、上手く役割分担できれば非常に効率の良いチームワークを発揮します。
エンターテイナータイプとアナリストタイプがコミュニケーションを取る際は、お互いの性格や価値観が正反対であることを理解した上で、自分にはない視点を尊重する姿勢を持つことが大切です。
エンターテイナータイプの全体像
感情表現と自己主張が強いエンターテイナータイプは、行動力や発想力に優れていることから、起業家のようなチャレンジ精神の強い人に多いタイプだと言われています。
社交的でまわりの雰囲気を盛り上げるのが得意なタイプですが、仕事でもプライベートでも、ノリと勢いを重視するあまり論理が二の次になることがあるため、論理的で自己主張が苦手なアナリストタイプとの相性があまり良くない傾向があります。
サポータータイプ
感情表現は豊かで、人の意見を聞くコミュニケーションスタイルです。
・温和で親しみやすい
・周囲に気を配る
・依存心が強い
・人と競争するのが嫌い
・聞き上手
・世話好き
などの特徴があります。
サポータータイプのコミュニケーションの特徴
和やかな表情でゆっくりと話す
適度な大きさの声で抑揚もソフト
「クッション言葉*」や「前置きの言葉」が多い
やわらかい言葉使いを多用し、固すぎない敬語表現を好む
相手の発言を促す問いかけるような話し方
*クッション言葉: 会話の間に挟んでコミュニケーションを円滑にする言葉の総称。ビジネス上のやりとりなどでよく用いられる。例として「恐れ入りますが」「失礼ですが」などが挙げられることが多い。(Weblio辞典より)
サポータータイプの行動の特徴
常に口角が上がっており、ほがらかな笑顔
控えめな身振り手振りをする
人知れず「縁の下の力持ち」な行動が多い
まわりの意見を取り入れながら、八方良しの総意とりまとめをする
みんなを励ましサポートすることが得意
サポータータイプとは、自己主張が弱く、感情表現が豊かなタイプです。
周囲の気持ちに敏感で、自分の話をするよりも相手の話に耳を傾けるタイプです。いつも明るく、自分のことよりも組織全体の調和を重視します。
サポータータイプの強みと弱み
サポータータイプの強み
和やかな雰囲気で、人間関係をうまく構築することができる
人の意見を積極的に取り入れる聞き上手である
周囲の変化に敏感で、困っている人がいれば自然にサポートする
サポータータイプの弱み
「八方よし」を目指すあまり、優柔不断で意思決定が苦手
客観的な事実よりも、自分の感情や人の意見を優先しがち
サポータータイプと他タイプとの相性
サポータータイプと他タイプとの相性やコミュニケーションの方法について、4種類のスタイルごとに詳しくご紹介します。
サポータータイプ同士の相性とコミュニケーション方法
エンターテイナータイプとの相性とコミュニケーション方法
アナリストタイプとの相性とコミュニケーション方法
リーダータイプとの相性とコミュニケーション方法
1.サポータータイプ同士の相性とコミュニケーション方法
サポータータイプ同士の相性でメリットは、お互いに協調的で共感力が優れているため、和やかな雰囲気が生まれる点です。
サポータータイプ同士の相性でデメリットは、お互いに相手の意見を尊重しようとするため、結論が出るまでに時間がかかりすぎる点です。
サポータータイプ同士でコミュニケーションを取る際は、お互いに意思決定が苦手であることを意識して、言うべき意見はハッキリ言う姿勢を持つことが大切です。
2.エンターテイナータイプとの相性とコミュニケーション方法
サポータータイプとエンターテイナータイプの相性でメリットは、感情を重視する傾向が共通しているため、話が合いやすい点です。
サポータータイプとエンターテイナータイプの相性でデメリットは、サポータータイプは自己主張が弱く、エンターテイナータイプは自己主張が強いため、会話が一方的になりがちな点です。
サポータータイプとエンターテイナータイプがコミュニケーションを取る際は、お互いに相手の話のペースに合わせることを意識し、話すばかり・聞くばかりにならないように意識することが大切です。
3.アナリストタイプとの相性とコミュニケーション方法
サポータータイプとアナリストタイプの相性でメリットは、相手の意見を聞こうとする傾向が共通しているため、コミュニケーションの摩擦が起きにくい点です。
サポータータイプとアナリストタイプの相性でデメリットは、サポータータイプは感情を重視し、アナリストタイプは論理を重視するため、会話に食い違いが生じやすい点です。
サポータータイプとアナリストタイプがコミュニケーションを取る際は、お互いに相手が自分とは逆の価値観を持っていることを理解し、自分の意見が相手に伝わるように努力する姿勢を持つことが大切です。
4.リーダータイプとの相性とコミュニケーション方法
サポータータイプとリーダータイプは、性格や価値観に共通する傾向がないため、あまり相性が良くありません。それぞれと共通する傾向を持つエンターテイナータイプやアナリストタイプが間に入ることで、コミュニケーションが取りやすくなります。
ただし、サポータータイプとリーダータイプの相性が悪いというのは、両者間のコミュニケーションに限った話です。正反対のタイプ同士は、お互いに相手の苦手な点を補い合える関係とも言えるため、上手く役割分担できれば非常に効率の良いチームワークを発揮します。
サポータータイプとリーダータイプがコミュニケーションを取る際は、お互いの性格や価値観が正反対であることを理解した上で、自分には無い視点を尊重する姿勢を持つことが大切です。
サポータータイプの人間関係全体像
自己主張が控えめで、感情表現が豊かなサポータータイプは、協調力や共感力に優れていることから、周囲をサポートする仕事に向いているタイプだと言われています。
協調的で人間関係の構築が得意なタイプですが、意思決定が苦手で全体の調和を重視するため、論理的で自己主張が強いリーダータイプとの相性があまり良くない傾向があります。
4つのコミュニケーションスタイル まとめ
自分のコミュニケーションスタイルを知ることも大切ですが、もっと大切なのはそれをどう活かしていくか、ということです。
4つのコミュニケーションスタイルでは、それぞれのタイプのコミュニケーションの傾向がわかります。
これを理解したうえで、それに合わせたコミュニケーションを取れるようにすることが目的です。
相手に合わせて柔軟に物事を考え、臨機応変に対応していく、適応力がここでは問われます。
相手の望むコミュニケーションをすれば、あなたは相手にとって好ましい存在となり、信頼を得ることができます。
ただし、4つのコミュニケーションスタイルについて知ったからといって、すぐにコミュニケーションがうまく取れるようになるものではありません。
何事も練習が必要です。
日々の生活の中で、この4つのコミュニケーションスタイルを意識して、相手によってコミュニケーションを適応させるレッスンを重ねてくださいね。
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