続・ミラーレスに移行中にフォトグラファーが思ったこと
先日、キヤノン使いの筆者がミラーレスに移行中、思ったこと、感じたことを書いた。今日はその続き。
シューカバーその後
この時にEOS R6マーク2のシューカバーについて、無くしやすいと思っていたら本当になくなったことについて記した。あれだけ気をつけていてどうして無くすのだろうと少々ショックを受けていたら、案の定出てきた。
撮影現場で照明機材を取り出していたところ、何度もひっくり返して探したはずのシンタンクフォトのバックパックからポロリと落ちてきた。推測だが、シューカバーにパーマセルを貼っていたために、照明機材に付着していたのではないかと思う。無くしたと思い込んでいた日は、別のフラッシュを装着するためにシューカバーを外し、その日は使わなかった照明機材を入れていたバックパック内側のポケットに入れ、その後バックパックを閉じて担いだので、その時に粘着したのかもしれない。その照明機材はシューカバーが出てきたその日まで使うことがなかった。
ということでシューカバーが2枚になったので、しばらく予備として取っておこうかと思う。
ファームウェアアップデート
前回記事を書いてから、新しいファームウェア(1.4.0)のリリースがあり、早速アップデートしてみた。カメラがスリープ状態(オートオフの状態)からシャッターボタン半押しなどで撮影可能状態まで戻るスピードが速くなった。以前の記事で触れなかったと思うが、5D3と比べて遅くて若干ストレスを感じていた部分なので、嬉しい。一方で、トレードオフなのかもしれないが、電池の消費が速くなった気がする。
慣れれば使いやすい点
ミラーレスを使う前のことだが、レンズを地面に向けたままカメラのファインダーを覗いているフォトグラファーが多いことに気づいた。後で分かったことだが、光学ファインダーの一眼レフと違い、電子ファインダーのミラーレスでは撮影後に写真を確認する際、ファインダーに写真を表示できる。そのため撮影対象物にレンズを向けることなく、ファインダーを覗いている人が多いのだった。
初期設定は顔をファインダーから話すと背面モニターに切り替わるようになっていたと思う。しかし意図せず背面モニターが光るのはあまり好きではないし、可能な限りファインダーを使って撮影したい。するとファインダーのみの表示にして背面モニターは必要な時だけ手動で切り替えるということになる。切り替えには親指で操作できる背面のボタンの一つを割り当てた。そうすると他人に写真を見せたり、バリアングルを使って撮影したりする以外はファインダーで完結することになる。カードのフォーマットやいろんな設定の変更までファインダーを覗き込んでやっている。
多分、他の多くのフォトグラファーも似たような使い方をしているのではないかと思う。もっともファインダーを覗き込んでいる時はある意味無防備なので、周りにいる人を確認しながら操作した方がいいかもしれない。
最初は慣れが必要だが、ファインダーだけで完結すると対象物との視覚的距離が一定となるので、遠視や老眼には優しいと思う。慣れれば多くの人にとって使いやすいのではないか。
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