今年初めて見つけた小さい秋
東北に住んでいる友人が、毎年お盆過ぎぐらいに、庭で作った夏野菜を送ってくれる。今年も届く。手紙に曰く「連日の猛暑でキュウリやピーマンが不作でした」とのこと。それでもナスやゴーヤを送ってくれて。ありがたい。その野菜は毎年、絶対にザルに盛って送ってくる。なので、家には使わないザルが毎年ひとつずつ増えていく・・・。そのザルに盛られた野菜の上にホオズキが一枝、乗っていて。それを見て「絵になるなぁ」と思って。周りの野菜に霧吹きで水を吹きかけ、単焦点のレンズでパチリ。そのあと、ホオズキの枝は水に活けておいて。
その後、そのホオズキの枝は、葉はシワシワに枯れてしまったが、ホオズキ自体はオレンジ色になってきて。「キレイだな」と思う。なので、それをまた単焦点レンズでパチリ。
ふと、気がつく。「あ、ホオズキがオレンジになるのって、もしかして紅葉なのかな?」と。こんなに暑いのに、植物はもう秋を察しているようで。というのが、今年初めて見つけた小さい秋でした。ということで、友人よ、毎年、いろいろ送ってくれて、ありがとう。年に一度といわず、毎月送っていただいてもかまいません。できれば野菜よりもビールを多めで。
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